試合結果
04月25日(木) 対Giants 6回戦(明治神宮野球場)
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | TOTAL | H | E |
Giants | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | 8 | 1 |
Swallows | 0 | 0 | 5 | 2 | 1 | 0 | 3 | 0 | X | 11 | 18 | 0 |
勝投手 | スアレス | (1勝0敗) |
敗投手 | 菅野 | (3勝2敗) |
Swallows | 青木4号(2ラン) | (3回:菅野) |
Swallows | 山田5号(ソロ) | (3回:菅野) |
Swallows | バレンティン5号(ソロ) | (3回:菅野) |
Swallows | 山田6号(2ラン) | (7回:桜井) |
Swallows | バレンティン6号(ソロ) | (7回:桜井) |
【試合概要・感想】
プロ野球2019 セ・リーグ Swallows VS Giants 6回戦(明治神宮野球場)
Swallows先発は来日初登板のスアレス。Giants先発は不動のエース・菅野智之。Swallowsの天敵とも言える相手にどう挑むのか。
1回、2回は両軍共にチャンスは作ったが得点ならず。
試合が動いたのは3回裏。Swallowsはこの回先頭の川端慎吾がヒットで出塁。すると続く青木宣親が菅野のスライダーを完璧に捉えライトスタンドへ先制の2ランホームランを放つ。さらに続く山田哲人がやはりスライダーを狙い打ち、レフトスタンド中段へ運ぶソロホームラン。そしてバレンティンが菅野のシュートをこれまたレフトスタンド中段へ運ぶ3者連続となるソロホームランを放ち、4点を先制。さらに雄平がヒットで出塁すると太田賢吾が送りバントで1アウト2塁。そして村上宗隆がレフト前タイムリーヒットを放ち、この回一挙5点を先取。苦手・菅野を相手に猛攻を浴びせた。
さらに4回裏、1アウトから青木、山田の連続ヒットで1アウト1、2塁とするとバレンティンがレフト前タイムリーヒットで1点を追加。6-0として、菅野をマウンドから引きずり下ろす。続いてマウンドに上がったのは高木京介。しかし雄平にヒットを浴び1アウト満塁とすると、太田賢吾はセンターへの犠牲フライを放ち、この回2点目。7-0とする。
5回裏、スアレス三振のあと、川端、青木、山田と3者連続四球で満塁とすると、バレンティンがセンターへの犠牲フライを放ち8点目。しかし、雄平は空振り三振に倒れこの回は1点止まり。
7回裏、2アウトから青木がヒットで出塁すると、山田がこの回からマウンドに上がった桜井俊貴からセンターバックスクリーン左へ2ランホームランを放り込み、ついに2桁得点10-0とする。さらに続くバレンティンが内角低めのストレートをレフトスタンド中段に運び込む2者連続となるソロホームランで11-0。
8回表、Giantsは2アウト2塁から岡本がレフトへのタイムリーヒットを放ち、1点を返す。
さらに9回表、先頭の中島裕之がレフトへの2塁打で出塁。続く山本泰寛は四球を選び、大城卓三がレフト前ヒットでノーアウト満塁のチャンス。ここで石川慎吾のダブルプレーの間に3塁ランナーが還り11-2。最後は田中俊太を空振り三振に斬って取り、Swallowsがここ2日間の鬱憤を晴らすかの様な大勝で首位争いに留まった。
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初登板・初先発のスアレスは、丁寧にコントロールをついて打たせて取るピッチングで、6回を零封。被安打3、奪三振4、与四球1と充分な出来だった。スタミナがつけば、7回あるいは8回くらいは投げてくれそうなピッチングだった。
何と言っても今日は打線が良かった。調子の良くない菅野の失投を見逃さず、3回は3者連続ホームランを浴びせるなど、菅野を4回途中7失点でマウンドから引きずり下ろすことに成功。苦手意識が払拭できれば良いのだが。また、7回にも山田・バレンティンの2者連続ホームランなど、今季最多の18安打を放ち、ここ2試合なりを潜めていた打線が復活。
この状態を続けて、7連勝中のCarp戦に挑みたい。開幕直後は調子が悪かったが、さすがに昨年の覇者。ここに来て調子を上げてきて『鯉のぼり』を目指しているので、そこを何とか叩き、上位戦線に踏ん張りたいところ。明日、1日しっかりと休養して、投手陣は疲労が溜まってきているので、何とか元気よく打ち勝ってもらいたい。