試合結果
10月18日(日) 対Tigers 20回戦(阪神甲子園野球場)
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | TOTAL | H | E |
Swallows | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 | 12 | 0 |
Tigers | 4 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 6 | 10 | 1 |
勝投手 | 秋山拓巳 | (8勝3敗0S) |
敗投手 | 小川泰弘 | (9勝6敗0S) |
セーブ | スアレス | (2勝1敗21S) |
Tigers | ボーア17号(2ラン) | (1回:小川) |
Swallows | 村上宗隆23号(3ラン) | (5回:秋山) |
【試合概要】
ゲーム展開
Tigersの先発はこのところ安定したピッチングで、今季15試合に先発し7勝3敗の秋山拓巳。対Swallows戦では6戦4勝負け無しと相性が良い。対するSwallowsの先発は、9/20に9勝目を挙げてから連敗し、なかなか10勝目が遠い小川泰弘。両先発で試合開始。
1回表、Swallowsの攻撃。1アウトから2番・坂口智隆が1ストライクからの2球目、外寄りのカットボールを引っ張って1、2塁間を破るライト前ヒットで出塁。これで坂口は通算1,500安打まであと1本とした。山田哲人がスタメンを外れたため、3番に入った青木宣親。3球目を打ってセンターフライに倒れ2アウト1塁。続く4番・村上宗隆が1ボール1ストライクから真ん中寄りのカットボールを引っ張ってライト線を破るツーベースヒット。1塁ランナー坂口がホームまで生還し、Swallowsが1点を先制した。【神0-1ヤ】
1回裏、Tigersの攻撃。先頭の近本光司をショートゴロに打ち取り1アウト。2番は今季初出場の5年目・板山祐太郎。1ボール2ストライクと追い込んでからの4球目、外角低めのストレートを上手く捉えられ、センター返しで出塁される。3番・糸井嘉男には2ボール1ストライクからの甘く入ったカットボールを引っ張りライトへのツーベースヒット。これで1アウト2、3塁のピンチ。続く4番・大山悠輔にはフルカウントから内角低めのストレートを上手くライト前に運ばれ、ランナー2人が還ってTigersに逆転を許す。2アウト後、6番・ボーア。2ボール1ストライクの4球目、落ちきらないチェンジアップを捉えられ、右中間スタンドに運ばれる第17号2ランホームラン。小川は初回に早くも4失点と苦しい立ち上がり。【神4-1ヤ】
2回表、Swallowsの攻撃。この回先頭の宮本丈。山田哲人の代わりにセカンドでスタメン出場。2ボール2ストライクからの高めストレートを、セカンドの左を抜くセンター前ヒットで出塁。続く山崎晃大朗が1ボール2ストライクからの5球目、外角低めのシュートを引っかけてセカンドゴロ。2塁フォースアウトで1塁ランナーが入れ替わる。8番・西浦直亨が2球目の低めストレートを上手く捉えてセンター前ヒット。1アウト1、2塁。ピッチャー・小川が送りバントを決め2アウト2、3塁。打順はトップに返ってエスコバー。1ボールからの2球目、低めのストレートをライトへ弾き返すがライトライナー。この回得点ならず。
2回裏、Tigersの攻撃。連続空振り三振で2アウトを取ったあと、打順はトップに返って近本光司。3球目のボール球のフォークボールをバットの先に当てられフラフラッと上がった打球はセンター前にポトリと落ちるヒット。2アウト1塁。続く2番・板山には1ボール2ストライクと追い込んでから5球目、高めのカットボールを詰まりながらもセンター前へ。近本がスタートを切っていたため3塁へ。2アウト1、3塁のピンチ。ここで高津監督、早くも小川を諦め、2番手投手に長谷川宙輝をマウンドへ。長谷川は3番・糸井をショートゴロに打ち取り、この回は無失点で切り抜ける。
4回裏、Tigersの攻撃。この回からSwallowsは3番手に今野龍太をマウンドへ。この回先頭の梅野隆太郎にカーブを上手く三遊間に転がされ、レフト前ヒットでノーアウトのランナーを出す。続く小幡竜平は2球目の内角高めのストレートをレフト前に落とされ、ノーアウトランナー1、2塁。ピッチャー・秋山は2球目をバントの構えからバスター。高く上がったバウンドはキャッチャーゴロとなり、ランナーがそれぞれ進塁。1アウト2、3塁のピンチ。打順はトップに返って近本。5球目の高めストレートを打ってショートゴロ。3塁ランナーが挟まれタッチアウト。近本はその間に2塁へ。2アウト2、3塁。2番・板山の2球目、カーブがワンバウンドしワイルドピッチとなり3塁ランナーが生還してTigersが1点を追加。なおも2アウト3塁。結局板山はフルカウントから四球で歩かせ2アウト1、3塁。3番・糸井を迎える。4球目、膝元のストレートを引っ張って1、2塁間を破るライト前へのタイムリーヒット。Tigersにこの回さらに1点を追加される。【神6-1ヤ】
5回表、Swallowsの攻撃。1アウトから2番・坂口。3球目、真ん中に入ったカットボールをライトへ打ち上げる。ライト・糸井が落下点に入ったが、まさかの落球。坂口は3塁まで到達。記録はライト・糸井のエラー。1,500安打達成ならず。続く青木はフルカウントから四球を選び1アウト1、3塁で4番・村上。この日2塁打をすでに2本打っている。秋山の2球目、外角のシュートをやや詰まりながらも逆方向に弾き返し、打球はレフトスタンドへ!村上の第23号3ランホームランで2点差に詰め寄る。村上は3打数3安打の猛打賞。【神6-4ヤ】
9回表、Swallowsの攻撃。この回からTigersは抑えのスアレスがマウンドへ。先頭のエスコバー、2番・坂口を連続で空振り三振に打ち取るが、3番・青木が2球目、外角低めのツーシームをセンター前に弾き返し出塁する。ここで青木に代走・田代将太郎を起用する。続くバッターは今日は猛打賞の村上。3球目の浮いたスプリットを右中間に運ぶタイムリーツーベースヒット。村上、今日は5打数4安打1本塁打5打点と1人で全得点を叩き出した。続く西田明央が2球目のツーシームをピッチャー返しでセンター前ヒット。2アウト1、3塁と同点のチャンス。西田には代走・廣岡大志が起用される。ここで今日2安打を放っている宮本丈。しかし、2球目、高めのストレートを打ち上げてしまい、レフトフライに倒れ、試合終了。【神6-5ヤ】
6-5でSwallowsは破れ、連敗となった。
試合感想
小川の調子が悪かったのが全て。1回の4失点で継投策から何から、全ての予定が狂った試合だった。ただ、結果的に接戦のように見えたのは、ひとえに善田展を叩き出した村上のお陰であって、5点取って勝てない投手陣ではどうにもならない。
坂口智隆選手があと1安打で通算1,500本安打達成だが、明日に持ち越しか。
明日は雨天中止となった試合が急遽順延で組まれている。詳細は下記の通り。
最後まで観戦された皆さま、お疲れ様でした。
次試合の予定
日程 | 10/19(月) | ||
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対戦カード | Tigers | VS | Swallows |
対戦 | 21回戦 | ||
球場 | 阪神甲子園野球場 | ||
試合開始時間 | 18:00 |
予告先発
Swallows | スアレス |
Tigers | ガンケル |