【燕】延長10回、山田の犠飛で勝ち越し! (09/02)

試合結果

09月02日(水) 対Tigers 14回戦(阪神甲子園野球場)

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 TOTAL H E
Swallows 0 1 1 0 0 0 0 0 0 1 3 10 0
Tigers 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2 8 1
勝投手 石山泰稚 (3勝1敗9S)
敗投手 馬場皐輔 (1勝1敗0S)
セーブ 近藤一樹 (0勝0敗1S)
Tigers サンズ14号(2ラン) (7回:山中)

【試合概要】

ゲーム展開

Tigersの先発は、2勝5敗と負け先行ながら、打線の援護に恵まれずに勝ち星を逃している印象の強いガルシア。一方のSwallowsは8月16日以来の登板となる、『イケメンサブマリン』の山中浩史。両先発で試合開始。

まず先手を取ったのはSwallows。2回の表、この回先頭打者の村上宗隆。ガルシアの3球目、高めのストレートを叩きセンターの頭上を越える3ベースヒットでノーアウト3塁とチャンスを作る。続く塩見泰隆がフルカウントから粘って8球目を打ちセカンドゴロ。その間に村上が生還し、1点をSwallowsが先制する。

3回表、1アウトからトップバッターの坂口智隆が当てただけの打球がショートへ。これをショート木浪がエラー。1アウト1塁。2番・青木宣親はフルカウントから7球目、真ん中に入ったスライダーをレフト前に運び1アウト1、2塁。3番・山田哲人が外角のチェンジアップを打ち、打球はショートの右をゴロで抜けていく。2塁ランナー・坂口が生還し、Swallowsが2点目を奪う。

ガルシアには4回から6回まではSwallows打線をヒット1本に抑えられたが、その後マウンドを降りる。一方の山中は4回に1アウト1、2塁のピンチを背負ったが、後続を断ち、6回を終わって0-2とSwallows2点リードのまま7回に進む。

7回表、この回からTigersは2番手の望月惇志が登板。Swallowsは中山翔太に代打・山崎晃大朗を起用。その山崎がショートの頭上を越えるレフト前ヒットでノーアウト1塁。続く8番・中村悠平は低めのストレートをセンター前に弾き返し、ノーアウト1、2塁とチャンスを作る。しかし、山中はスリーバント失敗で1アウトとなる。打順はトップに返って坂口。しかし、2球目を打ってセカンドゴロ。4-6-3のダブルプレーでチャンスが潰える。追加点を奪えなかったのは痛い。

そして7回裏。先頭打者の糸井嘉男が詰まりながらもセンター前に弾き返され、ノーアウトのランナーとして出塁を許す。そして迎えた4番・サンズ。3ボール1ストライクからの5球目、外角のスライダーをジャストミートされ、打球は左中間スタンドへ。サンズの一振りで2-2の同点に追いつかれる。ここで山中は降板、マクガフにスイッチ。山中は6回0/3を投げて83球、被安打4、被本塁打1、奪三振6、与四死球0、失点2(自責点2)という内容。

マクガフは後続の大山悠輔、ボーア、小幡竜平を3者連続空振り三振に斬って取り、追加点は許さず。

Tigersは8回を岩崎優、9回をスアレスが投げ、Swallows打線は0点に抑えられる。Swallowsも8回を清水昇、9回を石山泰稚が0点に抑え、試合は延長戦に。

10回表、Tigersは馬場皐輔が登板。Swallowsは代打・宮本丈。5球目の低めストレートをピッチャー返し。ゴロで打球はセンター前に抜けていき、ノーアウトのランナーとして出塁。宮本には代走・上田剛史が起用される。打順はトップに返って坂口。坂口は1ボールからの2球目をキッチリと送りバント。これで1アウト2塁に。2番・青木が4球目のカーブを上手くレフト前に運び、これで1アウト1、3塁のチャンス。青木には代走・廣岡大志が起用される。そして迎えるバッターは3番・山田。2ストライクと追い込まれてから、4球目を迎えるところで馬場の投球動作に入るまでの時間がやや長く、1塁への注意が損なわれたところで廣岡大志がスチール。1アウト2、3塁となる。1ボール2ストライクからの6球目、高めのストレートを左中間フェンス際まで持って行き、余裕の犠牲フライで1点を勝ち越す!ここで馬場から能見篤史にスイッチ。能見は村上、塩見と連続四球で2アウト満塁となるが、エスコバーはショートフライに打ち取られ、この回1点止まりに終わった。

最終回、マウンドには近藤一樹が上がる。先頭打者の代打・福留孝介はセンターへの打球。これを下がりながらセンター山崎がジャンピングキャッチで1アウト。山崎のファインプレーが飛び出した。ただ、続く梅野隆太郎には2球目、真ん中に入ったスライダーをレフト前に運ばれると、途中出場の中谷将大に初球のストレートを上手くセンター前に弾き返し、1アウト1、2塁のピンチ。ここで打順はトップに返って近本光司。この日はまだノーヒット。2ボール1ストライクからの4球目、高めのストレートでショートゴロ。6-4-3のダブルプレーに打ち取り、試合終了。最後まで目が離せない試合だったが、延長10回、2-3でSwallowsが勝利した。

試合感想

チャンスでキッチリと犠牲フライを打った山田哲人の殊勲打。もちろんこれは大きいが、チャンスを作った宮本、坂口、青木と、青木の代走で相手の隙を突き2塁を陥れた廣岡。彼らの活躍がなければ、山田の犠牲フライには繋がらなかったので、彼らも同様に褒めてあげたい。

先発・山中は、サンズへの1球だけが悔やまれるが、QSは記録しており、先発としての役割は果たしたと言って良い。そのあとを継いだマクガフ、清水、石山が踏ん張ったのも大きい。最後、近藤がピンチを背負ったが、やや甘い球を打ち損じてくれたのは助かった。しかもダブルプレーで試合終了。この勝ちは今後に繋がる勝ちであって欲しい。

延長10回と長い試合だったが、最後まで観戦された皆さま、お疲れ様でした。

次試合の予定

日程 09/03(木)
対戦カード Tigers VS Swallows
対戦 15回戦
球場 阪神甲子園野球場
試合開始時間 18:00

予告先発

Swallows 風張蓮
Tigers 青柳晃洋


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