力強いスタートを決めたが、フィニッシュはガタガタ。Red Bullのプレシーズンテストでの走行は6日間は力強い日々で幕を開けた。しかし、彼らはPierre Gaslyが最終日の前日に酷いクラッシュをし、Max Verstappenの最終日の走行に影響を及ぼしたため、後ろ足で蹴られたような感じに終わった。
Red Bull Hondaは6日間で739周を走行したが、最後の2日間は74周しか走行できていない。チームは朝に到着するスペアパーツを待って夜を徹してマシンを修復した。そして、Verstappenが走行できるようにし、RB15で周回したが、ギアボックスの問題にだけは苦しめられた。
Verstappenはギアボックスの問題を、前日のクラッシュが原因だと語った。ギアボックスは交換したが、テストに持ち込んだパーツでは限界があった。すでに2つのパーツが壊れており、あまり理想的とは言えないとも述べた。
「まだ、チームは夕べはマシンを元に戻すため驚嘆すべき作業を行った。多くのパーツが空輸され、チームは本当に一生懸命作業を続けた。それは我々が再びテストを行うため、セッション中30分でも良いからマシンを準備できるようにだ。」
「恐らく、今日はあまり多く走行できなかったが、それ以上我々を悲しませることはないだろう。しかし、今シーズン、素晴らしいスタートを切ることが出来ると十分な自信を持っている。」
MercedesとFerrariが2019年もまた一騎打ちの様相を呈しているが、Verstappenは、自分のペースについては「それほど心配していない」と述べ、代わりに自分のマシンのフィーリングの良さを指摘した。
「彼らは非常に早いが、われわれはこれまでの所充分良くやっていることに満足している。Melbourneはまた困難なコースで、困難な季候だが、それは良好なセットアップを見つけることについてであると思う。Melbourneは最初のレースでもあり、そこからまだ長いシーズンがある。」
「我々がロングランに目を向けるならば、充分有望に見える。我々は非常に良いパッケージを持っていると考えている。こちら側からは、昨年よりずっと良く、マシンの中では快適に感じる。RB13に乗っていたときとはまた少し違う。だけど、全般的に、スタートからとても良い感じだと思うよ。」
Hondaは力強いプレシーズンを迎えた。特に、信頼性の部分で。Verstappenはチームのニューエンジンパートナーについて語ることは良い言葉ばかりだ。
「多くの人々にとって、Hondaがどんなパフォーマンスをするのか疑問が常にあった。」と彼は言った。「しかし、我々は既に最初のテストから理解した。そしてこのトラック上でもまたそれを見せてくれた。非常に信頼性があり、僕が正に欲しいと思っていたものだった。だから、それについてはとてもハッピーだよ。」