【F1】Round.04 British GP DAY 3 – Race Results

【レース概要】

コース概況

天候
気温 21℃
路面温度 41℃
路面状況 ドライ

【レース内容】

気温21℃、路面温度41℃と、割とさわやかな気候のもと、2020年シーズンF1第4戦・British GPの決勝レースが始まろうとしている。

ピットレーンスタートを選択したRacing PointのNico Hulkenbergであるが、どうやらPower Unitのトラブルで出走できない模様。せっかく、巡ってきたチャンスを活かすことが出来ず、さすがに残念そうだ。

Formation Lapを終え各車、自分のグリッドに付く。シグナルがオールブラックアウトし一斉にスタート!特に大きな混乱はなかったようだ。

1周目、最終コーナーでKevin Magnussen(Haas)のマシンがコースアウト!どうやらAlexander Albon(Red Bull)のマシンと接触し、押し出された模様。Magnussenはここでリタイア。

すぐさまMagnussenのマシンを回収するため、セーフティカーが導入される。そのまま5周目を終えたところでセーフティカーがコースから退き、レースが再開される。

7周目、Albonがピットイン。ハードタイヤに交換。先ほどのMagnussenとの接触による影響がないか心配される。

12周目、Daniil Kvyat(AlphaTauri)が激しくスピン!フロント部分とリア部分にかなりの損傷が観られ、そのままリタイア。チームメイトのPierre Gaslyも無線で心配している。Kvyatは無線で、「みんな、ごめんなさい」と謝罪し、自らマシンを降りた。どうやら身体的には無事のようだ。

なお、Kvyatのスピンにより本日2度目のセーフティカー導入。

19周目、再びレース再開。Albonに5秒加算ペナルティ。Magnussenとの接触による模様。レースアクシデントとはみなされなかったようだ。

27周目、Romain Grosjean(Haas)に黒白旗が提示される。Carlos Sainz(McLaren)がGrosjeanをオーバーテイクしようとした際のブロックが危険と判断された模様。但し、警告に留まった。

37周目、唯一タイヤ交換をしていなかったGrosjeanがピットイン。ハードタイヤに交換しピットアウト。しかし、ピットアウトにもたつき最後尾17番手でコース復帰。

38周目、Pierre Gasly(Alpha Tauri)がSebastian Vettel(Ferrari)をオーバーテイク!Gaslyは10番手に浮上した。Vettelは開幕からあまり目立たない。

45周目、AlbonがRussellをオーバーテイク、13番手に浮上!46周目にはEsteban Ocon(Renault)がLance Stroll(Racing Point)をオーバーテイク、8番手に浮上した。

49周目、Kimi Raikkonen(Alfa Romeo)がスローダウン、マシンのパーツが落下した模様。また、GaslyがStrollをオーバーテイク、9番手に浮上!

50周目、残すところあと2周というところで2位走行中のValtteri Bottas(Mercedes)がいきなりスローダウン!どうやらタイヤがパンクした模様。Max Verstappen(Red Bull)が2位浮上、ピットインを行いファステストラップを狙う。

いよいよ迎えた最終ラップ、なんとSainzのマシンもタイヤがパンク!そして悠々とトップを走行していたLewis Hamilton(Mercedes)もパンク!タイヤの生存競争と化した最終ラップ、Hamiltonは2位・Verstappenとの差は30秒以上。Verstappenは追いつけるか?

熾烈な争いの最終ラップ、Verstappenはファステストラップの1:27.097を叩き出すも、5秒あまり届かず、優勝はLewis Hamilton!最後は火花を散らしながらチェッカーを受けた。3位にはCharles Leclerc(Ferrari)が入った。

やや、Pirelliタイヤへの信頼性・耐久性に疑問符が付いたが、最後に波乱の展開を見せたBritish GPはMercedesの突出した速さで築いたマージンが最後にチームを救った形となった。また、ファステストラップ狙いに切り替えたVerstappenは、もしタイヤ交換をしていなければ優勝していた可能性が高く、ややもったいないレースになってしまったが、結果論なので仕方ないといえる。あの時点では最善策だっただろう。

最後まで観戦された皆さま、お疲れ様でした。

以下、レースの結果は以下の通り。

Race Result

POS. Car No. Driver Team Time Point Remarks
1 44 Lewis Hamilton Mercedes 1:28:01.283 25  
2 33 Max Verstappen Red Bull 1:28:07.139 19 Fastest
3 16 Charles Leclerc Ferrari 1:28:19.757 15  
4 3 Daniel Riccialdo Renault 1:28:20.933 12  
5 4 Lando Norris McLaren 1:28:23.560 10  
6 31 Esteban Ocon Renault 1:28:28.220 8  
7 10 Pierre Gasly AlphaTauri 1:28:32.471 6  
8 23 Alexander Albon Red Bull 1:28:33.953 4  
9 18 Lance Stroll Racing Point 1:28:38.594 2  
10 5 Sebastian Vettel Ferrari 1:28:43.140 1  
11 77 Valtteri Bottas Mercedes 1:28:43.450 0  
12 63 George Russell Williams 1:28:53.287 0  
13 55 Carlos Sainz McLaren 1:28:54.653 0  
14 99 Antonio Giovinazzi Alfa Romeo 1:28:55.488 0  
15 6 Nicholas Latifi Williams 1:28:55.832 0  
16 8 Romain Grosjean Haas 1:28:56.333 0  
17 7 Kimi Raikkonen Alfa Romeo +1Lap 0  
Ret 26 Daniil Kvyat AlphaTauri 11Laps (Spin off) 0 Retire
Ret 20 Kevin Magnussen Haas 1Lap (Collision) 0 Retire
Ret 27 Nico Hulkenberg Racing Point 0Lap (Power Unit) 0 Retire

#99 Antonio Giovinazzi:セーフティカー導入中に減速しなかったため5秒加算ペナルティ。
※Racing Pointの結果は暫定:Renaultよりレギュレーションに関する抗議に対する結果により決定される。

2020/08/03 12:00 (JST)

 


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