【清水】リーグ戦再開!追加点奪えず逆転負けで連敗

試合結果

J1 第2節 2020.07.04(土)
18:00 キックオフ
試合会場:IAIスタジアム日本平

清水
(0)
1 前半 2 名古屋
(1)
0 後半 0
1 合計 2

※チーム名の下の括弧数字は試合終了後の勝点

得点者

清水 名古屋
18′ 金子翔太 32′ 相馬勇紀
40′ (オウンゴール)

【試合概要】

長い長い中断期間を経て、ようやくJ1リーグが再開した。清水は2月23日(日)以来の第2節を本日、無観客試合という形で迎えた。

清水は攻撃的な4-3-3という布陣。

FW:カルリーニョス・ジュニオ、後藤優介、金子翔太
MF:竹内涼、鈴木唯人、岡崎慎
DF:金井貢史、立田悠悟、ヴァウド、奥井諒
GK:梅田透吾

注目は20歳の若き守護神・梅田と、期待の高卒ルーキー・鈴木唯人。この二人がどのような活躍を見せてくれるか、今後に期待である。

先制したのは清水。17分、中盤で相手のボールをカットした金子がそのまま後藤にパス。後藤は相手マークを引きつけながら、右サイドを走ってきたノーマークの金子にパス。金子は相手のDFの圧を受けること無くボールをゴールに叩き込み、幸先良く1点を先制する。クラモフスキー監督の、攻守の切り替えを早くして攻め上がるという形が出来ていた。

なお、清水は本日がチームの創立記念日。是が非でも白星で飾りたいところ。

28分、左サイド深いところからの切り返し、これをそのままシュートするがこれは相手DFに止められたが、跳ね返ったボールを再び強烈なシュート!しかしこれは相手GK・ランゲラックが触れクロスバーに当たってゴールならず。清水、惜しいチャンスを逃す。

逆に32分、名古屋のマテウスをペナルティーエリアでフリーにしてしまい、ふわっと浮かせたボールをゴール前に入れられる。これをジョアン・シミッチにヘディングされるが、これはGK・梅田が右手1本で止める。こぼれ球をさらにジョアン・シミッチがヘディングで押し込もうとするが、これも梅田が好反応で防ぐ。しかし、最後はそのこぼれ球を相馬勇紀に押し込まれ、同点に追い付かれてしまう。

さらに39分、右からの展開から清水DFの裏に走り込んだ前田直輝が右サイドから中へ入り、ゴール前へクロスを上げる。このクロスに反応したGK・梅田とヴァウドが交錯。両者に当たったボールのはね返りがそのままゴールへと転がりオウンゴールで逆転を許す。

52分、名古屋はFKのチャンスを得る。これをマテウスが狙うが、これはクロスバーに当たってはね返り、清水は肝を冷やす。

56分、左からの折返しを受けた金子がDFをかわして強烈なシュートを放つが、これも相手GK・ランゲラックに阻まれ、清水は同点に追いつくチャンスを逃す。

90+5分(アディショナルタイム)、ヴァウドにイエローカード、そして今日得点を決めている相馬勇紀に2枚目のイエローカードが出され累積警告で退場となる。問題となったシーンが映し出されなかったので解説の言葉を借りれば、受けたファウルを過度にアピールしたため、とのこと。残り時間少ないのでこういう形での警告、退場はもったいない。

清水は90+7分、最後のチャンスでCKを得るが、相手DFに弾かれそのまま試合終了。清水はリーグ戦再開を白星で飾ることが出来ず、4ヶ月半の間を空けての連敗となり、チーム創立記念日を白星で飾ることは出来なかった。

一方、名古屋はJ1リーグ通算400勝を達成(清水は397勝)。Jリーグクラブ史上5チーム目の400勝達成となった。

清水は両サイドのDFの裏を突かれての突破を許す場面が目立ったほか、中央でも細かいパス回しで突破を許すなど、全体的に守備面に不安が目立った試合だった。攻守の切り替えも前半は早め早めの意識が見えたが、後半には息切れしてしまっていたようだ。今シーズンは試合日程が過密なため、チームの戦術などを立て直している余裕は無いからこの体制で今後も臨むのであろうが、サイドバックの位置をもう1mくらい外側に出した方が良いのではないか。非常に中途半端な位置取りに見える。相変わらず、失点が多いので今後のクラモフスキー監督の采配に注目していかねばならない。

非常に悔しい敗戦でしたが、観戦された皆さま、お疲れ様でした。IAIスタジアムでは、録音された清水の応援が虚しく響き渡っていました。

次節(第3節)

日程:2020/07/08
試合開始:18:00
相手:C大阪(ヤンマースタジアム長居)


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