【燕】続く投壊、試合にならず (08/29)

試合結果

08月29日(土) 対BayStars 14回戦(横浜スタジアム)

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 TOTAL H E
Swallows 0 0 1 2 0 0 0 0 0 3 11 3
BayStars 2 0 0 0 5 2 0 0 X 9 15 0
勝投手 国吉佑樹 (3勝2敗0S)
敗投手 クック (0勝2敗0S)
Swallows 坂口智隆7号(ソロ) (3回:大貫)
Swallows 山崎晃大朗1号(2ラン) (4回:大貫)

【試合概要】

ゲーム展開

BayStarsはここ5試合で4勝負け無しと好調の大貫晋一が先発。対するSwallowsの先発は前回、来日初登板で4回6失点と乱調だったクック。首脳陣の評価を覆す投球ができるか。両投手の先発で試合開始。

まずは1回裏、先頭バッターの梶谷隆幸に10球粘られたあとの11球目をライト線に引っ張られツーベースヒットで出塁される。続く2番・倉本俊彦の当たりはファーストへのゴロ。これを坂口智隆が弾いてエラーとなり、クックはノーアウト1、3塁のピンチを背負う。迎えた3番・ソトに1、2塁間を破るタイムリーヒットを許しBayStarsにまず1点を先制される。そして4番・佐野恵太には2ストライクと追い込んでから粘られた末の6球目、バットを折りながらもセンター前にポトリと落ちるタイムリーヒットを打たれ、早くも2点をリードされる。

3回表、1アウトからトップバッターの坂口が変化球をライトスタンドに運ぶソロホームランで、1点を返し2-1とする。

4回表、この回先頭の村上宗隆がセカンドの頭上を越えるライト前ヒットで出塁。ノーアウトのランナーを出す。しかし、続く雄平が4-6-3のダブルプレーで2アウトランナー無しとなる。チャンスが潰えたかに思えたが、6番・エスコバーがセンター前ヒットで出塁。2アウト1塁となったあと、7番・山崎晃大朗。粘って7球目の内角ストレートをひっぱたき、ライトスタンドへ逆転の2ランホームランを放つ。これで2-3とSwallowsが逆にリードする。

だが5回裏、2番手で5回表から登板していた国吉佑樹が先頭バッター。高めに浮いたカットボールをピッチャー返しでセンター前に持って行かれ、ノーアウトのランナーを出してしまう。打順はトップに返って梶谷。5球目のチェンジアップが真ん中に入ったところを1、2塁間へ。山田のグラブに触れたがライト前ヒットとなりノーアウトランナー1、2塁。続く倉本もピッチャー返しでボールがセンター前に転がりノーアウト満塁の大ピンチ。ここで斎藤ピッチングコーチがマウンドへ。続くソトの打球はショートへの強い当たり。これをエスコバーが後逸し、ランナー2人が還ってBayStarsに4-3と逆転される。記録はショート・エスコバーのエラー(強襲ヒットでも良かった気はするが)。さらにノーアウト1、3塁とピンチは続き、4番・佐野。初球の高めに浮いたチェンジアップをセンター前に持って行かれ、さらに1点追加。5-3となる。宮﨑敏郎のショートゴロの間にランナー2、3塁となる。この日スタメン・ライトで出場の細川成也を見逃し三振に打ち取り、2アウトまでこぎ着ける。しかし、7番・戸柱恭孝に低め、見逃せばボールというようなチェンジアップを上手くすくわれライト線を抜く2点タイムリーツーベースヒットを打たれる。これでさらに2点を追加され、7-3。クックはここで降板。4回2/3を103球、被安打10、奪三振2、失点7(自責点2)という成績。

6回裏、クックのあとを継いだ今野龍太が引き続きマウンドへ。しかし、先頭バッターの代打・乙坂智にちょこんと当てられた打球がレフト前に落ちるヒットでノーアウト1塁。打順は先頭に帰って梶谷。梶谷に四球を与えてしまい、ノーアウト1、2塁のピンチ。倉本ファーストゴロの間にランナーがそれぞれ進塁し、1アウト2、3塁。ここで3番・ソトに高めのストレートをセンター前に弾き返され、ランナー2人が還り9-3。ダメ押しの2点を入れられる。

8回表、BayStarsは5人目の山崎康晃が登板。1アウト後、青木宣親は高めのストレートをセンター前に弾き返して出塁。続く4番・村上が3塁線を破るツーベースヒットを放ち、1アウト2、3塁のチャンスを迎える。しかし、雄平の代打・廣岡大志がフルカウントからの8球目、外角ストレートに手が出ず見逃し三振。さらに6番・エスコバーはセンターフライに倒れ、得点することが出来ず。

9回表、BayStarsはルーキー・伊勢大夢が6人目の投手としてマウンドへ。Swallows打線は伊勢の前に3者凡退に倒れ、試合終了。9-3でBayStarsが勝利。Swallowsは泥沼の5連敗となった。明日、Giantsが勝つか引分けで、Swallowsが敗れると、Swallowsの自力優勝が早くも消滅する。

試合感想

クックは味方の守備に足を引っ張られた感もあるが、決め球がことごとく高めの打ち頃の球になるので、1軍の先発としてはちょっと使えない。他の先発も似たようなものだから何とも言えないが、自分が監督なら登録抹消するだろう。5回もたずして10本もヒットを打たれるようでは、とてもじゃないが先発の一角には入れられない。

2番手の今野龍太も、決め球が高い。キャッチャーが低めを要求していてもそこに投げられないのであれば、やはり1軍のマウンドで投げ続けるのは難しいのではないか。

打線は、久しぶりに2桁安打を記録したが、ホームランでの3点止まり。連打での得点がないので、ビッグイニングは作れない。投手陣が5点くらいは取られる計算なので、6点以上取る打線を作らないと、当分勝てないだろう。

これで5連敗。昨年の16連敗もあり、大型連敗が頭にちらつく。頼りになる先発投手が小川ただ一人。30日の試合次第では、自力優勝が早くも消滅する・・・。そんな不安な毎日を過ごしつつ、最後まで観戦された皆さま、お疲れ様でした。

次試合の予定

08/30(日) BayStars VS Swallows 15回戦
横浜スタジアム 18:00試合開始

予告先発

Swallows 小川泰弘
BayStars 阪口皓亮


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