【燕】梅野、4番・大山に被弾でサヨナラ負け (11/04)

試合結果

11月04日(水) 対Tigers 23回戦(阪神甲子園野球場)

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 TOTAL H E
Swallows 0 0 0 0 0 0 1 1 0 2 6 0
Tigers 0 0 1 0 0 0 1 0 1X 3 5 0
勝投手 スアレス (3勝1敗24S)
敗投手 梅野雄吾 (4勝2敗0S)
Tigers 陽川尚将8号(ソロ) (7回:清水)
Swallows 西田明央7号(ソロ) (8回:エドワーズ)
Tigers 大山悠輔27号(ソロ) (9回:梅野)

【試合概要】

ゲーム展開

Tigersの先発は藤浪晋太郎。9月26日以降は主に中継ぎとして登板してきたが、前回10月28日の中日戦(4回1失点、自責点0)より先発に復帰。先発としては1勝しか上げてないが、その1勝をSwallowsから挙げている。一方Swallowsの先発は藤浪とは全くタイプが逆の軟投派である石川雅規。今季は打線の援護が得られず、我慢しきれずに自滅するパターンが多かったが、今日はどうか。両先発で試合開始。

3回表、Swallowsの攻撃。2アウトから三者連続四球で満塁とする。しかし、この日5番に入った西田明央が見逃し三振に倒れ、先制のチャンスを逸する。

すると3回裏、Tigersの攻撃。先頭バッターの木浪聖也がカットボールを逆方向に弾き返し、サード飛びつくが打球はレフト前へ抜けるヒット。ノーアウト1塁。続く梅野隆太郎は3球で空振り三振に仕留める。ピッチャー・藤浪は初球で送りバントを決め、2アウト2塁。打順はトップに返って近本光司。1ボール1ストライクからの三球目、内角高めのシュートを詰まりながらもセンターの前に落とし、この間に2塁ランナーは一気に生還。近本のタイムリーヒットでTigersが1点を先制する。【神1-0ヤ】

その後は両投手がランナーを出しながらも粘りのピッチングを続け、1-0のまま6回を終了。藤浪、石川両投手とも6回まで投げきって降板した。

7回表、Swallowsの攻撃。この回からTigersは岩崎優がマウンドへ。2アウトから2番・宮本丈がストレートの四球を選び出塁すると、この日3番に入った塩見泰隆が岩崎の初球、ど真ん中に入ったスライダーを引っ張ってレフト線を抜ける長打コース!宮本丈は長駆ホームイン!それを観て打った塩見が3塁を狙う。しかし、キャッチャーからの送球の方が早くタッチアウト!高津監督がすかさずリクエストを要求したが、判定変わらず。塩見のタイムリーツーベースヒットでSwallowsが同点に追い付く。【神1-1ヤ】

7回裏、Tigersの攻撃。この回からSwallowsは2番手の清水昇をマウンドへ。この回先頭のサンズをショートゴロに打ち取ったあと、6番・陽川尚将。1ボールからの2球目、甘く入ったストレートを真芯で捉えられ、打球は高々と上がってレフトスタンドへ。第8号ソロホームランで再びTigersが1点を勝ち越す。【神2-1ヤ】

8回表、Swallowsの攻撃。この回は3番手・エドワーズがマウンドへ。先頭バッターの村上宗隆をセンターフライに打ち取ると、5番・西田明央。エドワーズの初球、甘めのやや外寄りのストレートをフルスイング。打球はレフトスタンドへ吸い込まれ、Swallowsがまたしても同点に追い付く。【神2-2ヤ】

8回裏、9回表それぞれ攻撃が三者凡退で退けられ、迎えた9回裏、Tigersの攻撃。この回からSwallowsは梅野雄吾がマウンドへ。先頭バッターのマルテを3球で空振り三振に仕留め、1アウト。続くバッターは4番・大山悠輔。2ボール2ストライクからの5球目、外角高めのストレートを芯で捉えた打球は無情にも甲子園の左中間スタンドへ。第27号サヨナラホームランで試合終了。【神3x-2ヤ】

3x-2でSwallowsがサヨナラ負けを喫した。

試合感想

先発の石川は6回を投げて70球、被安打3、奪三振3、与四球1、失点1(自責点0)と先発として充分な投球をしていた。ようやく、持ち前の粘りのある投球ができていたのではないかと思う。打線の援護が全くなかったのが非常に残念である。

中継ぎだが、キャッチャーの西田明央のリードが悪いとは思わないが、ピッチャーの制球に問題があったように思う。特に清水は球が真ん中に寄る悪いクセが、梅野は低めを要求したのに高めに浮いたところが、それぞれ被弾に繋がっている。本拠地・明治神宮野球場が狭いとは言え、12球団で断トツの132被弾はリード云々では無く、ピッチャーの制球力不足。下半身を鍛えると同時に、投球フォームの安定化を図るのが今オフの課題だろう。

打撃陣だが、藤浪から4安打4四球で1点も取れないのは、貧打も良いところだ。今日のスタメンを見て、不調の4番・村上以外で点を取れる気はしない。塩見が何とか面目躍如となるタイムリーを放ち、西田がソロホームランを放ったが、連打は期待できない。2点取れたのが御の字である。

チーム総得点、チーム本塁打がともにリーグ5位、チーム総失点、チーム安打、チーム打率、チーム防御率がリーグワーストである。単純にチーム総得点を試合数で割ると1試合当たりの得点は3.88点なので、4点取られたら勝てない。そしてチーム防御率が4.57なので1試合当たり4点以上は大体取られる。つまり今のSwallowsは攻撃力、守備力ともにリーグワーストに近く1.5軍レベルである。高津監督のチーム再建への道のりは果てしなく遠い・・・。

最後まで観戦された皆さま、お疲れ様でした。

次試合の予定

日程 11/05(木)
対戦カード Tigers VS Swallows
対戦 24回戦
球場 阪神甲子園野球場
試合開始時間 18:00

予告先発

Swallows 金久保優斗
Tigers 西勇輝


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