【燕】延長10回2死から代打・西浦の3ランで連敗ストップ (11/03)

試合結果

11月03日(火) 対Tigers 22回戦(阪神甲子園野球場)

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 TOTAL H E
Swallows 0 0 0 0 0 0 1 0 0 3 4 11 0
Tigers 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 6 1
勝投手 梅野雄吾 (4勝1敗0S)
敗投手 岩貞祐太 (6勝3敗0S)
セーブ 石山泰稚 (3勝2敗18S)
Swallows 廣岡大志6号(ソロ) (7回:岩崎)
Swallows 西浦直亨10号(3ラン) (10回:岩貞)

【試合概要】

ゲーム展開

Tigers先発は、10月は好投するも勝ち星に恵まれなかった青柳晃洋。前回登板では7回1失点で勝ち負け無し。味方打線の援護をどれだけもらえるか。一方のSwallows先発は高梨裕稔。5~7回を2~3失点以内には抑えるが、こちらも勝ち星が増えない。両先発で試合開始。

4回裏、Tigersの攻撃。ここまで高梨はノーヒットピッチングを続けていたが、この回先頭の糸原健斗に甘く入ったストレートをピッチャー返し。打球はセンターへ抜けていき、ノーアウトのランナーを出す。続くマルテにはレフトへ持って行かれるが、レフト・青木宣親が斜め後ろに走りながらキャッチ。ファインプレーで1アウト。しかし、4番・大山悠輔には詰まりながらもレフト前にヒットを打たれ、青木の送球が乱れる間に糸原は3塁へ。1アウト1、3塁。5番・サンズにはフルカウントから四球を与えてしまい、1アウト満塁。6番・陽川尚将がカットボールを打ち、ボテボテのセカンドゴロ。ゲッツー崩れの間に3塁ランナーに生還され、Tigersに1点を先制される。【神1-0ヤ】

Swallowsはランナーを出すもののあと1本が出ず、無得点のまま6回を終える。

6回裏、Tigersの攻撃。この回先頭の大山、続くサンズと連続四球を与えてしまい、6番・陽川にはフルカウントから高めのストレートを詰まらせたが、当たりはフラフラッと上がってライト・ファースト・セカンドの間に落ちるポテンヒット。これでノーアウト満塁、絶体絶命のピンチ。ここで高津監督は高梨から星知弥にスイッチ。内野陣は前進守備。バッターは木浪聖也。5球目のストレートを逆方向に弾き返したがショートライナー。これで1アウト満塁。坂本誠志郎に代打・原口文仁が起用される。原口を1ボール2ストライクから、2球ファウルで粘られたが6球目、外角低めにワンバウンドする球を振らせて空振り三振。これで2アウト満塁。ピッチャー・青柳に代わり梅野隆太郎が代打で登場。ここも2ボール2ストライクから1球ファウルを打たれたあとの6球目、スライダーで空振り三振!ノーアウト満塁の大ピンチを星が見事に防いだ。

すると7回表、Swallowsの攻撃。この回の先頭バッター、ピッチャーの星に代打・廣岡大志を起用。Tigersは2番手の岩崎優がマウンドに上がった。廣岡は2ボール2ストライクからの5球目、チェンジアップを捉えた打球は、センターバックスクリーン左に飛び込む第6号同点ソロアーチ。廣岡の長打力がここで発揮された。【神1-1ヤ】

その後は両チームとも継投策で9回まで得点に動き無く、延長戦へ。

10回表、Swallowsの攻撃。Tigersはこの回から岩貞祐太がマウンドに上がっている。この回先頭の青木がフルカウントから四球を選び出塁。青木には代走・田代将太郎が起用される。4番・村上宗隆はサードファウルフライに倒れ1アウト。5番・エスコバーは空振り三振に倒れ2アウト1塁。この日、スタメンセカンドの宮本丈に代打・山田哲人。山田哲は2ストライクから4球ボール球を見送り四球で出塁。2アウト1、2塁。続く、この日スタメンサードで2安打を放っていた藤井亮太に代えて西浦直亨を代打として告げる。西浦は岩貞の初球、真ん中に入ったフォークを完璧に捉えた打球はそのままレフトスタンドへ!西浦の第10号3ランホームランで勝ち越しに成功!西浦は2018年以来の2ケタ本塁打を記録した。【神1-4ヤ】

10回裏は守護神・石山泰稚がヒットを1本打たれるが後続を断ち、試合終了。

1-4でSwallowsが勝ち、連敗を5でストップさせ、10月24日以来の勝利を飾った。

試合感想

先発の高梨は、4回に1点を取られはしたが、5回まではほぼ問題の無い投球で、あとは打線の援護があれば勝ち星も付いてくるだろう。6回裏は、疲労が溜まってきていたと思われるので、オフの間に、特に手や指の耐久力を上げるようなトレーニングをして欲しい。久しぶりに良い腕の振りをしていた。

そして何より頑張ってくれたのは、ノーアウト満塁の大ピンチをしのいでくれた星知弥。こういう経験が自信に繋がってくれると良いのだが。まだ若いので期待している。

打線は、村上に気負いが見られ完全にスランプに陥っているが、残り数試合であることと、順位も決まっているのでこのまま4番で使ってもらいたい。1年間、4番で戦いきれば、来年以降の自信にも繋がるだろう。

若手の廣岡大志、中堅に入ろうかという西浦直亨の一発で点を取って勝ったのは大きい。この二人が成長しないと、今後のSwallows打線は活性化しない。あとは安定感のあるバッティングを心がけて、せめて.250、15本、50打点を目標に頑張って欲しい。

延長10回に試合を決める3ランで久しぶりの勝利を挙げたSwallows。残り試合は若い選手がスタメン起用されるだろう。是非、チャンスを活かして来季に向けたアピールをして欲しい。最後まで観戦された皆さま、お疲れ様でした。

次試合の予定

日程 11/04(水)
対戦カード Tigers VS Swallows
対戦 23回戦
球場 阪神甲子園野球場
試合開始時間 18:00

予告先発

Swallows 石川雅規
Tigers 藤浪晋太郎


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