【燕】小川2被弾5失点KO、打線も及ばず4連敗 (10/31)

試合結果

10月31日(土) 対Giants 21回戦(東京ドーム)

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 TOTAL H E
Swallows 0 0 1 0 0 2 1 0 0 4 8 0
Giants 0 0 0 1 4 1 0 0 X 6 15 1
勝投手 菅野智之 (14勝2敗0S)
敗投手 小川泰弘 (10勝7敗0S)
セーブ デラロサ (2勝0敗17S)
Giants 岡本和真29号(3ラン) (5回:小川)
Giants 丸佳浩27号(ソロ) (5回:小川)
Giants 岸田行倫1号(ソロ) (6回:長谷川)

【試合概要】

ゲーム展開

Giantsの先発はここまで13勝2敗、開幕から13連勝も記録したエース・菅野智之。ここ2試合は打線の援護に恵まれず連敗したが、それでも抜群の安定感を誇っている。優勝の立役者の1人である。対するSwallowsの先発は、先日ようやく10勝目を挙げた小川泰弘。しかし、被本塁打、失点、自責点が多く安定感にはやや欠ける。それでもチームの勝ち頭として意地を見せたい。両先発で試合開始。

2回表、Swallowsの攻撃。2アウトから6番・エスコバーが外角のスライダーを巧く拾ってセンター前に弾き返し出塁。7番・スタメンショートのルーキー・武岡龍生が外角低めのフォークボールをすくい上げた打球はレフト前に落ち、2アウト1、2塁とチャンスを作る。8番・中村悠平は初球、外角のストレートを逆らわずライト前へ。セカンドランナー・エスコバーが3塁を回ってホームに向かうが、ライト・松原聖弥の好返球に遭いタッチアウト。先制ならず。

3回表、Swallowsの攻撃。2アウトから2番・青木宣親が3塁線を破るツーベースヒットで出塁。3番・山田哲人は四球を選んで2アウト1、2塁。4番・村上宗隆も四球を選び、2アウト満塁のチャンス。ここで、5番・宮本丈の2球目がユニフォームをかすり死球。押し出しで1点を先制する。なおも2アウト満塁だったが、6番・エスコバーは3球で空振り三振に倒れ、1点止まりでこの回を終える。【巨0-1ヤ】

4回裏、Giantsの攻撃。先頭バッターの岡本和真が初球を打ち、センター前ヒットで出塁を許す。続く丸佳浩はレフトフライに打ち取ったが、中島宏之に外角低めのカットボールをセンター前に転がされ、1アウト1、2塁。田中俊太をセンターフライに打ち取り、2アウトまでこぎ着けたが、大城卓三に甘く入ったちゃん時アップを逆方向に弾き返され、フラフラッと上がった打球はレフト前に落ちた。セカンドランナーが生還し、Giantsに同点に追い付かれた。【巨1-1ヤ】

5回裏、Giantsの攻撃。トップバッターの吉川尚輝に代えて若林晃弘が代打で登場。初球の甘く入ったスライダーをレフト前に弾き返され、ノーアウトのランナーを出す。2番・松原聖弥の2球目に若林が盗塁成功。ノーアウト2塁。松原は送りバントを決め、1アウト3塁。3番・坂本勇人に四球を与え、1アウト1、3塁。そして4番・岡本。1ボール1ストライクからの3球目、落ちきらないフォークボールを完璧に捉えられ、レフトスタンド中段に入る第29号3ランホームランを被弾。一気に勝ち越される。続く丸には真ん中に入ったスライダーをやはり完璧に捉えられ、打球は右中間スタンド中段へ。第27号ソロホームランを喰らい、この回2被弾4失点。【巨5-1ヤ】

6回表、Swallowsの攻撃。Giantsは菅野から大江竜聖にスイッチ。この回先頭は5番・宮本丈。2球目のストレートをセンター前に転がし、出塁。ノーアウト1塁。6番・エスコバーは4球目の甘く入ったストレートを打ち、右中間へ。ダイレクトでフェンスに直撃するツーベースヒット。1塁ランナーの宮本が長駆ホームインで1点を返す。なおもノーアウト2塁。武岡龍生が初球・送りバントを決め1アウトランナー3塁。中村悠平が4球目、内角低めの球をライトへフライを打ち上げる。松原から良い返球が帰ってくるが、エスコバーがその前にホームイン。この回2点を返す。【巨5-3ヤ】

6回裏、Giantsの攻撃。Swallowsは小川に代えて2番手に長谷川宙輝をマウンドへ。この回先頭は6回表からキャッチャーの守備についた3年目の岸田行倫。1ボール2ストライクからの4球目、真ん中に入った148km/hのストレートを強振!打球は左中間スタンド中段に飛び込む、プロ入り初の第1号ソロホームランを打たれる。Giantsに1点を追加される。【巨6-3ヤ】

7回表、Swallowsの攻撃。この回からGiantsは大江から田口麗斗へスイッチ。先頭バッターの塩見泰隆がストレートの四球を選び出塁。続く青木の当たりはファーストへのゴロ。これをファースト・ウレーニャが後逸しノーアウト1、3塁。記録はファースト・ウレーニャのエラー。続く山田哲人が初球を打ってセカンドゴロ。この間に3塁ランナー・塩見が生還し、1点を返す。【巨6-4ヤ】

8回表、Swallowsは1アウト1、2塁のチャンスを作るも、後続が続かず得点ならず。9回表はデラロサに三者凡退に抑えられ、試合終了。

6-4でSwallowsは敗戦。引き分け2つを挟んで4連敗となった。

試合感想

5回裏の小川の2被弾で決まった試合。どちらも、甘い球を逃さず痛打された結果。これで小川はリーグワーストの被本塁打数(18本)となり、自責点(57)、失点(60)は断トツのワーストである。いくら神宮球場が本拠地で、ローテーションを守ってきたとは言え、ちょっと多すぎる。今季から投球フォームを変え、ストレートのキレは戻ったが、代わりにコントロールを失った感じだ。FAで広い球場のチームに行けば良くなるようなものでは無いと思う。

打線も寂しい。10月1ヶ月(26試合)で5得点以上の試合は5試合のみ。二ケタ安打の試合も5試合のみだ。チーム防御率が4点台後半という事を考えると、5点以上は取れる打線でないとまず勝てない。ここに来て4番・村上がやや不調であるので、長打が期待できないのも痛い。

残り8試合、如何に良いところを見せて来季につなげることができるか。選手個々の活躍を期待したい。最後まで観戦された皆さま、お疲れ様でした。

次試合の予定

日程 11/01(日)
対戦カード Giants VS Swallows
対戦 22回戦
球場 東京ドーム
試合開始時間 14:00

予告先発

Swallows スアレス
Giants 畠世周


東京ヤクルトスワローズランキング

スポンサーリンク
Sponsored Link
 
スポンサーリンク
Sponsored Link