【燕】金久保、プロ初先発初勝利ならず、延長引き分け (10/29)

試合結果

10月29日(木) 対Carp 24回戦(マツダZoom-Zoomスタジアム)

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 TOTAL H E
Swallows 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 8 0
Carp 0 0 0 0 0 0 3 0 0 0 3 7 0
Carp 長野久義7号(2ラン) (7回:清水)

【試合概要】

ゲーム展開

<お断り>
この試合はDAZNで見ることが出来ないため、各種ネットメディアの情報を元にレポートを書いております。あらかじめご了承ください。

Carpの先発は今季4度目の先発となる薮田和樹。前回登板では6回2失点で勝利投手となっている。2試合連続で勝利投手となることができるか。対するSwallowsの先発は、3年目でプロ初先発となる金久保優斗。前回登板では中継ぎで2回を投げて与死球1のノーヒットピッチングだった。長い回で同様の内容を見せることができるか。両先発で試合開始。

1回表、Swallowsの攻撃。先頭バッターの塩見泰隆は4球目を打ち、打球はセンター方向へ。これをセンター・西川龍馬が後逸。塩見は3塁まで到達。記録はスリーベースヒット。いきなり先制のチャンスを作る。2番・青木宣親は3ボール1ストライクからの5球目を打ってライトへのツーベースヒット。2人で1点を先制する。3番・山田哲人もセンター前ヒットで続き、ノーアウト1、3塁。ここで4番・村上宗隆がライトフェンス直撃のヒットで3塁ランナー・青木が生還し2点目。なおもノーアウト1、3塁。5番・宮本丈のセカンドゴロの間に3塁ランナー・山田哲が生還、3点目を奪う。6番・西浦直亨がレフト前ヒットを放ち1アウト1、2塁と再びチャンスメイク。しかし、7番・廣岡大志がショートゴロ併殺打に倒れ、この回の攻撃は終了。【広0-3ヤ】

Swallows先発・金久保優斗は、ランナーを出すものの要所を締め、5回まで無失点で切り抜ける。6回表に代打を送られ交代。5回を77球、被安打1、奪三振6、与四球3、失点0(自責点0)という素晴らしい投球内容だった。

一方、Carp先発・薮田和樹もランナーを出すもののやはり要所を締め、2回以降は無失点。

7回裏、Carpの攻撃。この回からSwallowsは3人目の清水昇がマウンドへ。1アウトを取ったあと、西川にセンター前ヒットを許す。続く會澤翼にレフトへのタイムリーツーベースヒットを打たれ、1点を返される。2アウト2塁となり、迎える打者は8番・曽根海成に代えて、代打の長野久義。長野に2球目の外角スライダーをライトスタンドに運ばれる、同点2ランホームラン。3-3の同点に追い付かれる。金久保のプロ初勝利はお預けとなった。【広3-3ヤ】

9回裏、Carpの攻撃。この回からSwallowsはマクガフが登板。2アウトを簡単に取ったあと、會澤にライト前ヒット。堂林翔太にライトへのツーベースヒットを許し、2アウト2、3塁。ピッチャー・塹江の打順で代打・ピレラ。Swallowsバッテリーはピレラを申告敬遠で歩かせ、2アウト満塁。Swallowsはマクガフから石山泰稚にスイッチ。Carpは羽月隆太郎に代打・野間峻祥を送る。石山は野間を3球で空振り三振に仕留め、ガッツポーズ。延長戦に入る。

10回表、Swallowsの攻撃。この回からCarpは中田廉がマウンドへ。四球2個と安打で2アウト満塁のチャンスを作るが、途中出場の山崎晃大朗がファーストゴロに倒れ、Swallowsの勝ちはなくなる。

10回裏、Carpの攻撃。Swallowsは引き続き石山泰稚が回またぎでマウンドへ。2アウト後、鈴木誠也を四球で歩かせるも、最後は4番・松山竜平を見事空振り三振に斬り、試合終了。

3-3、延長10回引き分けに終わった。

試合感想

先発の金久保優斗は、初先発とは思えない落ち着きと、球のキレ、伸びがあり、6個の三振を奪ったが、2回は四球で先頭打者を歩かせたあと6番、7番、8番打者を3者連続空振り三振に斬ってとるなど、来季はローテーションの一角に入るかもしれない投球を見せた。今後の成長が期待できる。

清水昇は相変わらずと言っては何だが、ここぞという時の決め球がどうしても甘く入ってしまう。精神的なものなのか、技術的なものなのか分からないが、大事な場面で使いづらいピッチャーになっている。他にいないから使わざるを得ないのだが・・・。Swallowsのピッチャーは全体的にそんな感じなので、見てて心臓が強くなるピッチングをしてくれる。

打線は、初回の3点だけ、と言うのが情けない。その後もヒットや四球はあるが、続かないので得点にならない。5番に宮本丈を入れなければいけない状況は、村上宗隆にとっては勝負をさせてもらえない確率が高くなるのでよろしくない。坂口智隆が休みだったというのもあるだろうが。西浦、塩見あたりが5番、6番に構えててくれるともう少し見栄えもするのだが、今の成績だと厳しいだろう。

明日からはM1と優勝目前のGiants戦。目の前で胴上げは見たくないだろうが、東京ドームだし、敢えて胴上げを目に焼き付けて、今シーズン惨敗した悔しさを来季に向けて欲しい。

最後まで観戦された皆さま、お疲れ様でした。

次試合の予定

日程 10/30(金)
対戦カード Giants VS Swallows
対戦 20回戦
球場 東京ドーム
試合開始時間 18:00

予告先発

Swallows 歳内宏明
Giants 今村信貴


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