【燕】小川、5年振りの10勝!打線も13安打9得点で快勝! (10/24)

試合結果

10月24日(土) 対Dragons 22回戦(明治神宮野球場)

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 TOTAL H E
Dragons 0 0 0 2 0 0 3 0 0 5 13 0
Swallows 1 4 0 1 1 2 0 0 X 9 13 1
勝投手 小川泰弘 (10勝6敗0S)
敗投手 松葉貴大 (3勝7敗0S)
Dragons 福田永将5号(2ラン) (4回:小川)

【試合概要】

ゲーム展開

Swallowsの先発は小川泰弘。9勝目を挙げてから、序盤に大量失点しての3連敗と、調子を落としている。5年振りの2ケタ勝利に向けて、今日は良いピッチングを披露して欲しい。対するDragonsの先発は松葉貴大。こちらも長い回を投げきる前に降板する事が多く、勝ち星が伸びない(3勝6敗)。5~6回を投げきって首脳陣の信頼を得ることができるか。両先発で試合開始。

1回裏、Swallowsの攻撃。先頭打者のエスコバーが高めのカットボールを打ち、詰まった当たりがショートの後ろに落ちるセンター前ヒットで出塁。続く2番・青木宣親は3球目、外角のカットボールを逆方向に打ち返しレフト前ヒット。ノーアウト1、2塁とチャンスを作る。3番・山田哲人はサードゴロに倒れ、セカンドフォースアウト。1アウト1、3塁と変わる。4番・村上宗隆はフルカウントから四球を選んで1アウト満塁と先制のチャンス。続く5番・塩見泰隆は初球を打ちショートゴロ。この間にエスコバーが生還し、Swallowsが1点を先制。【ヤ1-0中】

2回裏、Swallowsの攻撃。この回先頭の7番・廣岡大志がフルカウントから四球を選び出塁。8番・中村悠平が初球のツーシームを巧く拾ってレフト前ヒット。ノーアウト1、2塁のチャンス。ピッチャー・小川はバントをするがサードフォースアウトで送りバント失敗。打順はトップに返ってエスコバー。ショートゴロに倒れ2アウト1、3塁。続く青木の5球目にワイルドピッチで2アウト2、3塁となる。青木はフルカウントから粘って四球を選び2アウト満塁。続くバッターは3番・山田哲。2球目のスライダーを引っ張ってレフト前ヒット!2塁ランナーのエスコバーも還ってSwallowsが2点を追加!なおも2アウト1、2塁。4番・村上はフルカウントから粘って9球目、真ん中に入ったカットボールを打ち、痛烈な打球がライト深いところへ。2塁ランナー・青木が生還しさらに1点追加。2アウト1、3塁で5番・塩見は5球目、真ん中のストレートを引っ張った当たりは三遊間を抜けるレフト前ヒット。サードランナー・山田哲が生還し、この回Swallowsは4得点を挙げた。【ヤ5-0中】

2回、3回とランナーを背負いながらも粘りの投球で中日打線を無得点に抑えていた小川。

4回表、Dragonsの攻撃。この回先頭の高橋周平に初球のストレートをピッチャー返しでセンター前ヒットを打たれ、ノーアウトのランナーを出す。続く打者は6番・福田永将。2球目、外角のストレートを右中間に高々と打ち上げられた打球はそのままスタンドイン。福田の2ランホームランで2点を返される。その後、2アウトランナー無しからエラーと2ベースヒットで2アウト2、3塁のピンチを招くが、何とか後続を断ち、この回は2失点に抑える。【ヤ5-2中】

4回裏、Swallowsの攻撃。1アウトから青木が4球目を打って1塁線を破るツーベースヒットで出塁。1アウト2塁。ここでDragonsは松葉を諦め2番手として木下雄介をマウンドへ。山田哲はファーストファウルフライに倒れ2アウトとなったが、4番・村上がフルカウントから8球目のストレートを打ち、1、2塁間を破るライト前タイムリーヒット!Swallowsが1点を追加。【ヤ6-2中】

5回裏、Swallowsの攻撃。この回先頭の廣岡大志が4球目のストレートをセンター前に弾き返し、ノーアウト1塁。中村悠平は空振り三振だが廣岡が2盗を決め1アウト2塁。小川がセンターフライに倒れ2アウト2塁でトップバッターのエスコバー。3球目のストレートをセンター前にクリーンヒット!2塁ランナー・廣岡が生還し、Swallowsがこの回も1点を追加。【ヤ7-2中】

6回裏、Swallowsの攻撃。この回からDragonsのピッチャーは3番手のマルク。本名は石田健人マルク。名古屋市出身の日本人で、2017年の育成ドラフト2位の選手。今季3試合目の登板となる。この回先頭の山田哲はフルカウントから四球を選んで出塁。4番・村上はライトフライに倒れるが、5番・塩見が2球目の外角のストレートを叩き、左中間フェンスに直撃のツーベースヒット。1塁ランナーの山田哲が長駆ホームイン!クロスプレーとなりその間に塩見は3塁へさらに進塁。ここで与田監督からこの日2度目のリクエストが要求されたが、判定は変わらず、Swallowsが1点を追加。さらに1アウト3塁で6番・西浦直亨。外角のチェンジアップを打ってセンター返し。3塁ランナー・塩見が生還してこの回2点目を奪う。西浦のタイムリーヒットで、Swallowsは先発野手全員安打を達成した。その後、2アウトから中村悠平のヒット、小川に代打・宮本丈が起用され四球で出塁し2アウト満塁とチャンスを拡げたが、エスコバーが空振り三振に倒れこれ以上の追加点はならなかった。【ヤ9-2中】

小川は6回を投げて102球、被安打10、被本塁打1、奪三振4、失点2(自責点2)の内容だった。

7回表、Dragonsの攻撃。この回からSwallowsは2番手としてマクガフをマウンドへ。しかし、先頭打者の京田陽太にフルカウントから四球を与えてしまう。続く阿部寿樹の3球目がワイルドピッチとなりノーアウト2塁のピンチ。阿部は4球目のストレートをライト前に運び、ノーアウト1、3塁。4番・ビシエドには初球のカットボールを打ち、ライトの前にポトリと落ちるタイムリーヒット。Dragonsに1点を返される。なおノーアウト1、2塁。石井弘寿ピッチングコーチがマウンドへ。5番・高橋は空振り三振に打ち取るが、6番・福田永将に初球の甘く入ったカットボールを捉えられ、左中間を真っ二つに破るツーベースヒット。ランナー2人が生還し、さらに2点を返される。しかし、代打・井領雅貴をファーストゴロに、郡司裕也をピッチャーゴロに打ち取り、何とかDragonsの攻撃を止める。【ヤ9-5中】

しかし、8回は清水昇が、9回は石山泰稚がそれぞれDragons打線を三者凡退に打ち取り、試合終了。9-5でSwallowsが久しぶりに快勝した。

試合感想

小川泰弘が5年振りの2ケタ勝利を挙げた。6回被安打10と常にランナーを背負う苦しいピッチングだったが、粘りの投球で2失点に抑えQS達成。四死球0だったのが良かったが、その分、ストライクのボールをヒットにされていた。要所を抑えていたのが勝ちに繋がった。

マクガフはカットボールを狙われていたようだ。甘いコースに入るカットボールを打たれて失点していた。打者がのけぞるような球でワイルドピッチとなったり、ストライクとボールがハッキリしていた。悪いなりのピッチングができないと、僅差の試合での起用は不安である。

打線は、先発野手が全員安打と活発だった。特に、3打点を挙げた塩見は良かった。昨日のエラーを引きずらずに積極的に打ちに行ったのが良かったか。塩見の他、エスコバー、青木、村上、中村がマルチヒットと、打撃好調だった。村上はこの日2打点を挙げ、トップの岡本、ビシエドと1点差の80打点とした。何かしら打撃タイトルを取って欲しい。

途中、新国立競技場から花火の煙や風船などが舞い込み、2度ほど試合が中断されたが、試合に大きな影響が無くて良かった。ただ、今後もこのような事が起きる可能性はあるので、新国立競技場での演出は慎重にして欲しい。原因やイベントの特定などはしないでおく。

気持ちいい勝ち方をした試合、最後まで観戦された皆さま、お疲れ様でした。

次試合の予定

日程 10/25(日)
対戦カード Swallows VS Dragons
対戦 23回戦
球場 明治神宮野球場
試合開始時間 18:30

予告先発

Dragons 柳裕也
Swallows スアレス


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