試合結果
J1 第23節 2020.10.18(日)
14:00 キックオフ
試合会場:IAIスタジアム日本平
清水 (13) |
0 | 前半 | 0 | 鳥栖 (19) |
1 | 後半 | 1 | ||
1 | 合計 | 1 |
※チーム名の下の括弧数字は試合終了後の勝点
得点者
清水 | 鳥栖 | ||
72′ | ヴァウド | 85′ | 林大地 |
【試合概要】
5連敗中の清水は4連敗中の鳥栖との対戦。清水は5連敗の間、必ず先制点を奪われ、終盤に1点返すのがやっと、といった試合が続いている。ホームで先制点を取って、可能なら追加点を奪い、守り切る試合ができるかどうか。
清水のスターティングメンバーは以下の通り。
FW:ジュニオール・ドゥトラ、カルリーニョス・ジュニオ
MF:西澤健太、後藤優介、西村恭史、鈴木唯人、ファンソッコ
DF:立田悠悟、ヘナト・アウグスト、ヴァウド
GK:梅田透吾
立田、ファンソッコが戻ってきた。3-5-2のシステムと思われる。両サイドの西澤とファンソッコの運動量がこの試合の鍵を握ると言っていいだろう。
【試合経過】
4分、清水。中盤でボールを受けた鈴木唯人がカルリーニョス・ジュニオへ縦パス。これが綺麗に通り、ペナルティエリアへ。しかし、シュートは鳥栖DF・宮大樹のブロックに遭い、打てず。
9分、鳥栖。右CKを得る。キッカーは梁勇基。右足でクロスを上げるとニアサイドで原輝綺が頭で合わせドンピシャのタイミングでヘディングシュート!しかし、ゴールライン前にいた西澤健太がヘディングでクリア。
31分、鳥栖。ペナルティエリア手前右側でボールを受けた原川力が左サイドDFラインの裏に走り込んだ小屋松知哉にスルーパス。そのままダイレクトでクロスボールを上げる。趙東建が走り込んでシュートを打つが、ヴァウドのマークに遭いボールは枠を大きく外れる。
54分、鳥栖。ゴールまで25m程度、中央やや右側でFKを得る。キッカーはチアゴ・アウベス。直接ゴールを狙ったがわずかにゴールの上。ゴールならず。
70分、清水。左CKを得る。キッカーは西澤。右足でクロスを上げるとファーサイドのヴァウドが頭で合わせヘディングシュート!これが鳥栖ゴールに突き刺さり、清水が6試合振りの先制点を挙げる。【Goal!! 清1-0鳥】
79分、鳥栖。清水陣内でボールを細かく繋いで右サイドから左サイドへ。ボールを受けた内田裕斗がペナルティエリア内に侵入、清水DFを1人かわしてシュートを打つがゴール右上に逸れていった。
83分、鳥栖。右サイドでボールを受けた森下龍矢が低いクロスを入れる。清水のディフェンスに遭いこぼれたボールを途中出場のルーキー・林大地が奪いそのままシュート!これが清水ゴール左隅に決まり、鳥栖が同点に追いつく。【Goal!! 清1-1鳥】
90分+1分、鳥栖。清水の攻撃を防いだ後、カウンターで清水陣内でボールを受けた石井快征が一気に清水陣内へ。森下に縦へのスルーパスが渡る。ペナルティエリア内、ダイレクトでマイナス気味のクロスを上げると後ろから上がってきた林大地がシュート!しかしゴールポストに当たり、跳ね返ったボールを拾った森下がシュートを打つが枠の外へ。
試合はそのまま終了し、1-1のドローに終わる。清水は6試合振りの、鳥栖は5試合振りの勝ち点1を挙げる
【試合感想】
ホームの試合ではあったが、終始鳥栖がボールを支配。ボール支配率も鳥栖が61%で清水が39%と、一方的に攻められていた試合であった。ただ、後半途中までは守備の意識が高く、これまでのように裏を取られても簡単に点を取られることは無かった。相手の決定力不足にも助けられていたが。ただ、DF陣がマークを切らすことはあまりなかったように思う。
それだけに残り15分での失点は痛かった。ゴール前でのもみ合い、こぼれ球を相手に拾われたのが、今の清水の運の無さを象徴している。先にボールを取ってとりあえずクリアしたかったところだ。
先制点を取ったのはセットプレーからだったが、西澤のクロスの精度が高いので、もっと有効に活用したい。CKやFKのチャンスを得られるような、相手を脅かす攻撃ができれば。
負けなかったことは良い事である。これで勝ち点1を得て、試合数に差があるとは言え、大敗した仙台の上に順位を上げたのだから。最下位・湘南が勝ち点3を挙げたため、現在勝ち点が20を割っている鳥栖、清水、仙台、湘南の下位争いが激しさを増してきた。こんなところで争っている場合じゃないんだけれども・・・。
とりあえず、最後まで観戦された皆さま、お疲れ様でした。
次節(第25節)
日程 | 2020/10/31 |
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試合開始 | 16:00 |
相手 | 柏 |
試合会場 | 三協フロンテア柏スタジアム |