試合結果
10月15日(木) 対BayStars 24回戦(明治神宮野球場)
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | TOTAL | H | E |
BayStars | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 3 | 4 | 2 |
Swallows | 0 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | X | 4 | 10 | 0 |
勝投手 | 吉田大喜 | (2勝6敗0S) |
敗投手 | 平良拳太郎 | (3勝4敗0S) |
セーブ | 石山泰稚 | (3勝2敗16S) |
BayStars | 佐野恵太19号(ソロ) | (2回:吉田大喜) |
Swallows | 村上宗隆22号(ソロ) | (5回:伊勢) |
BayStars | 梶谷隆幸17号(ソロ) | (6回:吉田大喜) |
【試合概要】
ゲーム展開
Swallowsの先発は、8月9日のBayStars戦でプロ初勝利を挙げてから5連敗中と、なかなか勝ち星に恵まれないルーキー・吉田大喜。対するBayStarsの先発はここまで10試合に登板し3勝3敗、防御率の割に勝ち星が少ない平良拳太郎。両先発で試合開始。
2回表、BayStarsの攻撃。この回の先頭は4番・佐野恵太。2ボールからの3球目、膝元のカットボールを思い切りすくい上げた打球は高く上がってライトスタンドに吸い込まれた。佐野の第19号ソロホームランでBayStarsが先制した。【ヤ0-1D】
2回裏、Swallowsの攻撃。この回先頭の5番・青木宣親がフルカウントから粘って四球を選ぶ。6番・坂口智隆は8球粘ってレフトへのライナー性の当たり。これをレフト・佐野がナイスキャッチ。1塁ランナーの青木は慌てて戻る。坂口は佐野のファインプレーでヒットを1本損する。続く7番・中村悠平は初球を打って打球は二遊間に転がる。ショート・柴田竜拓が良く捕ったが、セカンドへのトスが逸れ、記録はショートのエラー。1アウト1、2塁とチャンスを作る。この場面で8番・西浦直亨。初球の真ん中よりに入ったスライダーを叩き、レフトフェンス直撃のツーベースヒット。これで2塁ランナー・青木が生還し、1-1の同点に追い付く。西浦、昨日の2本塁打に続き、今日は先制点を演出。1アウト2、3塁となってピッチャーの吉田大喜。2ボール2ストライクからの外角のカットボールをライトへ打ち上げる。ライト・オースティンからの返球が逸れ3塁ランナーの中村が生還。吉田大喜、自ら逆転の2点目を叩き出す。2アウト3塁となって打順はトップに返って田代将太郞。またしても初球、やや高めのストレートを振り抜いた打球は右中間を抜ける。田代は快足を飛ばして3塁へ。タイムリースリーベースヒットでこの回、Swallowsが3点を挙げて逆転に成功する。【ヤ3-1D】
吉田大喜がランナーを出しながらも3回から5回までは無失点で抑えると、5回裏、Swallowsの攻撃。BayStarsはこの回から3番手の伊勢大夢がマウンドへ。1アウトから4番・村上宗隆。2ボール2ストライクから1球ファウルで粘った後の6球目。真ん中に浮いたフォークボールを打った瞬間、それと分かる打球はライトスタンドに飛び込み第22号ソロホームランで1点を追加し、吉田大喜を援護する。【ヤ4-1D】
しかし6回表、BayStarsの攻撃。この回の先頭はトップバッターの梶谷隆幸。1ボール1ストライクからの3球目、やや高めに浮いたフォークボールを見逃さずに逆方向へライナーで飛ばした打球がレフトスタンドへ。梶谷に第17号ソロホームランを浴び、1点を返される。しかし、後続を断ち、裏の攻撃で代打を出されたため、吉田大喜は6回で降板となった。【ヤ4-2D】
8回表、BayStarsの攻撃。この回からSwallowsは3番手・清水昇がマウンドへ。先頭バッターの代打・神里和毅に四球を与えてしまう。神里は続く代打・中井大介の4球目に2盗を決める。中井をセンターフライに打ち取り1アウト2塁。ここで打順はトップに返って、先ほどソロホームランを打った梶谷を迎える。2ストライクと追い込んでからの3球目、外寄りの落ちきらないフォークボールを捉えられ、1、2塁間を破るタイムリーツーベースヒット。これで1点差に詰め寄られる。その後はソト、オースティンを連続空振り三振に打ち取り、同点は免れた。【ヤ4-3D】
9回表のBayStarsの攻撃。Swallowsは守護神・石山泰稚がマウンドへ。石山は4番・佐野をセカンドゴロ、5番・宮崎敏郎もセカンドゴロ、6番・ロペスをファーストフライと三者凡退に打ち取り試合終了。
4-3でSwallowsが勝利し、連敗を4でストップ。ルーキー・吉田大喜は嬉しいプロ2勝目を挙げた。
試合感想
欲を言えば、今日は球数もそんなに多くなかったので吉田大喜に7回まで投げさせても良かったのではないかと思うが、慎重派の高津監督が無理をさせなかったのだろう。6回、86球、被安打3、被本塁打2、奪三振5、与四球1、失点2(自責点2)の内容。ソロ本塁打の2被弾がなければ7回まで投げたかもしれない。次回登板への課題だろう。
打線の方は、2回に先制された後すぐに逆転したのが良かった。特に、先制打を放った8番の西浦直亨が良い働きをした。この働きが続いたら、下位打線にいたら嫌なバッターになるだろう。7番あたりにいて欲しくないバッター。まずは底を目指して、好不調の波を少なくして欲しい。
8回裏の1アウト満塁のチャンスを逃したのは非常にもったいないなと思う。捕れるときにドンドン点を取らないと、Swallowsの救援陣はあまり信頼されていないので1点でも多く差を広げておきたかった。石山が完璧に抑えたので結果オーライだが。
久しぶりに神宮で良い試合をしたので、現地で観たかったな、と言う思いはある。まあ、仕方ない。最後まで観戦された皆さま、お疲れ様でした。
次試合の予定
日程 | 10/16(金) | ||
---|---|---|---|
対戦カード | Tigers | VS | Swallows |
対戦 | 19回戦 | ||
球場 | 阪神甲子園野球場 | ||
試合開始時間 | 18:00 |
予告先発
Swallows | 歳内宏明 |
Tigers | 西勇輝 |