試合結果
J1 第22節 2020.10.14(水)
19:00 キックオフ
試合会場:味の素スタジアム
FC東京 (47) |
1 | 前半 | 0 | 清水 (12) |
2 | 後半 | 1 | ||
3 | 合計 | 1 |
※チーム名の下の括弧数字は試合終了後の勝点
得点者
FC東京 | 清水 | ||
22′ | 田川亨介 | 78′ | ジュニオール・ドゥトラ |
55′ | 永井謙佑 | ||
90’+2′ | アダイウトン |
【試合概要】
今季3度目の4連敗中で、復活の兆しが全く見えない清水は、今節は2位をキープしているFC東京との対戦。FC東京の長谷川健太監督は清水OBで、監督としての実績も充分に積んでおり、今節もそう簡単な試合にはならないだろうことは予想できる。
清水のスターティングメンバーは以下の通り。
FW:カルリーニョス・ジュニオ、ジュニオール・ドゥトラ、金子翔太
MF:西澤健太、西村恭史、鈴木唯人、奥井諒
DF:ヘナト・アウグスト、六平光成、ヴァウド
GK:梅田透吾
ジュニオール・ドゥトラを1トップ気味に置いた3-4-2-1の布陣。GKは久々に梅田が起用された。
【試合経過】
3分、清水。中央付近で右に展開。奥井が敵陣深くまで運んでペナルティエリア右側のドゥトラにパス。ドゥトラが素早く反転して中央のカルリーニョスにパス。カルリーニョスはこれをダイレクトでシュートを放つが、枠を捉えられず。
21分、東京。ゴール正面やや左、25~30mの位置でFKを得る。キッカーは三田啓貴。直接ゴールを狙うが清水の壁に当たる。こぼれ球を拾ったのはディエゴ・オリヴェイラ。髙萩洋次郎から右サイドの中村拓海へ流す。中村は一旦髙萩に下げて、髙萩がクロスを上げる。こぼれ球を永井謙佑がゴール前に上げる。こぼれ球を三田がダイレクトでシュート!これが田川亨介に当たってコースが変わり清水ゴールに突き刺さる。FC東京が1点を先制する。【Goal!! 東1-0清】
38分、東京。自陣で清水のボールを奪いカウンターを仕掛ける。左サイドを走る永井謙佑にパスが通り、そのままゴール前に運んでシュート!しかし、ここはGK・梅田のファインセーブで失点を防ぐ。
54分、東京。清水のゴールキックを奪い、小川諒也が運んで永井にスルーパス。永井はボールを切り返してそのままシュート!これが清水ゴールに突き刺さり、FC東京が2点目を奪う。【Goal!! 東2-0清】
70分、東京。清水のクリアボールを拾った中村拓海が途中出場のアルトゥール・シルバへパス。シルバはペナルティエリアの外から強烈なミドルシュート!これはGK・梅田が右手1本で弾いて枠の外へ。
78分、清水。GK・林からのパスミスをドゥトラが前戦でカット。そしてそのままシュート!これがFC東京ゴールに突き刺さり、清水が1点を返す。【Goal!! 東2-1清】
90分+1分、東京。清水陣内左サイドでボールを回しながら髙萩へのパスを原大智が拾い、そのまま左サイドからグラウンダーのクロスを上げるとGK・梅田を通り抜けファーサイドに走り込んできたアダイウトンへ。アダイウトンは無人のゴールにそのまま押し込みFC東京がダメ押しの3点目を奪う。【Goal!! 東3-1清】
アディショナルタイムは4分だったが、反撃もなく試合終了。清水は今季3度目の5連敗。相変わらず失点が多い試合であった。
【試合感想】
1失点目と3失点目は、DFの数は足りているのに必要な所に人がいないため、隙を突かれて点を奪われるという、今季の清水「お得意」のパターン。本当に改善する気があるのだろうか?2失点目はマンツーマンだったが、シュートを防ぐ位置にDFがいなかった。
どうやら、DF陣全体で連携が取れていないのか。マークもすぐに外されるし、カバーリングも遅い。何より、オフサイドを全く取れない。組織的な守備ができていない証拠であり、とてもこの状態で勝利を掴むことは想像しづらい。
攻撃も、相手のミスからしか得点できず、全く攻撃の形を作れないままに90分が終了した。攻撃的サッカーとは何なのか。裏を取られまくって失点しまくることではないと思うのだが。
これで今季は3勝17敗3分。得点30はリーグ11位だが、失点53は断トツのワースト。得失点差-23もリーグワーストである。この数字を見てやるべきことは何か、もう少し考えて欲しい。
選手間の連携が取れていないので、今後もこのような試合が続くと思われる。今日は最後まで観戦された皆さま、お疲れ様でした。
次節(第23節)
日程 | 2020/10/17 |
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試合開始 | 14:00 |
相手 | 鳥栖 |
試合会場 | IAIスタジアム日本平 |