【燕】小川乱調で連敗、終盤の追い上げ虚しく (10/11)

試合結果

10月11日(日)　対Carp　21回戦（マツダZoom-Zoomスタジアム）

【試合概要】

ゲーム展開

＜お断り＞
この試合はDAZNで見ることが出来ないため、各種ネットメディアの情報を元にレポートを書いております。あらかじめご了承ください。

Carpの先発は、前回登板でSwallows相手に好投し、今季初勝利を挙げた中村祐太。２勝目を挙げることができるかどうか。対するSwallowsの先発は小川泰弘。９勝目を挙げてから足踏みが続いており、早い回で崩れる試合が続いているが今日はどうか。両先発で試合開始。

小川は３回まで、三者凡退に抑えるパーフェクトピッチング。中村祐もランナーを出しながらも３回までSwallows打線を抑えていた。

４回裏、Carpの攻撃。１アウトから２番・田中広輔にライトへの３塁打を打たれ、いきなりピンチを迎える。これがCarpの初安打である。続く鈴木誠也に初球をレフト前に運ばれ、１点を先制される。【広１－０ヤ】

５回裏、Carpの攻撃。この回先頭の西川龍馬がセンター前ヒットで出塁。続く會澤翼に四球を与える。ノーアウト１、２塁。そして堂林翔太にセンター前に運ばれ、１点を追加される。菊池涼介にライト前ヒットを浴び、ノーアウト満塁となる。続くピッチャー・中村祐にライト前タイムリーを浴び、さらに１点追加。ここで小川から久保拓眞にスイッチ。久保は２アウトを取ったものの、鈴木誠に押し出しの四球を与えこの回３点目。続く松山竜平にもフルカウントから押し出しの四球を与えてしまう。西川には初球を打たれショート内野安打。この間に２者が生還し、この回計６点を奪われる。【広７－０ヤ】

６回表、Swallowsの攻撃。この回先頭の４番・村上宗隆が初球を捉え、右中間スタンドに運ぶ第21号ソロホームランで１点を返す。【広７－１ヤ】

７回表、Swallowsの攻撃。代打・松本友がショートへの内野安打で出塁。１アウト後、坂口智隆がライトへの２塁打を放ち、１アウト２、３塁のチャンス。山田哲人がセカンドフライに倒れ、２アウトとなったところでCarpはケムナ誠から塹江敦哉にスイッチ。塹江は村上に四球を与え２アウト満塁。５番・青木宣親がレフト前に弾き返し、２者が生還。Swallowsが２点を返す。【広７－３ヤ】

８回表、Swallowsの攻撃。１アウトから代打・廣岡大志が初球をライト方向へ弾き返した打球はライトスタンドへ。廣岡の第４号ソロホームランで１点を返す。これで３点差まで詰め寄るが、後続を断たれる。【広７－４ヤ】

９回表、Swallowsの攻撃。Carpは守護神・フランスアがマウンドへ。４番・村上はキャッチャーファウルフライ。５番・青木がレフトへの２塁打を放ち、チャンスを作る。しかし、西田明央はファーストフライ。西浦直亨に代打・荒木貴裕を起用。荒木はセンター前ヒットで２アウト１、３塁とチャンスを拡げるが、最後は代打・中山翔太がライトフライに打ち取られ試合終了。

７－４でCarpが勝利、Swallowsは痛い連敗となった。

試合感想

このところ、エース・小川の調子が良くない。途中、体調不良でローテーションを１回飛ばしたこともあるが、５回を投げ切れていない。序盤で失点を重ねて降板、という状態が３試合続いている。しかし、小川が特に故障でも無いのなら、何とか立て直してもらわないと、現状のSwallowsの先発陣では勝ち星を期待できる投手がいない。相手投手に打線が抑えられたらお手上げだ。

打線に感しては、終盤に何とか４点を返したが、いかんせん５回裏の６失点が大きすぎた。青木が３安打２打点と気を吐いていたが、繋がらない打線は相変わらずで、打順を組み替えてもあまり効果はないようだ。押せ押せムードで大体、西浦に回ってきて攻撃終了となるパターンが多い気がする。打率は低くて構わないからチャンスに強い打者になってくれ。目標は中田翔で。

今日の負けは、意外に後を引くと思われるので、連敗が続きそうな予感しかしないのだが、予感が外れてくれると良いのだが。

最後まで観戦された皆さま、お疲れ様でした。

次試合の予定

予告先発