試合結果
J1 第20節 2020.10.03(土)
19:00 キックオフ
試合会場:昭和電工ドーム大分
大分 (28) |
1 | 前半 | 1 | 清水 (12) |
1 | 後半 | 0 | ||
2 | 合計 | 1 |
※チーム名の下の括弧数字は試合終了後の勝点
得点者
大分 | 清水 | ||
16′ | 高澤優也 | 26′ | ジュニオール・ドゥトラ |
76′ | 田中達也 |
【試合概要】
前節は3失点で、相変わらず守備陣が不安定な清水。今節は2009年以降、公式戦では6戦負け無しの大分が相手。しかし、今季は大分の方が上位にいる。果たして連敗を止めることが出来るか。
清水のスターティングメンバーは以下の通り。
FW:ジュニオール・ドゥトラ、後藤優介、カルリーニョス・ジュニオ
MF:西澤健太、河井陽介、六平三成、エウシーニョ
DF:立田悠悟、ヘナト・アウグスト、ヴァウド
GK:大久保択生
システムを3-4-1-2に変えてきた。西澤とエウシーニョが機能しないとすぐ守備が崩壊するが大丈夫だろうか・・・?まず守備をどうにかして欲しいのだが・・・。
【試合経過】
15分、大分。最終ラインから一気に前線の小出悠太にフィード。その小出がペナルティーエリア内に入ってから左側に走り込んできた高澤優也にパス。GK・大久保がかわされ、高澤は受けたパスをそのまま無人のゴールに流し込み、先制ゴールを決められる。【Goal!! 大1-0清】
25分、清水。センターサークルを超えたあたりでエウシーニョが前線へフィード。これをカルリーニョス・ジュニオがワンタッチでジュニオール・ドゥトラへパス。これを受けたドゥトラは相手GK、ムン・キョンゴンの頭を越えるループシュート!これが大分ゴールに吸い込まれ、清水が同点に追い付く。【Goal!! 大1-1清】
32分、清水。相手ディフェンスの裏に飛び出したエウシーニョにボールが渡ると、エウシーニョが中央へ切り替えしてペナルティエリア右隅からシュート!しかし、枠を捉えることが出来ない。
35分、清水。中央付近で相手ボールをカットして右サイドをエウシーニョがボールを運ぶ。ペナルティエリア付近でドゥトラにパス。ドゥトラはやや下がりながら左へ動いてシュート!しかし、これも枠を大きく外れる。
40分、大分。左サイド清水陣内中央から星雄次がクロスをあげる。このボールに田中達也が合わせるが、GK・大久保がファインセーブ!!失点を防ぐ。
49分、大分。フィールド中央付近から小塚和季から前線の田中達也へパス。田中達也はGK・大久保の守備をかわし中央へ折り返す。ここに高澤が反応するが、清水はヘナト・アウグストが懸命にクリア。
67分、大分。センターライン付近から野村直輝が右サイドの田中達也へ大きく展開する。田中はよく中央を見てクロスを上げる。ファーサイドにいた星雄次がヘディングシュート!しかしこれもGK・大久保がファインセーブ!!
74分、大分。右サイド、ディフェンスの裏に飛び出した田中達也にボールが渡ると、中央へクロスボールを上げる。このボールを野村直輝がヘディングシュート!しかしクロスバーに当たって跳ね返る。跳ね返ったボールを詰めていた田中達也がシュート!これが清水ゴールに入り、大分が勝ち越す。【Goal!! 大2-1清】
試合はその後、大きな変化は無く試合終了。2-1で大分が勝利し、清水は今季3度目の3連敗となった。
【試合感想】
予想通り、サイドの裏を取られまくって、ピンチばかりを招いていた。オフサイドを1つも取れないと、3バックは厳しい。両ウイングバックの運動量が不足していると言うことだろう。
それでも前半はチャンスを作れていた上、ボール支配率はほぼ五分五分だった。だが、決定力に欠けているのであまり意味が無い。しかもシュートは後半は1本のみ。もはやシュートにもって行くことも出来ないのかと、ため息ばかりが出てしまう。
このところ、ちょこちょこフォーメーションもシステムも変えてはいるが、どうも守備力の強化がクラモフスキー監督の頭にはないようだ。点を取って勝つサッカーをしたいのだろうが、まずしっかりした守備ありきだろう。順番が違うと思う。
今後もこのままこういうサッカーを見せ続けられるのかと思うと非常に憂鬱だが、そんな試合を最後まで観戦された皆さま、お疲れ様でした。
次節(第21節)
日程 | 2020/10/10 |
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試合開始 | 14:00 |
相手 | 広島 |
試合会場 | IAIスタジアム日本平 |