試合結果
10月02日(金) 対Carp 16回戦(明治神宮野球場)
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | TOTAL | H | E |
Carp | 2 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 7 | 14 | 0 |
Swallows | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 5 | 5 | 2 |
勝投手 | 床田寛樹 | (3勝6敗0S) |
敗投手 | クック | (0勝3敗0S) |
セーブ | フランスア | (2勝3敗11S) |
Swallows | 青木宣親17号(2ラン) | (1回:床田) |
Swallows | 西田明央5号(ソロ) | (4回:床田) |
【試合概要】
ゲーム展開
Swallowsの先発は、ここまで3勝4敗と負け先行。投球内容が毎回不安定な高梨裕稔。今日は序盤から丁寧なピッチングを披露できるか。対するCarpの先発はこちらも2勝6敗と負け先行。序盤から失点をしてしまい5回前後で降板することの多い床田寛樹。今季、ここまで似たような内容の両先発で試合開始。
1回表、Carpの攻撃。先頭バッターの大盛穂にストレートの四球を与えいきなりノーアウト1塁。続く田中広輔の2球目に大盛が盗塁成功。そして3球目がワンバウンドし、田中はハーフスイングで空振りを取られたが振り逃げで出塁。ノーアウト1、3塁とあっという間にピンチを迎える。そして3番・鈴木誠也に3球目の真ん中に入ったフォークボールを叩きつけた打球は三遊間を抜けるレフト前のタイムリーヒット。Carpが3人で1点を先制する。4番・松山竜平を空振り三振、5番・坂倉将吾をキャッチャーファウルフライに仕留め2アウト1、2塁までこぎ着けるが続く長野久義は外角低めのボール球を打ち、これが高いバウンドになってピッチャー・高梨がキャッチ。1塁へ送球するが間に合わず、早急も逸れて内野安打。2アウト満塁。そして堂林翔太が低めのスライダーを打って3塁線への強烈なゴロ。エスコバーがダイビングキャッチしたがどこにも投げられず内野安打。3塁ランナー還ってCarpに2点目を奪われる。【ヤ0-2広】
1回裏、Swallowsの攻撃。先頭バッターは今日はスタメンライトに入った荒木貴裕。3ボール1ストライクから四球を選び出塁。2番は青木宣親。2球目のほぼ真ん中のストレートを完璧に捉え、打球はバックスクリーンの横へ!青木の2ランホームランですぐさまSwallowsがすぐさま同点に追いついた。しかし、その後が続かずこの回は2点止まり。【ヤ2-2広】
2回は両軍、得点なし。ただ、高梨が1アウトからトップバッターの大盛にまたしてもストレートの四球を与えたのがまずかったのか、その裏の攻撃で打席に入るものの、見逃し三振に倒れると3回表からはクックに交代させられた。
3回表、Carpの攻撃。交代したばかりのクックは簡単に2アウトを取ったあと、長野に2球目、内寄り真ん中の高さに浮いたカットボールを打たれ、打球は右中間へ。長野は2塁まで進みツーベースヒット。そして堂林翔太には高めに浮いたカットボールをセンター前に弾き返され、Carpに1点を勝ち越される。【ヤ2-3広】
4回表、Carpの攻撃。1アウトから大盛穂に真ん中に入ったチェンジアップをピッチャー返し。センター前ヒットを打たれランナーを出す。続く田中広輔には初球の外角の高めに浮いたチェンジアップをライト前に弾き返され1アウト1、3塁のピンチ。ここで3番・鈴木。高めに浮いたチェンジアップを打つが強い当たりはサードゴロ。エスコバーが掴んで2塁送球アウト。1塁転送アウトのダブルプレーでピンチを何とか乗り切る。ただ、ファーストアウトの判定に対し佐々岡監督からリクエストが出された。審議の末、判定変わらず。何とか無失点に抑える。
4回裏、Swallowsの攻撃。1アウトから西田明央。1ボール2ストライクから、3球ファウルで粘った後の7球目。真ん中やや低めのストレートを左中間スタンドに放り込む第5号ソロホームランでSwallowsが再び同点に追い付く。【ヤ3-3広】
5回表、Carpの攻撃。この回先頭の松山が真ん中外寄りのチェンジアップをセンター前に転がしノーアウト1塁。続く坂倉が4球目の低めチェンジアップを上手くレフト方向に弾き返し、ツーベースヒット。ノーアウト2、3塁のピンチを迎える。続く長野には2ボールからのカットボールをセンターに打ち上げられ、3塁ランナーがたっちアップで生還。犠牲フライでCarpに再び1点を勝ち越される。堂林ショートゴロで2アウト2塁。バッターは8番の菊池涼介。1ボールから外角低めのカットボールを上手く捉えられ打球はレフトの頭上を越え、フェンスとグラウンドの間に挟まる。この間に2塁ランナー生還し、菊池のタイムリーツーベースヒットでこの回2失点目。【ヤ3-5広】
8回表、Carpの攻撃。この回からSwallowsは5人目の長谷川宙輝がマウンドへ。しかし、先頭バッターの菊池にストレートの四球を与えてしまう。ケムナ誠に代えて代打・上本崇司は初球で送りバントを決め1アウト2塁。トップに返って大盛穂に代打・會澤翼。この會澤に初球内角低めのチェンジアップをライト方向へ弾き返し、打球はライトの頭上を越えてフェンスに到達。タイムリーツーベースヒットとなり、Carpにさらに1点を追加される。會澤には代走に曽根海成が起用される。1アウト2塁。続くバッターは田中広輔。やや真ん中の高さに浮いたチェンジアップを引っ張ったあたりは1、2塁間を破るライト前ヒット。これを荒木が捕球にもたついている間に2塁ランナーが生還し、さらにCarpに1点を追加される。記録は1ヒット1エラー。さらに鈴木にフルカウントから四球を与え1アウト1、2塁とピンチが続く。しかし、松山をレフトフライ、坂倉をセカンドゴロに打ち取り、ようやくCarpの攻撃終了。【ヤ3-7広】
8回裏、Swallowsの攻撃。Carpは3人目の塹江敦哉がマウンドへ。この回はトップバッターの荒木貴裕から。2球目の高めのストレートを右中間へ。ライト・鈴木がこれを捕球できずボールが転々とする間に荒木は3塁へ。記録はスリーベースヒット。荒木、先ほどのエラーの汚名返上となるスリーベースヒットで出塁。続く青木は四球で出塁。ノーアウト1、3塁とチャンスを拡げる。続く山田哲人はストレートの四球。そして4球目のボールがワイルドピッチとなり、3塁ランナー・荒木が生還してSwallowsが1点を返す。ノーアウト1、2塁から4番・村上宗隆のファーストゴロで1アウト1、3塁と変わる。続く坂口智隆が1ボール2ストライクから2球粘って、6球目、低めのフォークボールを引っ張ったあたりは1、2塁間を破るライト前ヒット!3塁ランナーが生還し、Swallowsあさらに1点を返し、2点差に追い上げる。しかし、その後が続かず、この回は2点止まり。【ヤ5-7広】
しかし、9回裏。SwallowsはCarpの守護神・フランスアの前に3者凡退に倒れ、試合終了。5-7でCarpに敗れた。
試合感想
先発・高梨は2回を投げて懲罰的な降板。同じ打者に全く同じストレートの四球を与えたことが高津監督の逆鱗に触れたのであろう。また、初回2失点というのも、監督の期待を裏切る結果であり、先発としての役目を果たせなかった。先に点を取られるのは良くないが、初回先頭打者をストレートの四球からの失点なので、相当印象は悪かっただろう。次回登板までにしっかり反省して欲しい。
それよりも、クックは出さなきゃダメなのだろうか?どういう契約なのか知らないが、追い付いてもすぐに勝ち越される中継ぎは要らない。今季限りだとは思うが、防御率が8点前後で全く良くならないなら、使うべきではないと思う。先に星知弥で良かったのではないか。
長谷川宙輝は、良いときと悪いときがハッキリし過ぎている。今日は打たれた球がチェンジアップ。もっとストレートで押していくピッチングの方が良かっただろう。キャッチャー・古賀優大もその辺、臨機応変にリードできるよう精進して欲しい。
打線は、2度追い付いて5得点だからあまり責められない。ただ、連打はなかったので(5安打)、良く5点取ったな、と思う。下位打線がほぼ機能していないので、Carpからしたら守りやすいだろうとは思う。
先発と中継ぎがしっかり役目を果たせず、負けるべくして負けた試合。最後まで観戦された皆さま、お疲れ様でした。
次試合の予定
日程 | 10/03(土) | ||
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対戦カード | Swallows | VS | Carp |
対戦 | 17回戦 | ||
球場 | 明治神宮野球場 | ||
試合開始時間 | 18:30 |
予告先発
Carp | 森下暢仁 |
Swallows | スアレス |