【燕】石川6回途中2失点で今季初勝利!村上援護弾! (09/30)

試合結果

09月30日(水) 対BayStars 20回戦(横浜スタジアム)

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 TOTAL H E
Swallows 1 0 4 0 0 0 0 0 0 5 10 0
BayStars 0 0 0 0 0 2 0 0 1 3 7 0
勝投手 石川雅規 (1勝5敗0S)
敗投手 上茶谷大河 (2勝2敗0S)
セーブ 石山泰稚 (3勝2敗14S)
Swallows 村上宗隆19号(3ラン) (3回:上茶谷)

【試合概要】

ゲーム展開

BayStarsの先発は前回登板のTigers戦でプロ2度目の完封勝利を収めている2年目の上茶谷大河。ここ5試合は自責点2以内の投球を続けており安定したピッチングをしている。今日の試合はどうか。対するSwallowsの先発は、今季まだ勝ち星がなく、いいピッチングをしていても突然崩れる試合が多い石川雅規。40歳の今季、正念場である。両投手の先発で試合開始。

1回表、Swallowsの攻撃。まず先頭の山崎晃大朗がストレートの四球で出塁する。2番・青木宣親の3球目でチェンジアップがワイルドピッチとなり山崎は2塁へ。ノーアウト2塁。青木のファーストゴロの間に山崎は3塁まで到達。1アウト3塁。そして3番・山田哲人が1ボールからの2球目、外角のストレートをライトへ高々と打ち上げフェンス際で神里和毅がキャッチ。悠々と山崎がタッチアップから生還し、犠牲フライで1点を先制する。【横0ー1ヤ】

3回表、Swallowsの攻撃。1アウト後、またも山崎が四球を選び出塁。2番・青木は2ボール2ストライクからの5球目、内角のカットボールをつまりながらも1、2塁間を破るライト前ヒット!1アウト1、3塁のチャンス。続く3番・山田哲は高めのカットボールを上手くセンター前に転がし、3塁ランナー・山崎が還って2点目を奪う。山田哲はこの日2打点目。そして迎えるバッターは4番・村上宗隆。3ボール1ストライクからの5球目、ほぼ真ん中に来たツーシームをレフト方向へ弾き返した打球はライナー性で飛んで行きレフトスタンドへ!レフト・佐野恵太が見送った打球は第19号3ランホームランとなり、この回4点を獲得。【横0-5ヤ】

先発の石川は5回まで被安打1、無四死球と素晴らしいピッチングを披露し勝利投手の権利を得た。

しかし6回裏、BayStarsの攻撃。この回先頭の倉本寿彦に低め、ボール気味のシンカーを上手く拾い上げてセンター前に落とし出塁。ノーアウトのランナーを出す。しかし、3番手ピッチャー・山﨑康晃の代打・蝦名達夫をセカンドフライ、戸柱恭孝をファーストゴロに打ち取り、2アウト2塁までこぎ着ける。しかし、トップバッターの梶谷隆幸に左中間を破るツーベースヒットを打たれ、2塁ランナーが還り1点を返される。続く神里に外角のスライダーを軽く当てた打球がセンター前に落とされ、2塁ランナーが還り2点目を入れられる。これで3点差となったところで斎藤隆ピッチングコーチがマウンドへ向かい、高津監督がピッチャー交代を告げる。2番手に梅野雄吾がマウンドへ。梅野は初球、やや高めのストレートをソトにライト方向に転がされるが、セカンド・山田哲のファインプレーで事なきを得て3アウト。【横2-5ヤ】

7回、8回とSwallowsはチャンスを作るものの、あと1本が出ず追加点ならず。逆に中継ぎ陣はBayStars打線を抑え、最終回を迎える。

9回裏、BayStarsの攻撃。マウンドにはSwallowsの守護神・石山泰稚。しかし、先頭の神里にフルカウントから粘られて四球を与えると、続くソトに内角低めのストレートを詰まりながらもライト前に運ばれ、ノーアウト1、3塁のピンチ。続く4番・佐野には高めのストレートを叩きつけてセンター前ヒット。これで3塁ランナーが還りBayStarsに1点を返される。なおもノーアウトランナー1、3塁。5番、宮﨑敏郎には2ボールから高めのストレートを打たせ、浅いセンターフライで1アウト。続くロペスにも初球、高めのストレートを打たれセンター左へライナー性の打球が飛ぶが、センター・山崎が抑え2アウト。最後は倉本俊彦を空振り三振に斬って取り、試合終了。【横3-5ヤ】

最後はあわや逆転サヨナラかと思わせる反撃を喰らったが、何とか石山が耐えて3-5で勝利。石川雅規が今季初勝利を挙げた。

試合感想

先発・石川は5回までは出したランナーが1人、被安打1のほぼパーフェクトなピッチングで文句なし。6回に2点取られて降板したものの、これまでいいピッチングを続けながら一度打たれると大量失点となるケースが多かったので、あの場面での交代は仕方ないかな、と思う。ただ、石川のユニを持っている筆者としては、今季初勝利、大変嬉しく思う。

梅野雄吾、マクガフ、清水昇も良くBayStars打線を抑えた。マクガフが8月くらいから調子を上げており、防御率もようやく4点台を割ったので、中継ぎでようやく使えるかな、と言う目途が立った。昨年の疲労が溜まっていたのだろう。

最後、石山泰稚は、まあいつものことなので気にはしないが、先発・石川の心臓に悪いので(笑)、こういう日くらいはスパッと締めて欲しい。

山田哲が2安打2打点、村上が2安打1本塁打3打点と、3番4番がランナーをキッチリ返してくれたのは大きい。欲を言うなら、7回、8回のチャンスに1点でも追加点を挙げていればな、と思う。ちょっと残塁が多かった(今日に限った話ではないが)。

明日はNPB復帰3試合目の登板となる歳内宏明が先発予定。まだ、不安定なピッチングなので、序盤から点を取って歳内を助けたいところ。果たしてどうなるか。

今日は最後にハラハラさせられたが、Swallowsファンなら慣れていると思うので、余興のように楽しんだことだろう。最後まで観戦された皆さま、お疲れ様でした。

次試合の予定

日程 10/01(木)
対戦カード BayStars VS Swallows
対戦 21回戦
球場 横浜スタジアム
試合開始時間 18:00

予告先発

Swallows 歳内宏明
BayStars 武藤祐太


東京ヤクルトスワローズランキング

スポンサーリンク
Sponsored Link
 
スポンサーリンク
Sponsored Link