【清水】3点取られて完敗、またも連敗 (09/26)

試合結果

J1 第19節 2020.09.26(土)
14:00 キックオフ
試合会場:豊田スタジアム

名古屋
(33)
2 前半 0 清水
(12)
1 後半 1
3 合計 1

※チーム名の下の括弧数字は試合終了後の勝点

得点者

名古屋 清水
2′ 阿部浩之 88′ カルリーニョス・ジュニオ
25′ 前田直輝
74′ 丸山祐市

【試合概要】

前節、ホームの浦和戦で敗戦を喫した清水。なかなか上昇気流に乗れず、チーム状態も上がらない。一方、名古屋は白星と黒星を交互に繰り返し、流れで行けば今節は白星を飾る節。上位に残るためには負けられない一戦。

清水は3戦連続で3-5-2のシステムで試合に臨むが、まだはじめたばかりなので果たして名古屋相手に通じるかどうか。

FW:ティーラシン・デーンダー、カルリーニョス・ジュニオ
MF:西澤健太、中村慶太、河井陽介、後藤優介、エウシーニョ
DF:立田悠悟、六平光成、ヘナト・アウグスト
GK:大久保択生

ヴァウドの代わりに六平光成、竹内涼に代わり前節で良いプレーをしていた後藤優介、新人の鈴木唯人に代わり中村慶太、ジュニオール・ドゥトラの代わりにティーラシン・デーンダーが入った。

【試合経過】

1分、名古屋。清水陣内でカルリーニョス・ジュニオのパスミスを奪った成瀬竣平が中央のマテウスへ。マテウスから左サイドの阿部浩之へボールが渡る。阿部がペナルティーエリア内左サイドからややループ気味に清水のゴール右隅を狙ったシュートがポストに跳ね返ってゴール内へ。名古屋が早々と先制点を挙げる。【Goal!!】名1-0清

3分、清水。右CKを得る。キッカーは西澤。クロスボールはファーサイドに流れて、中村慶太が一旦落ち着ける。左サイドからクロスを入れると、ヘナト・アウグストが頭で合わせてヘディングシュート!しかし、枠を捉えられずゴール左へ外れてしまう。

18分、名古屋。ほぼゴール正面、ゴールまでの距離はおよそ25~30mの位置でFKを得る。キッカーはマテウス。直接ゴールを狙ったが、GK・大久保が懸命に触ってクロスバーに当たりCKとなる。CKのキッカー・マテウスがクロスを入れ、山﨑凌吾がヘディングシュートを放つが、GK・大久保がナイスセーブ!失点を防いだ。

24分、名古屋。右サイドで成瀬が中へパス。これを山﨑がキープ。前へ飛び出してくる前田直輝にスルーパス。オフサイドは無し。前田はGK・大久保と1対1になると、これをかわし、無人のゴールへボールを蹴り込む。名古屋が2点目を挙げる。【Goal!!】名2-0清

51分、名古屋。右CKを得る。キッカーはマテウス。ファーサイドに狙ったところに阿部がダイレクトでシュート!しかし、ボールはゴール右へ外れ事なきを得る。

73分、名古屋。左CKを得る。キッカーはマテウス。中央やや外寄りにクロスを入れると、キャプテン・丸山祐市がヘディングシュート!これが清水ゴール左隅に突き刺さり、名古屋に決定的な3点目を入れられる。【Goal!!】名3-0清

81分、清水。名古屋陣内深いところでスローインからクロスを上げるが、名古屋DFに阻まれる。しかし、このこぼれ球を河井がゴール右隅を狙ってシュートするが、名古屋GK・ランゲラックにファインセーブされ得点ならず。

87分、清水。ドゥトラがキープして立田へ、立田からさらに左サイドの西澤へパス。西澤が中央へクロスを入れるとカルリーニョス・ジュニオがヘディングシュート!これが名古屋ゴールに突き刺さり、清水が何とか1点を返す。【Goal!!】名3-1清

90分、清水。左CKを得る。キッカー・西澤がニアにクロスを入れると立田が後ろへ逸らして相手GKを外し、そこに後藤がヘディングシュート!しかしボールはわずかにゴール右に外れ、追加点ならず。

試合はそのまま終了、3-1で清水は完敗を喫し、今季、三度の連敗となった。

【試合感想】

1失点目、お得意の自陣でのパスミスからの失点。何回繰り返せば気が済むのか。自陣で敵も多くいる状態ではまずセーフティに。ディフェンスの鉄則だと思うのだが、最近は違うのだろうか。

2失点目。3人のDFが横に揃った状態でスルーパスを簡単に出され、GKと1対1にされる。難しい局面だが、オフサイドを取れなかった時点で失点は決まっていたものと言って良いだろう。何のためにフラットに3人並んだのか。

3失点目。ノーマークの相手DFにヘディングシュートを決められる。ファーサイドに誰もいなかったら、キッカーはそこを狙うはず。誰も気付かなかったとしたら、ディフェンスの意識が希薄すぎるだろう。

攻撃面に関して言えば、チャンスはあったが、いつも言っているとおり、決定力が足りない。と言うか、無い。何点か取られたあとの終盤、残り数分でようやく、1点取れるかどうか、と言う攻撃陣は、相手にとって何も怖くはないだろう。今さら4-2-1-3には戻さないだろうが、3-5-2でも全くシステムとして機能しないとなれば、どうしたら清水は勝てるのか。フロント、監督を総取っ替えした上で、1年休んで練習に励んだらどうか。

順位表上は16位だが、下位2チームは2試合少ない状態で勝ち点3以内にいる。ほぼ最下位と言って良いだろう。降格がない今季で助かってはいるが、このままでは来季の降格は確実だ。慢性的にお金のないチームではあるが、鈴与さん、何とかしてください。

とまあ、愚痴しか出て来ない試合だったが、最後まで観戦された皆さま、お疲れ様でした。

次節(第20節)

日程 2020/10/03
試合開始 19:00
相手 大分
試合会場 昭和電工ドーム大分


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