【燕】終盤に代打・荒木のバスター弾などが飛び出し逆転勝利 (09/25)

試合結果

09月25日(金) 対Tigers 16回戦(明治神宮野球場)

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 TOTAL H E
Tigers 1 1 0 1 0 0 0 0 0 3 9 0
Swallows 1 0 0 2 0 1 2 0 X 6 10 0
勝投手 梅野雄吾 (2勝0敗0S)
敗投手 西勇輝 (7勝4敗0S)
セーブ 石山泰稚 (3勝2敗12S)
Swallows 青木宣親16号(ソロ) (1回:西)
Tigers ボーア15号(ソロ) (2回:高梨)
Swallows 荒木貴裕1号(2ラン) (7回:能見)

【試合概要】

ゲーム展開

Swallowsの先発は前回登板、5回無失点で久しぶりの勝利で今季3勝目を挙げた高梨裕稔。一方、Tigersの先発は勝ち負けの付かなかった試合を入れると5連勝中の西勇輝。両先発で試合開始。

1回表、Tigersの攻撃。先頭打者の近本光司をフルカウントから四球で出塁させる。2番・荒木郁也をセカンドゴロに打ち取りランナー入れ替わって1アウト1塁。3番・糸井嘉男の3球目に荒木が走って1アウト2塁。糸井空振り三振で2アウト2塁となって4番・サンズ。2球目、やや内寄りのストレートを打たれ、詰まった当たりがセンター前に落ち、タイムリーヒット。Tigersが1点を先制。

1回裏、Swallowsの攻撃。1アウトから2番・青木宣親。2球目、膝元のスライダーを上手くすくい上げた打球は、風に乗ってライトスタンドへ。第16号ソロホームランで1-1の同点となる。

2回表、Tigersの攻撃。この回先頭はボーア。フルカウントから粘って8球目、膝元に来たカーブを上手くすくい上げ右中間スタンドへ。第15号ソロホームランで1-2とすぐさま勝ち越す。

4回表、Tigersの攻撃。1アウトからこの日スタメンマスクを被っている7番・坂本誠志郎。2ボール2ストライクから1球粘って6球目、高めに浮いたフォークを捉え、右中間を破るツーベースヒット。続く8番・2年目の小幡竜平。1ボール2ストライクから1球ファウルで粘ったあとの5球目。高めのストレートを左中間深々と破るスリーベースヒットでTigersが3点目を挙げる。

4回裏、Swallowsの攻撃。簡単に2アウトを取られたあと、この日5番・センターで起用された濱田太貴が初球のスライダーをセンター前に運び出塁。6番・西浦直亨も初球の外角のスライダーを捉え、セカンドの頭上を越えるライト前ヒットで出塁。濱田が3塁まで進み、2アウト1、3塁のチャンス。7番・エスコバーの2球目で西浦が盗塁、2アウト2、3塁。3ボール1ストライクとなったあとの5球目、高めのシュートを打ち、詰まった当たりがセンター前にポトリと落ちる2点タイムリーヒットとなり、3-3の同点に追い付く。

先発・高梨は5回裏で代打を送られ、降板。5回、87球、被安打6、被本塁打1、奪三振5、与四球2、失点3(自責点3)の内容。

6回裏、Swallowsの攻撃。この回先頭の青木がセンター右に落ちるヒットで出塁。ノーアウト1塁。山田哲人が大きなレフトフライで1アウトとなると、4番・村上宗隆はフルカウントから四球を選び、1アウト1、2塁。濱田は見逃し三振に倒れるが、6番・西浦が1ボール2ストライクからの4球目、外角のシュートを引っ張った当たりは、ボテボテのゴロ。しかしこれが三遊間を抜けていき、セカンドランナーの青木が生還してSwallowsが4-3と逆転に成功!

7回裏、Swallowsの攻撃。この回からTigersは能見篤史を2番手でマウンドへ。この回先頭の西田明央がフルカウントから高めのストレートをつまりながらもショートの後ろに運ぶポテンヒットで出塁。ノーアウト1塁。続く3番手のピッチャー・マクガフに変わって代打・荒木貴裕。初球バントの構え(ボール)から、2球目、思い切ってバスターエンドランに切り替え外角高めのストレートを振り抜いた打球はレフトスタンドへ!今季第1号の2ランホームランでSwallowsが2点を追加、6-3とする。

8回表は清水昇が、ランナー2人を出しながらも無失点に抑えると、9回表は守護神・石山泰稚が先頭打者をヒットで出すも後続を断ち試合終了。6-3でSwallowsが逆転勝利し、連敗を3でストップした。

試合感想

序盤は先発・高梨が小刻みに点を取られ、なかなかリードが奪えない嫌な雰囲気であったが、4回裏に追い付くと、6回7回で逆転、追加点と効果的に得点し勝つことが出来た。Swallowsらしい、粘りの野球であった。

全体的に投手陣はスッキリしない投球内容ではあったが、何とか失点を防いでくれたこと、攻撃陣が少ないチャンスをものにしたことが大きい。

バスターエンドランがホームランになったのはまぐれであろうが(失礼!)、良く思いきって振り抜いたなと思う。これが荒木の持ち味だろう。近年は代打での起用が多いが、その経験を活かした一発だったと思う。この2点で試合を決めることが出来たのは大きい。

今後も特に中継ぎ陣のフル回転が予想されるが、何とか踏ん張って失点を防いで少ないチャンスをものにし、勝利を積み重ねて欲しい。最後まで観戦された皆さま、お疲れ様でした。

次試合の予定

日程 09/26(土)
対戦カード Swallows VS Tigers
対戦 17回戦
球場 明治神宮野球場
試合開始時間 18:30

予告先発

Tigers ガンケル
Swallows スアレス


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