【燕】石川またも勝てずチームも今季初6連敗 (09/15)

試合結果

09月15日(火) 対BayStars 16回戦(明治神宮野球場)

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 TOTAL H E
BayStars 2 0 1 1 0 1 0 3 0 8 10 0
Swallows 0 2 0 0 0 1 0 0 0 3 6 2
勝投手 坂本裕哉 (2勝0敗0S)
敗投手 石川雅規 (0勝4敗0S)
BayStars ソト15号(2ラン) (1回:石川)
BayStars 宮﨑敏郎12号(ソロ) (6回:星)
Swallows 青木宣親14号(ソロ) (6回:坂本)

【試合概要】

ゲーム展開

Swallows先発はここまで7試合に先発して勝ち星がまだ無い、40歳の石川雅規。良い投球をした試合に限って援護がなく、負ける時は早々に失点と、好不調の波が激しい今季。ここから立て直せるか。一方のBayStars先発・左腕の坂本裕哉は、ルーキーながら6月のプロ初先発初勝利を挙げた。しかしその試合で足首を捻り、9月に復帰したばかり。復帰試合は勝ち負けは付かなかったものの5回7失点と不調だった。そんな両先発で試合開始。

まず1回表、先頭バッターの梶谷にレフト前ヒットを許す。2番・オースティンの3球目で盗塁を決められ、ノーアウト2塁といきなりピンチを迎える。オースティンはサードゴロに打ち取ったが、3番・ソトに3ボール1ストライクからの5球目、ストライクを取りにいった球が真ん中外よりに入り、これをソトにライトスタンドに運ばれる2ランホームランを浴び、2点を先制される。

2回裏、今度はSwallowsの攻撃。この回先頭の青木宣親が2球目、やや高めのストレートをレフトに弾き返し、これがレフトフェンス最上部に当たりツーベースヒットで出塁。2アウト後、西田明央に申告敬遠。ピッチャー・石川との勝負に出るが、ストレートの四球を選び、2アウト満塁のチャンス。ここで打順はトップに返って坂口智隆。フルカウントから粘って8球目、高めのスライダーをレフト前に弾き返す2点タイムリーヒット!これで2-2の同点に追い付いた。

しかし同点に追い付いた直後の3回表、1アウトからトップバッターの梶谷に、打ち取った当たりが飛んだ場所が良く、1、2塁間を破るヒットで出塁。2ボール1ストライクからの4球目に梶谷が再び盗塁を決め1アウト2塁。オースティンはセカンドフライに打ち取り2アウト2塁。ここで先ほど先制の2ランを放ったソト。2球目、低めのチェンジアップを上手くすくわれレフト前に弾き返される。セカンドランナーの梶谷が生還し、2-3と1点リードされる。

そして4回表、この回先頭の宮﨑敏郎がど真ん中に入ったストレートを引っ張り、サードの頭上を越えるレフト線へのツーベースヒットで出塁を許す。続く戸柱恭孝のセカンドゴロの間に宮﨑は3塁へ。倉本寿彦はフルカウントから四球を選び、1アウト1、3塁。そして8番・大和にフルカウントからインコースの球をレフトへ。これが犠牲フライトなり、BayStarsが4点目を追加。石川はこの裏の打席で代打を送られ降板となった。

石川は4回を投げて82球、被安打5、被本塁打1、与四球1、失点4(自責点4)の内容。

5回表から星知弥が登板。BayStars打線を3者凡退で退けたが、Swallowsもその裏、坂本に3者凡退に打ち取られた。

6回表、1アウトから宮﨑。4球目の高めに浮いたストレートを真芯で捉えられ、そのままレフトスタンドに飛び込むソロホームラン。BayStarsが1点を追加し、2-5。2アウト後、倉本に四球を出し、柴田竜拓にセンター前ヒットを打たれ、2アウト1、2塁とまたピンチを迎える。しかし、坂本をショートゴロに打ち取り、この回を1失点で終える。

6回裏、1アウトから5番・青木。4球目、高めのスライダーをジャストミート!ライトスタンドにライナーで突き刺すソロホームランで1点を返し、3-5と2点差に詰め寄る。ここで坂本が降板し、2番手の平田真吾がマウンドへ。中山翔太が空振り三振のあと、濱田太貴が4球目のスライダーを上手く捉えセンター前ヒットで出塁。しかし、西田が空振り三振に倒れ、この回は1点止まり。

7回表、先頭バッターの梶谷に外角のツーシームを上手く当てられレフト前ヒットを許す。梶谷は猛打賞。続くオースティンは空振り三振に打ち取る。ソトの初球で三度、梶谷が盗塁を試みるがこれは失敗。2アウトランナー無しと変わる。ソトも空振り三振に斬って取り、星は3回を投げ被安打3、被本塁打1、奪三振3、与四球1、失点1(自責点1)という投球内容。宮﨑へのソロホームランが痛かった。

8回表。Swallowsは3人目の近藤一樹をマウンドへ。この回先頭の佐野恵太。ここまでヒットなし。3ボールからの4球目、やや外より真ん中の高さの甘い球をレフト前へ弾き返され、ノーアウトのランナーを出す。続く宮﨑はサードゴロに打ち取ったかに見えたが、サード村上が捕球できずに弾き、エラーとなりノーアウト1、2塁。続く打者は戸柱。送りバントを近藤が素早く処理しサードへ送球。やや逸れたがサード村上が捕ることが出来ず、記録はピッチャー・近藤の悪送球。続く倉本の打球はレフトフライ。しかし、青木の好返球で犠牲フライにはならず。1アウト満塁と変わり続くバッターは途中出場の柴田。甘いフォークボールを強く弾き返し、打球は左中間を破る走者一掃のタイムリーツーベースヒット!BayStarsに3点を追加され3-8。これで勝負あり。

9回裏、BayStarsは5番手の国吉佑樹がマウンドへ。代打・山崎晃大朗からの攻撃。山崎の打球は1塁方向へのボテボテのゴロ。国吉が捕ってグラブと素を試みたが大きく逸れて、記録は山崎のピッチャー内野安打。ノーアウトのランナーが出て、1点でも2点でも、次の試合につなげる攻撃をしたいところ。しかし、濱田は初球のカットボールがバットの先に当たりピッチャーゴロ。1-4-3とわたってダブルプレー。2アウトランナー無し。最後は代打・宮本丈がフルカウントと粘ったが、最後、外角低めのストレートを自信を持って見送ったが判定はストライクで見逃し三振に倒れ、試合終了。3-8でBayStarsが勝利。Swallowsは引き分けを挟んで6連敗。借金も15に膨らんだ。

試合感想

石川は初回、ソトの2ランホームランをはじめ、要所での球がことごとく浮いていた。よく4点で抑えたな、という感じ。球数が多いのは、2ボール、3ボールになる事が多く、フルカウントにする事も多かったから。四球を嫌ってストライクを取りに行ったボールが甘く入り痛打されていた。この調子だと今季は勝ち星には恵まれないかもしれない。

星は、宮﨑への失投以外は良く抑えていた。先発が早々に降板したあと、2回、3回と投げてくれる貴重な存在。ただ、当番過多にならないよう、先発投手陣は気合いを入れて欲しい。

近藤の3点は防げた3点。ただ、近藤のせいではないとは思う。強い打球ではあったがバウンドとしてはそんなに難しくないサードゴロを弾いたあと、近藤からのサードへの送球に対応できなかった村上は、もっと守備練習が必要だろう。守備でリズムを崩すとバッティングにも影響する。森岡内野手美装塁コーチ当たりに鍛えてもらって欲しい。

打線は、線になってない。青木1人が元気だが、エスコバー、山田や村上なんかは当たりが止まってる。先発が抑えられず、打線で得点が期待できないと言う最悪の状況で、現在6連敗。昨年の16連敗を思い出させる。小川泰弘で勝てなきゃいつまでも勝てない気がする。そのくらい、今のSwallowsは状態も悪いがそもそも選手層が薄く、期待の若手がずっと伸び悩んでいる。早く、晴れやかな気持ちで記事を書きたいものだ。

投打ともにアンバランスな状態の中、最後まで観戦された皆さま、お疲れ様でした。

次試合の予定

日程 09/16(水)
対戦カード Swallows VS BayStars
対戦 17回戦
球場 明治神宮野球場
試合開始時間 18:00

予告先発

BayStars 上茶谷大河
Swallows 歳内宏明


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