【清水】守備のもろさが露呈、攻撃もラスト1プレーの精度欠き4連敗

試合結果

J1 第14節 2020.09.05(土)
18:00 キックオフ
試合会場:IAIスタジアム日本平

清水
(9)
0 前半 2
(23)
1 後半 0
1 合計 2

※チーム名の下の括弧数字は試合終了後の勝点

得点者

清水
90′ カルリーニョス・ジュニオ 35′ 呉屋大翔
  38′ 江坂任

【試合概要】

首位争いに何とか踏みとどまりたい柏に対し、3連敗と元気が無いホームの清水。清水はここ3試合で12失点と、守備陣が完全に崩壊しており、再び立て直しが求められている一戦。しかも柏はオルンガをメンバー外にするという、清水としては屈辱的な布陣。

清水のスターティングメンバーは以下の通り。

FW:ジュニオール・ドゥトラ、カルリーニョス・ジュニオ、金子翔太
MF:竹内涼、中村慶太、ヘナト・アウグスト
DF:奥井諒、立田悠悟、ヴァウド、金井貢史
GK:大久保択生

1分、柏。左サイドから三丸拡が中央付近の戸嶋祥郎にパス。戸嶋がグラウンダーでペナルティエリアに入ってきた呉屋大翔にパス。呉屋が倒れ込みながらシュートを放つが、これはGK・大久保が身体でガッチリ防いで失点を許さず。

5分、清水。左CKを得た清水。キッカーは中村慶太。ファーサイドに流れたボールにカルリーニョス・ジュニオがフリーでボレーシュートを放つが、上手く足に当たらずゴールならず。

34分、柏。左サイドに大きく展開し、三丸がボールを持って上がる。中央、ペナルティエリアに猛然とダッシュしてきた呉屋にピンポイントのクロスを上げると、呉屋はそのクロスに合わせボールは清水のゴール右隅へ。柏が1点を先制する。

37分、柏。自陣でGKからのボールを受けた三丸が前方の戸嶋へフィードし清水陣内へ。中央に上がってきた江坂任にパスすると、江坂は清水DFの隙間を縫った豪快なシュート!これが清水ゴール左上隅に突き刺さり、柏が2点目を奪う。

45+2分、清水。ヘナト・アウグストが左サイドから中央に切れ込んでいき、シュート!しかしこれは柏GK・中村航輔のファインセーブに阻まれ、得点ならず。

56分、柏。左サイドの三丸からゴール前でフリーになっていた江坂へ。江坂はGKと1対1となりながら、シュートが枠を捉えられず、追加点はならず。

59分、柏。GKの中村が、ゴールキックを蹴った際に左足を痛め、交代。代わりに滝本晴彦が入る。

71分、柏。ペナルティエリア左でボールを持って中央へグラウンダーのボールを上げる。これを清水DF・立田悠悟が止めるが、こぼれ球を呉屋がシュート!ゴールにボールは入ったが、オフサイドを取られ、得点ならず。

87分、清水。柏陣内、中央付近にいた西澤がやや左前方にいたジュニオール・ドゥトラへパス。ドゥトラはDFの隙を突き、柏ゴールを狙うが、クロス馬に阻まれ得点ならず。

89分、清水。柏陣内、右サイドでFKを得る。キッカーは西澤。クロスボールはファーサイドのカルリーニョス・ジュニオへ。カルリーニョスはこれをヘディングで柏ゴールに押し込み、清水、終了間際にようやく1点を返す。

アディショナルタイムが8分、清水が怒濤の攻撃を仕掛けるが、ゴールには至らずそのまま試合終了。1-2で柏が勝利。清水は4連敗となった。

相変わらず、DF陣は相手にスペースを与えすぎている他、マークが外れフリーの選手を多く作り出している。攻撃する側からしたら誰にパスしても良い状態。これでは失点を防ぐ事は難しいだろう。中央でも特に相手のボールにプレッシャーをかけることもないので、自陣ゴール付近まで用意にボールを運ばれてしまっている。その為、失点の確率が高くなっていると思われる。

また、中央でのプレッシャーを与えないため、速攻がなかなか出来ず、相手のマークを振り切ってシュートまで持って行くような攻撃が出来ていない。その為、得点チャンスは多くない。決定機が少ないので、今の状態で勝つのは難しいだろう。

4連敗、今季14試合中13試合で失点を重ねている状態で、正直試合を見るのがしんどいかもしれないが、最後まで観戦された皆さま、お疲れ様でした。

次節(第15節)

日程:2020/09/09
試合開始:19:00
相手:広島(エディオンスタジアム広島)


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