【燕】小川の好投と山田の満塁弾で連敗ストップ! (08/30)

試合結果

08月30日(日) 対BayStars 15回戦(横浜スタジアム)

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 TOTAL H E
Swallows 1 4 0 0 0 0 1 0 0 6 12 0
BayStars 0 0 1 0 0 0 1 0 2 4 11 0
勝投手 小川泰弘 (7勝2敗0S)
敗投手 阪口皓亮 (0勝2敗0S)
Swallows 山田哲人6号(満塁) (2回:阪口)
BayStars 梶谷隆幸11号(ソロ) (3回:小川)
BayStars 桑原将志1号(ソロ) (7回:小川)

【試合概要】

ゲーム展開

BayStarsの先発は3年目の阪口皓亮。まだプロ入り後は未勝利で、今季はこれが2試合目の登板。前回は5回4失点で敗戦投手となったが、リベンジなるか。対するSwallowsの先発は、今のSwallowsで試合を作れるピッチャーがこの人しかいない、という小川泰弘。エースとしてここまで6勝2敗と充分な成績を残している。成績が対照的な両先発で試合開始。

まず1回表。1アウトから2番・青木宣親がフルカウントからの6球目を痛烈なピッチャー返しでセンター前ヒット。1アウト1塁とすると、続く3番・山田哲人は3球目をライトフェンス直撃のツーベースヒット。1アウト2、3塁とチャンスを作る。4番・村上宗隆は2ボール1ストライクとなったところで申告敬遠。1アウト満塁。続く5番・雄平がセンターフェンス際まで運ぶ犠牲フライでSwallowsが1点を先制する。

2回表、先頭打者の山崎晃大朗は3球目を打ってボテボテのセカンドゴロ。しかし、打球が弱かったため、セカンド大和が懸命にとって投げるも間に合わず内野安打で出塁。中村悠平がライトフライに倒れたあと、ピッチャー・小川は送りバントを決め、2アウト2塁。打順はトップに返って坂口智隆。フルカウントから四球を選び出塁。続く青木も四球で出塁し、2アウト満塁となる。ここで木塚投手コーチがマウンドへ。続くバッターは3番・山田。3球目の外角高めのストレートを思いきり叩いた打球はライトスタンドに入るグランドスラム!Swallowsが4点を追加し、0-5となった。

3回裏、1アウトからトップバッターの梶谷隆幸。初球の内角ストレートをライトスタンドに運ぶソロホームランで1点を返す。

4回から6回は両軍無得点のまま試合が進む。

7回表、5回から3人目の伊勢大夢がマウンドへ。2アウトから2番・青木がショートの頭上を越える左中間への当たりで2塁を陥れる。2アウト2塁。なお、青木に代走・上田剛史が起用される。続く3番・山田。内角の球を叩くと鋭い打球がレフト線へ。フェンスに当たって跳ね返る間に2塁ランナー・上田がホームイン。打球が速すぎたため、山田は1塁でストップ。ここで伊勢は降板、4人目の平田真吾がマウンドへ。4番・村上は1、2塁間を破るヒットで1、3塁と再びチャンスを作るが、5番・雄平がセカンドゴロに倒れ、この回は1点止まり。

その裏、1アウトからピッチャー・平田に代わる代打・桑原将志。2ボール2ストライクからの5球目、外角高めのストレートを叩くと打球はライトスタンド最前列に飛び込み、BayStarsが1点を返し2-6となる。

小川は7回を投げ切り、106球、被安打8、被本塁打2、奪三振4、与四球1、失点2(自責点2)という内容。あまり調子が良くないようだったが、良くないなりに粘りの投球でHQSを達成し、先発として充分な働きをした。

8回裏は清水昇が登板。わずか6球で外野フライ3つと3者凡退に抑える。

9回裏には石山泰稚が登板。セーブの付かない場面ではあるが、1週間ぶりの登板となる。感覚が鈍っていたせいか、この回先頭の6番・山下幸輝にセンター前ヒットを許すと、続く代打・乙坂智にレフト前ヒットを浴び、ノーアウト1、2塁とピンチを背負う。代打・戸柱恭孝、途中出場の桑原を連続で空振り三振に斬って取り、2アウト1、2塁までこぎ着ける。ここで打順はトップに返って梶谷隆幸。初球を左中間に打ち上げた打球はセンター山崎とレフト上田が交錯し、山崎のグラブには当てたもののボールはこぼれ、タイムリースリーベースとなって2点を失う。しかし、代打・宮﨑敏郎を空振り三振に抑え試合終了。

4-6と、Swallowsは1週間ぶりの勝利。小川でしか勝てていないので、他の先発陣の奮起を期待する。

試合感想

山田哲人が4安打5打点と、復調の兆しを見せている。特に、脇腹の影響が懸念されていたが、内角の球を振り切っていたのでだいぶ調子は戻ってきているようだ。ただ、フォロースルーが以前と違うので、まだ本調子ではないのだろうか。

その他、村上宗隆も猛打賞で、首位打者に立った。打点こそ挙げられなかったが、4番としての威圧感は与えている。その他、青木、山崎が2安打と、上位打線が良く機能していた。このくらい活発な打線だと投手陣も安心して投げられるだろう。

先発小川は悪いなりに粘りの投球でほぼ連打を許さずにソロ2本による失点に抑えた。こういう投球ができる先発が3人くらいいるとだいぶ楽なのだが・・・。

清水昇は最高の省エネピッチング。無理して三振を狙わずとも、球の力でねじ伏せた、という見事なピッチングだった。

対照的に、久しぶりの登板となった石山は、最初の連打がなければ、とか、梶谷の当たりをセンター・レフト間で上手く声を出して捕れていれば、とか、Ifを言いだしたらキリがないが、もったいない失点だった。ただ、アウトは全て空振り三振で取っているので、球の力は問題なさそうだ。あとは登板機会があるような、リードした試合展開になるよう祈るしかない。

久しぶりの快勝で、気分爽快。最後まで観戦された皆さま、お疲れ様でした。

次試合の予定

日程 09/01(火)
対戦カード Tigers VS Swallows
球場 阪神甲子園野球場
試合開始時間 18:00


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