【清水】合計７発の撃ち合いも･･･クラモフスキー監督の古巣に勝てず

試合結果

Ｊ１　第11節　2020.08.19（水）
19:00　キックオフ
試合会場：IAIスタジアム日本平

※チーム名の下の括弧数字は試合終了後の勝点

得点者

【試合概要】

ピーター・クラモフスキー監督の古巣、横浜F・マリノスとの１戦は、ホーム日本平で行われた。J1通算400勝とJ1通算1300得点がかかったこの試合、是が非でも両方達成したいところだ。

清水のスターティングメンバーは以下の通り。

FW：西澤健太、カルリーニョス・ジュニオ、金子翔太
MF：竹内涼、後藤優介、ヘナト・アウグスト
DF：ファンソッコ、立田悠悟、ヴァウド、奥井諒
GK：梅田透吾

DFの右に奥井を起用したほかは前節とメンバーは替わらず。

１分、奥井のスローインが横浜FMボールに。そのままジュニオール・サントスに渡る。ジュニオール・サントスはセンターサークル手前からボールを持ってペナルティエリア右隅まで上がり、そのままシュート！これがゴール左のポストに跳ね返ってゴール！！横浜FMがまず先制点を挙げる。

10分、左サイドで細かいパスを繋いだ横浜FM。その後、ジュニオール・サントスにボールが渡り、中へ切り込んで強烈なシュート！これはGK梅田が弾き、跳ね返ったところをさらに仲川輝人がシュートを放つが、これはオフサイドの判定。清水、事なきを得る。

12分、敵陣中央付近でボールを持ったカルリーニョス・ジュニオが前を向き左の竹内、そして左サイドの西澤へ。西澤が左サイドからコースを狙ってシュート！これが横浜FMゴールに突き刺さり、１－１の同点に追い付く。なお、この西澤のゴールが清水のJ1通算1,300得点目となった。

18分、右CKを得た横浜FM。こぼれ球をさらに拾った高野遼がペナルティエリア内へふわっとしたクロスを入れる。これを下がりながら前田大然がヘディングシュート！これが清水ゴール左隅に入り横浜FMが１点を勝ち越す。

23分、ペナルティエリア左アウトサイドでボールを受けた西澤が、後ろから走り込んできたファンソッコにボールを預ける。ファンソッコがそのまま強烈なシュート！しかしこれはゴールの右に逸れてしまう。

42分、横浜FM陣内中央右サイドでボールを受けた金子が中央にクロスボールを入れる。これを横浜FMのDF、チアゴ・マルチンスが足を伸ばして防ごうとしたところ、ボールが横浜FMのゴールに吸い込まれてしまい、O.G.となった。清水は前半終了間際に２－２の同点に追い付く。

73分、清水陣内中央でボールを受けた渡辺皓太がペナルティエリア近くから右サイドの松田詠太郎へ。松田が中に切れ込んでバックパス。これを松原健がシュート！しかし、ゴールポストに当たりゴールならず。この時間帯は横浜FMがボールを支配している。

82分、ペナルティエリア外やや右寄りでボールを受けた渡辺皓太がペナルティエリアに駆け込むジュニオール・サントスへパス。ジュニオール・サントスはヴァウドの股の間を抜くシュート！これが清水ゴール左隅に突き刺さり、再び横浜FMが２－３と１点をリードする。

85分、左サイドの高野遼がペナルティエリア内に速いボールのクロスを送る。これに渡辺皓太が反応し、ヘディングシュート！これが清水ゴールにまたも突き刺さり、２－４と横浜FMが２点のリード。

89分、右CKを得た清水。キッカーは途中出場の鈴木唯人。こぼれ球にこれまた途中出場のティーラシン・デーンダーがヘディングシュート！しかしこれはゴール左ポストに嫌われるが、こぼれ球を金井貢史がダイビングヘッドで押し込み、３点目を奪う。

90分＋6分、最後の最後まで諦めず、横浜FMゴールを目指すが、ゴール前での競り合いにもゴールは生まれずそのまま試合終了。３－４でJ1通算400勝目はお預けとなった。

90分間を走り抜けることができる選手が不足しているのか、70分過ぎあたりからミスが目立ち始めた。選手を入れ替えて空気を入れ換えるが、先に選手交代を４人行っていた横浜FMの選手の方が身体が温まり、良く動いていた。その結果が84分、86分の失点だろう。４－２－１－３の布陣は体力が無いとかなりDFが苦しくなる。特にこの夏場は体力を消耗するので、今後も厳しい戦いが予想される。６試合ぶりの黒星で、またチームの士気が下がらなければ良いのだが。

J1通算400勝目はお預けとなってしまったが、最後まで観戦された皆さま、お疲れ様でした。

次節（第12節）

日程：2020/08/22
試合開始：18:00
相手：横浜FC（IAIスタジアム日本平）

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