【燕】両軍投手が踏ん張り延長10回、0-0の引き分け

試合結果

08月02日(日) 対Dragons 9回戦(ナゴヤドーム)

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 TOTAL H E
Swallows 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 0
Dragons 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 0

【試合概要】

ゲーム展開

Swallowsの先発は、今季初登板となるサブマリン・山中浩史。2年ぶりの勝利を掴むことができるか。対するDragonsの先発はここまで2勝3敗と、調子の良し悪しがはっきりしている梅津晃大。今日の調子はどうだろうか。両先発で試合は始まった。

まず、Dragonsの先発・梅津が素晴らしい立ち上がりを見せ、初回から3回までパーフェクトピッチングを披露。対するSwallows先発・山中は走者を出すものの要所を締め、0-0のまま試合は進む。

梅津は4回表に1死1、3塁で4番・村上宗隆を迎えるという最大のピンチ。しかし、ここで村上を4-6-3のダブルプレーに仕留めピンチを切り抜ける。

Swallowsは5回表にも2死1、3塁でダブルスチールを仕掛けるが、これはDragonsの守備陣に阻まれ本塁タッチアウト。1点が遠い試合展開だ。

なお、先発の山中は梅津に負けじと4回から7回までをパーフェクトピッチングで0点に抑える。白熱した投手戦は終盤へと続く。山中は8回までを投げ切り、97球、被安打4、奪三振2、与四球1、失点0と素晴らしいピッチング。

Swallowsは9回表、2死から青木宣親がツーベースヒットで出塁。続く村上を申告敬遠で歩かせ、2死1、2塁として5番・山崎晃大朗。2球目のフォークを上手く打ったがセカンド・阿部寿樹がナイスキャッチでセカンドライナーに倒れる。梅津はガッツポーズ。

Dragonsの先発・梅津は10回を投げ切りSwallows打線を完封。Swallowsはその後、9回を清水昇、10回を石山泰稚でDragons打線を0点に抑え試合終了。

試合感想

久しぶりに登板した山中浩史が緩急を上手くつけたナイスピッチング。Swallowsの先発投手陣の構想が崩壊している中、救世主であることは間違いない。ルーキー・吉田大喜とともに、早く勝ち星がつけばまだまだローテーションの一角になり得るピッチングを見せた。

打線は、今日の梅津は打てなかった。数少ないチャンスをものにできなかった時点で、無得点は覚悟していた。ただ、Swallows投手陣が踏ん張ってくれたお陰で引き分けで済んだ、そんな印象だ。野球もサッカーも、ワンチャンスをものにできるかできないかで大きく違う。

4番・村上への期待が大きくなりすぎてやいないか。また、他にマークを分散させられる打者が、現状青木と山崎くらいなので、もう1人、2人、「意外性」という肩書きがついても良いので、相手投手にいやな感じを与えさせる打者が出てきてくれるとありがたい。何せ、村上はまだ20歳なのだから。

というわけで、緊迫した延長戦となりましたが、最後まで観戦された皆さま、お疲れ様でした。

次試合の予定

08/04(火) Swallows VS Carp 7回戦
明治神宮野球場 18:00試合開始


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