【燕】竜・勝野の前にわずか4安打、小川終盤力尽き燕連敗

試合結果

08月01日(土) 対Dragons 8回戦(ナゴヤドーム)

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 TOTAL H E
Swallows 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 4 2
Dragons 1 0 0 0 0 0 0 2 X 3 6 0
勝投手 勝野昌慶 (1勝2敗0S)
敗投手 小川泰弘 (4勝1敗0S)
セーブ R.マルティネス (1勝0敗5S)

【試合概要】

ゲーム展開

Swallowsの先発は、今季ここまで4勝と好調の小川泰弘。対するDragonsの先発は前回登板でTigers相手に6回無失点と好投した勝野昌慶。両先発で試合は始まった。

先制したのはDragons。1回裏、先頭の井領雅貴がセンター前ヒットで出塁すると、つづく大島洋平がライト前ヒットで無死1、2塁と小川がいきなりピンチを背負う。しかし、3番・高橋周平を6-4-3のダブルプレーに取り2死3塁とした。ここで、4番・ビシエドを三塁ゴロに打ち取ったかに見えたが、サード・廣岡大志の送球が逸れて1塁はセーフ。この間に3塁ランナーが還り1-0とDragonsが1点を先制した。

一方のSwallowsは4回表。1死から2番・セカンドでスタメン出場の宮本丈がライト線を破る2塁打で出塁。これがSwallowsこの試合の初ヒットとなった。2死後、4番・村上宗隆が4球目のフォークをレフト前に打ち返し、2塁ランナーが生還して1-1の同点に追いついた。

その後は7回まで両投手が踏ん張り、両チームとも0更新。緊迫した試合が続く。

その均衡を破ったのはDragonsだった。8回裏、この回先頭の福田永将にレフト線を破るツーベースヒットを放たれ、無死2塁。ここでピッチャー・勝野に代打・武田健吾が起用される。武田はピッチャー前に送りバント。しかし、これを焦った小川がボールを掴み損ねオールセーフ。記録は小川のエラー。ノーアウト1、3塁とピンチを広げてしまった。ワイルドピッチもあり、2、3塁となると、井領を四球で歩かせ、ノーアウト満塁のピンチ。2番・大島洋平は3球目、内角のストレートを打ち返しライト前へ。これで2者が生還し3-1とDragonsがリードした。ファーストランナーの井領は3塁を狙ったがこれはタッチアウト。1アウト1塁となったところで小川から長谷川宙輝にスイッチ。長谷川は代わり端に高橋周平にセンター前ヒットを浴び、1、3塁となるが、4番・ビシエドを5-4-3のダブルプレーに取り、何とか後続を抑えた。

9回表、Dragonsは新守護神・R.マルティネスが登板。宮本丈をレフトフライ、青木宣親は空振り三振、村上宗隆をサードフライに打ち取り試合終了。

試合感想

7回1/3を104球、被安打5、奪三振6、与四球2、失点3(自責点1)、失策1でまとめた小川は良く投げたと言って良いだろう。大量失点を防いだ長谷川宙輝も、起用法に良く応えている。この試合は投手陣(2人だが)は良く踏ん張った。

問題は打線の方で、ここのところ繋がりに欠けている。この日も連打は無し。2塁打2本を含む4安打で、1得点では完封してもらわない限り勝てない。2晩に入った宮本丈はよく頑張ってはいるが、相手チームからしたらまだ警戒されるほどの打者ではない。比較対象がアレ過ぎてかわいそうではあるが。村上も打点は挙げているが、力みが目立ち打率が落ちてきている。山田哲人不在は、打線全体に悪影響を与えている。

こういうときはサクッと切り替えて、リフレッシュして次の試合に臨む方が良い。例えDragons戦に3連敗しても、その後1日休みがあるので、そこで何とか気持ちを切り替えて状況を打開できれば。

と言うわけで、大変悔しい試合ではありましたが、観戦された皆さま、お疲れ様でした。

次試合の予定

08/02(日) Dragons VS Swallows 9回戦
ナゴヤドーム 14:00試合開始

予告先発

Swallows 山中浩史
Dragons 梅津晃大


東京ヤクルトスワローズランキング

スポンサーリンク
Sponsored Link
 
スポンサーリンク
Sponsored Link