【清水】1-1のドロー、開幕6戦勝ち星無く最下位のまま

試合結果

J1 第6節 2020.07.22(水)
19:00 キックオフ
試合会場:駅前不動産スタジアム

鳥栖
(3)
1 前半 1 清水
(1)
0 後半 0
1 合計 1

※チーム名の下の括弧数字は試合終了後の勝点

得点者

鳥栖 清水
35′ 原川力 19′ カルリーニョス・ジュニオ

【試合概要】

今季、未だ勝ち星のない鳥栖と清水の対戦。鳥栖は2分3敗ながら、昨季より797分間、8試合連続得点なしというリーグワースト記録を更新中。一方の清水は開幕5連敗という、クラブワースト記録を更新中。どちらも不名誉な記録を止めたい一戦。果たして、勝ち星を挙げることができるのだろうか。

清水のスターティングメンバーは以下の通り。

FW:カルリーニョス・ジュニオ、ティーラシン・テーンダー、西澤健太
MF:ヘナト・アウグスト、後藤優介、中村慶太
DF:奥井諒、立田悠悟、ヴァウド、エウシーニョ
GK:梅田透吾

アウグスト、中村がボランチで後藤がトップ下に入る4-2-1-3のフォーメーション。

17分、左サイドでボールを受けた西澤が中央を向いてシュート!これは鳥栖DFに防がれてしまう。しかしCKのチャンスを得る。キッカーは西澤。ファーサイドへクロスを上げると、ヴァウドがこれを中央へヘディングで折り返す。これを競り勝った立田がゴール前に折返し、カルリーニョス・ジュニオがそのボールを頭で押し込み、清水が待望の先制点を獲得した。

34分、清水陣内でボールを受けた鳥栖・原川が、途中出場の石井快征にパス。石井はゴールを向いてボールを保持し、上がってきた原川にショートパス。これを1トラップして清水DFをかわし、左足で強烈なシュート!GK・梅田の手を弾き清水のゴール右隅に突き刺さる!鳥栖が831分ぶりの得点を奪い、1-1の同点に追い付く。

44分、鳥栖・松岡からボールを奪いゴール前のティーラシン・デーンダーへ。ティーラシンは空いたスペースに走り込んだカルリーニョス・ジュニオに流す。カルリーニョス・ジュニオは鳥栖のゴール左隅を狙ってシュートを放つが、鳥栖DF・エドゥアルドの好ディフェンスに遭い、絶好機を逃してしまう。

72分、右CKを得た清水。キッカーは西澤。ファーサイドへのクロスをヴァウドが頭で合わせてボールは鳥栖ゴールに突き刺さる!しかし、ヘディングシュートの瞬間にカルリーニョス・ジュニオがオフサイドの位置にいたため、ゴールならず。またしても清水は好機を逃す。

90分、途中出場の岡崎慎がDFラインで鳥栖・安庸佑にボールを奪われ、そのままシュートを許す。しかし、これはGK・梅田が左手1本で弾き、何とか守り切る。

試合はそのまま終了し、1-1の引き分けに終わった。両チームともに勝ち点1ずつを分け合い、ともに勝ち星の無い状況は続く。清水は開幕6戦連続の勝ち星なしで、クラブワーストタイ記録(昨季、2分4敗)。昨季は7戦目に勝ち星を挙げたが、今季はどうか。

この試合、2度の好機をファインプレーとオフサイドで阻まれてしまったが、こういう所が勝ちきれないチームの特徴か。DFに関しては、相変わらず簡単に裏を取られるばかりか、相手の仕掛けに釣られてフリーのスペースを与えてしまうなど、個人技でも劣る始末(DFラインでボールを奪われるのは論外)。選手達も首脳陣も頑張ってはいるのだろうが、プロスポーツは結果がすべてだ。どんなに見苦しくとも、勝てば良いのだ。また岡崎慎司のような泥臭いゴールを決めてくれる選手が現れないだろうか・・・。

ともかく、負けずに済んだ(ひょっとしたら勝てていた)試合を観戦された皆さま、お疲れ様でした。

次節(第7節)

日程:2020/07/26
試合開始:18:00
相手:大分(IAIスタジアム日本平)

 


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