【燕】小川無傷の４勝目、１６安打９得点で快勝！

試合結果

07月18日(土)　対Carp　4回戦（マツダZoom-Zoomスタジアム）

【試合概要】

Carp先発は前回登板で６回３失点と好投し今季初勝利を挙げた床田寛樹。対するSwallowsはここまで３勝を上げ、最多勝争いのトップに立つ小川泰弘。両投手の先発で試合は始まった。

まずは初回の攻防。１回表、Swallowsは床田を攻め、１番・坂口智隆が遊撃への内野安打で出塁すると、４試合ぶりにスタメン復帰した２番・山田哲人が中前安打、３番・青木宣親も中前安打で無死満塁とすると、４番・村上宗隆が右前適時打を放ち、いきなりの４連打で１点を先制する。初回からビッグイニングの好機かと思われたが、続く５番・西浦直亨の当たりは遊撃手へのライナー。２塁走者が戻れず併殺となる。なおも２死１、３塁と好機が続いたが、６番に打順を上げたエスコバーが三塁ゴロに倒れ、初回は１得点で終わった。

その裏、Carpもすかさず反撃。１番・西川龍馬が右前安打、２番・菊池涼介も右前安打で続く。３番・堂林翔太の１塁ゴロの間に走者がそれぞれ進塁し、１死２、３塁で４番・鈴木誠也。鈴木誠也は２球目のど真ん中に入ったフォークを打ち上げ、これが左犠飛となり、１点を返して同点とする。

２回表、Swallowsはこの日スタメン７番で起用された荒木貴裕が左前安打で出塁。８番・西田明央の打席の際、１塁への牽制球が悪送球となり荒木は２塁へ。西田は倒れたものの、１死３塁となって小川が右前適時打を放ち、１点を勝ち越す。

３回裏、Carpは２死２塁から５番・松山竜平が中堅方向への２塁打を放ち、２塁走者が還って再び２－２の同点とする。

５回表、Swallowsは１死から山田が２塁打を放つ。続く青木、村上と連続四球で１死満塁とすると、西浦が左前適時打を放ち１点を勝ち越す。さらに満塁の好機は続き、エスコバーが２点適時打。２－５と３点を勝ち越す。ここで床田寛樹は降板。後続はケムナ誠が抑えた。

そして６回表。Carpのマウンドはスコット。スコットの前に簡単に２死を取られたあと、山田がこの日猛打賞となる２塁打を放ち出塁すると、続く青木は死球で出塁。なお、この死球で青木は交代、代走に上田剛史が起用された。走者１、２塁となり、青木の死球で奮起した村上が２塁打を放ち、２者が還りさらに２点を追加する。村上はこの日も３打点を挙げる活躍。西浦四球で１、２塁とすると、エスコバーが右前適時打で１点を追加。２－８とリードを広げる。

８回裏、この回からマウンドには３番手の寺島成輝が登板。１死後、６番・長野久義に中前安打で出塁されると、続く代打・磯村嘉孝にも右前安打を打たれる。さらに代打・高橋大樹に四球を与え１死満塁のピンチ。代打・メヒアを空振り三振に取り２死としたが、トップに返って１番・西川に左翼への２塁打を打たれ、２者が還り４－８とする。寺島は今季初の自責点（２）である。

９回表、エスコバーがこの日猛打賞となる左前安打で出塁すると、犠打で２塁に進む。２死２塁となったあと、７回裏から守備についた・山崎晃大朗が右前適時打で１点を追加し４－９。

９回裏は星知弥が登板。Carpのクリーンアップを見逃し三振、左飛、空振り三振と完璧に抑えて試合終了。

小川泰弘が６回を投げて１０７球、被安打７、奪三振４、与四球２、与死球１、失点２（自責点２）で無傷の４勝目、最多勝争いの単独トップに立った。打っても適時打を放つなど、投打で活躍した。中継ぎ陣も、寺島が２点を奪われたが、マクガフが久しぶりに１回を０点に抑え、梅野雄吾も寺島のあとをキッチリ三振を奪い、星知弥が最終回をパーフェクトピッチングするなど、活躍した。中継ぎ陣を休ませつつの起用で上手く回っているようだ。

また、４試合ぶりにスタメン復帰の山田哲人がいきなり猛打賞で、休養が功を奏した形となった。またここ数試合絶好調のエスコバーも猛打賞でついに打率が３割を超えた。堅実な守備に加え、長打は無いもののシュアなバッティングで後続につなげられる貴重な助っ人である。

Swallowsは連敗を２で止める快勝で、貯金を未だ３つ持っている。この調子で頑張ってもらいたい。観戦された皆さま、お疲れ様でした。

次試合の予定

07/19(日) Carp VS Swallows　5回戦
マツダZoom-Zoomスタジアム　18:00試合開始

予告先発

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