【Swallows】延長12回、土壇場で引き分けに持ち込む

試合結果

05月08日(水) 対Tigers 9回戦(明治神宮野球場)

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 TOTAL H E
Tigers 3 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2 7 11 0
Swallows 0 0 0 0 0 0 0 5 0 0 0 2 7 12 0
Swallows 山田哲8号(ソロ) (12回:島本)

【試合概要・感想】

プロ野球2019 セ・リーグ Swallows VS Tigers 9回戦(明治神宮野球場)

Swallows先発は高橋奎二、Tigers先発は岩田稔。

1回表、いきなりTigers打線が牙をむく。先頭の近本光司が2ベースヒットを放つと、上本博紀はライト前ヒットでノーアウト1、3塁。上本は盗塁で2塁へ進み、2、3塁とすると、糸井嘉男がセンターへのタイムリーヒットで1点を先制。続く大山悠輔もライト前へタイムリーヒットを放ち、2点目を挙げる。1アウト後、ランナー1、3塁から梅野隆太郎のショートゴロの間に3塁ランナーが還り、Tigersが初回3点を先制する。

Swallows先発・高橋奎二はその後Tigers打線を封じるが、5回を投げ被安打5、奪三振7、与四球3、失点3(自責点3)の内容だった。

6回裏、2アウトから青木宣親が死球を受けると、両軍がベンチから飛び出し、騒然とする。これが後々、Swallowsナインに火をつけることになる。

8回表、1アウトから梅野隆太郎がヒットで出塁。マルテはファウルフライに取り2アウトとしたが、途中出場のキャッチャー・西田明央がパスボールでランナー2塁。木浪聖也には四球を与え、2アウトランナー1、2塁。ここで代打・糸原健斗がライトへのタイムリー3ベースヒットを放ち、0-5とさらにリードを広げた。

8回裏、この回先頭の太田賢吾がレフト前ヒットで出塁。代打・宮本丈もセンター前ヒットで続きノーアウト1、2塁。さらに青木がセンター前ヒットでノーアウト満塁とする。ここで山田哲人が2点タイムリー2ベースヒットを放ち、2点を返す。ここでTigersはピッチャーを福永春吾からジョンソンにスイッチ。しかし、雄平がランナー2、3塁からレフトへの2点タイムリー2ベースヒットで4-5とする。大引啓次のピッチャーゴロの間にランナーは3塁に進み1アウト3塁。ここで村上宗隆がレフトへの犠牲フライを放ち、ついに5-5の同点に追いつく。

試合はそのまま、延長戦に入る。

12回表、大山が内野安打で出塁。続く高山俊が送りバントを決め1アウト2塁。梅野は勝負を避け敬遠で1アウト1、2塁。そして代打・中谷将大がセンターへタイムリー2ベースを放ち、5-7と勝ち越し。

12回裏、ドリスに代わり島本浩也がマウンドへ。この回先頭の山田哲人はレフトポール直撃のソロホームラン。1点を返す。2アウト後、村上宗隆は死球を受け出塁。盗塁で2アウト2塁とすると、代打・中村悠平がライトへのタイムリー2ベースヒットで土壇場で同点に追いつく。

Swallowsが執念の粘りで7-7の引き分けに持ち込んだ。

————

高橋奎二の3失点は想定内。あとは打線がどれだけ援護するかだったが、7回まで音無しだったのは痛い。ただ、6回裏の青木への死球のあとは明らかに選手の目の色が変わっていた。死球の多い青木だが、とりわけTigersの左腕からは多く受けている印象だ。その結果が8回裏の5得点による同点劇であり、12回裏の執念の同点劇だろう。

ただ、中継ぎ陣の中で近藤一樹が少し疲れが見えるのが心配だ。投手陣がそう多くないSwallowsとしては、なかなか休ませることが難しいが、ここは一旦ファームで調整して欲しい。


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