【清水】静岡ダービーを制し、最下位脱出!

試合結果

J1 第7節 2019.04.14(日)
15:00 キックオフ
試合会場:エコパスタジアム

磐田
(6)
0 前半 1 清水
(5)
1 後半 1
1 合計 2

※チーム名の下の括弧数字は試合終了後の勝点

得点者

磐田 清水
71′ ロドリゲス 36′ 鄭大世
58′ 北川航也

【試合概要】

明治安田生命J1リーグ2019年、第7節 ジュビロ磐田 VS 清水エスパルス(エコパスタジアム)の一戦。静岡ダービーと呼ばれる、両チームともに絶対に負けられない相手。しかも、両チームとも波に乗れていない状況なので、何としてもここで勝ち点3を得て上昇気流に乗りたいところ。果たしてどんな試合になったのか。

13分、清水はペナルティエリア右で鄭大世からさらに右サイドの金子翔太にはたく。そのボールを金子が中央にクロスを入れ、タイミング良くこれを北川航也がヘディングシュート。しかし、これは磐田GK・カミンスキーの好セーブに阻まれてしまう。先制の絶好機を逃してしまう。

17分、磐田は田口泰士から右サイドの小川大貴へパス。小川が中へ折り返すと後ろから走ってきた山田大記がシュート。これはDFに当たるが、こぼれ球をアダイウトンがシュート。しかし枠を捉えられずゴールならず。

35分、清水GK・六反勇治からのゴールキック。これが磐田陣内で浮き球となり落ち着かない。相手DFのクリアが真上に上がったところを飛び込んだ鄭大世がヘディングでこのボールをゴールへ押し込み、清水が1点を先制。待望の先制点を清水が奪った。

44分、磐田のクリアボールが清水の選手にあたり、こぼれ球が北川の下へ転がってくる。北川は相手を1人かわしてグラウンダーのシュートを放つが、これもカミンスキーに惜しくも止められてしまう。

前半はこのまま終了。清水がチャンスを多く作る展開だった。

後半は両軍とも選手の交代は無し。

58分、磐田DFのクリアミスを金子が拾い、北川にパス。北川はGKと1対1となり、カミンスキーの股の間を抜くシュートで2点目を入れる。清水が0-2とリード。ついに今季初勝利が見えてきたか。

67分、清水はファン・ソッコから鄭大世へのロングボールがこぼれ球になる。これを上手く奪った金子がそのままシュート。しかしGK・カミンスキーの正面でキャッチされてしまう。

71分、磐田は左サイドを駆け上がった途中出場のエレンが中央へクロス。これが、これも途中出場のロドリゲスの頭にドンピシャで合わさりヘディングシュートが清水のゴールに突き刺さる。磐田、1点を返し1-2とする。さすがにそう簡単には勝たせてもらえない。

このあと、磐田は同点を狙い怒濤の攻撃を見せる。必死で守る清水。90分が過ぎ、アディショナルタイムは5分。

磐田はロドリゲス、エレンを中心に再三のチャンスを作るが清水DF陣の必死のディフェンスに防がれてしまう。

90分+2分、アダイウトンから前方へフィード。これをロドリゲスが追うが、清水DF・松原后に対応されてしまう。しかし、ロドリゲスが松原を倒したことでファウルを取られてしまい、チャンスを活かすことは出来ず。

結局、1点差を守り切った清水が今季初勝利を挙げ、最下位を脱出。ようやく勝ち点3を得ることが出来た。

————

試合開始直後から清水は攻守にわたって良く動き、何度となくチャンスを作り、また相手のチャンスを防いでいった。サイドからの攻撃には元々定評があったが、今日もサイドを使った攻撃でチャンスを作っていた。1点目は鄭大世の粘り、そして執念が生んだ1点だったと思う。また、2点目は日本代表FWにも選ばれている北川の技ありのゴール。相手のミスを逃さず得点した清水が最後まで集中力を切らさずにプレーした結果の勝ち点3だろう。

この静岡ダービーで磐田に勝っての勝ち点3は、選手達にとっては大きな自信になるだろうし、また戦意を奮い立たせるものだろう。順位的には決して両チームとも良い順位ではないが、同じ静岡県内のチームとして切磋琢磨してきた相手であるので、それだけに試合内容も激しくなりがちだ。

清水としてはこの1勝を足がかりに、上を目指して1つずつ勝ち点を積み重ねていって欲しい。まずは降格圏内からの脱出が目標か。選手・スタッフの皆さんには頑張ってもらいたい。

次節(第8節)

日程:2019/04/20

試合開始:15:00

相手:C大阪(IAIスタジアム日本平)


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