【Swallows】延長10回表に打線爆発12点猛攻!

試合結果

04月10日(水) 対Carp 2回戦(マツダZOOM-ZOOMスタジアム)

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 TOTAL H E
Swallows 0 0 1 2 0 0 0 0 0 12 15 16 2
Carp 1 0 0 0 2 0 0 0 0 0 3 8 4
勝投手 マクガフ (1勝0敗)
敗投手 中崎 (0勝2敗1S)

【試合感想】

プロ野球2019 セ・リーグ Carp VS Swallows 2回戦(マツダZoom-Zoomスタジアム)

Carpの先発は野村祐輔、Swallowsの先発はケガ明けのブキャナン。

初回、Swallowsが満塁のチャンスを逃したあとの1回裏、先頭の田中広輔が27打席振りのヒットで出塁すると、菊池涼介のファーストへのフライを村上宗隆が落球しノーアウト1、3塁。ここで野間峻祥のセカンドゴロの間に田中がホームを踏み、Carpが先制する。

Swallowsは3回表、1アウトから山田哲人がセンターへの2ベースヒットで出塁すると、バレンティンの打球はサードへの当たり。これを安部友裕が後逸しランナー1、3塁。ここで雄平はライト前へタイムリーヒットを放ち1-1の同点に追いつく。

さらに4回表、2アウト1、2塁の場面でバレンティンがレフト前タイムリーで勝ち越しに成功。続く雄平もタイムリー2ベースを放ち、1-3とSwallowsがリードする。

なんとかランナーを出しながらも後続を断ち抑えていたブキャナンだが、5回裏、ノーアウト満塁のピンチ。ここで菊池のショートゴロの間に1点を返され2-3。そして1アウト1、3塁から野間にライトへの犠牲フライを打たれ、3-3の同点に追いつかれる。ブキャナンはこの回を終えたところで降板。

7回裏、Carpは代わった梅野雄吾を攻め、2アウト満塁の勝ち越しのチャンスを迎えるが、ここは梅野が松山竜平をライトフライに打ち取り無得点。

その後は両軍、ピッチャーをつぎ込み9回まで無失点に抑え試合は延長戦へ。

しかし、10回表にSwallows打線が爆発する。2イニング目に入った中崎を攻め、ファースト・松山のエラーなどで1アウト満塁。ここで山田の打球はボテボテのセカンドゴロ。これを菊地がファンブルし3塁ランナーが還り3-4。続くバレンティンはライト前へのポテンヒット。ボールが落下したのを確認してサードランナーが還り3-5。さらに1アウト満塁が続き、雄平はセンター前への2点タイムリーヒットで3-7。西浦直亨はセンターオーバーのタイムリー2ベースヒットで3-8。ピッチャー・マクガフに代わり代打・大引の当たりはセカンドゴロ。しかし、これをホームに悪送球し3-9。1アウト1、3塁となって中村はレフト前へタイムリーを放ち3-10。続く荒木はレフトへ2点タイムリー2ベースを放ち3-12。その後、2アウトとなるが再び満塁となり、バレンティンの代走・田代将太郎が左中間へのタイムリー3ベースヒットで走者一掃し、3-15と、この回一挙8安打12得点。その裏はピッチャー・五十嵐が3人を9球で仕留めゲームセット。終わってみればまさかの大差での勝利だった。

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昨年、Carp戦のビジターは2勝10敗(マツダでは2勝9敗)と大きく負け越したが、この2連戦で計26得点の猛攻で早くも去年のビジター勝ち越しに並んだ。下位打線にも当たりが出始めており、打線として機能し始めたようだ。

先発・ブキャナンは5回を投げ被安打5、与四球2、失点3(自責点2)とまずまずのピッチング。ローテーションに入ってくればかなり先発投手陣は楽になるだろう。小川-石川-高梨の表ローテ、原-ブキャナン-寺原の裏ローテで当分回すはずだ。

打線はとにかく粘り強く出塁してしぶとく点を取っている印象だ。まだ、バレンティンや山田あたりは本調子ではなく、そんなにホームランが出てはいないが、チーム総得点はリーグ1位になった。なお、チーム総失点もリーグで最も少ない。投打のバランスがかみ合ってきたようだ。特に、中村悠平は今日は4安打と固め打ち。雄平も3安打猛打賞で4打点と当たりが出てきた。打率1割台にあえいでいた二人が揃って固め打ちで2割を超えてきたので、あとは村上をどこまで我慢して使うかだ。勝っているうちは良いが、その間に何とか2割までは戻して欲しい。

まだ11試合しかしていないが、7勝4敗で首位・Giantsに並んだ。ただ、このチームはたまに大きな連敗をするので、今年はそれがなければそこそこの順位に行けるのではないかと思っている。明日も勝って、今季初の同一カード3連勝を目指して欲しい。


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