【清水】終盤の失点で逆転負け、ついに最下位転落

試合結果

J1 第6節 2019.04.06(土)
14:00 キックオフ
試合会場:味の素スタジアム

FC東京
(14)
0 前半 0 清水
(2)
2 後半 1
2 合計 1

※チーム名の下の括弧数字は試合終了後の勝点

得点者

FC東京 清水
75′ ナ・サンホ 47′ 北川航也
86′ ディエゴ・オリヴェイラ

【試合概要】

明治安田生命J1リーグ2019年、第6節 FC東京 VS 清水エスパルス(味の素スタジアム)の一戦。
FC東京の監督は元清水の選手であり監督でもあった長谷川健太。帰ってきてくれないかなぁ・・・。FC東京は勝ち点11で上位争いのまっただ中。
一方、アウェイのエスパルスは勝ち点2で未だ勝ち星無し。そろそろ、ヤン・ヨンソン監督の進退問題が浮上してくるのではないか。今日の試合次第では最下位に転落してしまうという、負けられない、いや勝ち点3を取りに行かなくてはならない一戦。果たしてどうなったのか。
前半25分、相手ボールをカットして、エウシーニョが自陣から相手陣内へロングボールを入れると、完全にフリーだった鄭大世にわたる。そのままゴール左を狙ってシュートを打つが惜しくもゴールポストに阻まれてしまう。清水、絶好の先制機を逃してしまう。
前半は主に清水ペースで試合が進むが前半終了間際、清水陣内深いところでボールを受けたFC東京・久保建英が相手をかわし、ゴールライン際の角度のないところからシュートを放つがこれもゴールポストに阻まれる。
後半に入って46分、右サイドで金子翔太からのパスを、今季初スタメンのヘナト・アウグストがダイレクトで中へ。右後ろからのボールを北川航也がヘディングシュート。これがゴール左隅に決まり、清水待望の先制点が入る。
72分、右サイドでボールをもらった北川がそのままゴール前へ運びGK・林彰洋と1対1となるビッグチャンス。しかし、シュートはゴールのサイドネットにそれ、決定機を逃してしまう。
するとFC東京は74分、左サイドで小川から縦へのパスを受けたディエゴ・オリヴェイラが中央へ折り返す。このボールに後半途中出場のナ・サンホが反応し清水DFのマークに遭いながらも左足でゴールへ蹴り込み、1-1の同点に追いつく。さらに80分、センターサークル付近でボールを受けた久保がそのままドリブルで上がり、直接左足を振り抜きシュート。しかし、ゴール右ポストに当たりゴールならず。
85分、センターサークル付近から橋本拳人が縦へのパス。足もとで受けたディエゴ・オリヴェイラが途中出場のジャエルと1-2で再びボールを受け、GKと1対1に。ふわっと浮かせたシュートはそのまま清水ゴールに吸い込まれ、FC東京が終盤に逆転に成功。2-1とする。
そのまま試合は終了。FC東京は勝点3を得て、今季勝点14として得失点差1で2位。一方の清水はまたしても敗戦で今季の勝点2で最下位に転落。

———-

90分のうち70分は清水にとっては良いペースで試合が進み、あと20分が守り切れなかった、という試合。取られた2点のうち、1点目はナ・サンホへのマークが甘くなったところにディエゴ・オリヴェイラの折返しがドンピシャで決まった。2点目は、ディエゴ・オリヴェイラとジャエルとのコンビネーションに清水DF陣がついて行けなかった。この辺りが勝てないチームの不運というか、巡り合わせの悪さというか。J2降格1番手となってしまった今、なりふり構わず点を取り、勝ちに行かねばならない。ヨンソン監督にそれが出来るのか。任せてて良いのか。フロントの決断が待たれる。
余談だが、久保建英選手は随所で良い働きをしていた。パスの正確さ、ドリブルの速さ、シュートの精度、試合中の落ち着き。得点こそならなかったものの、若くして「世界」を見てきた17歳は、いずれまた世界へと羽ばたくだろう。

次節(第7節)

日程:2019/04/14

試合開始:15:00

相手:磐田(エコパスタジアム)


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