【Windows】2020年問題、避けられない?

Windows XPからの移行問題の二の舞

日本企業というのは「今使えているものは壊れるまで使う」ことでコスト削減を図っている気になっているのだと思う。確かに、機械部品などはリプレースまでに5年単位で大がかりなメンテナンスをして、20~30年使用するのが当たり前のようになっている。ただ、設備が古くなれば相対的に生産性は落ちていくので、どこでリプレースしていくかは経営判断となるだろう。このあたりは工場ごと、企業ごとのノウハウなどがあるだろう。

しかし、こと『ソフトウェア』の分野となると、そうした計画性に乏しい企業が多いのが日本企業の特徴のように思える。Windowsは新しいバージョンが出る際に、今後のサポートの予定を出しているにもかかわらず、『今、不自由していないからこのままで良い』と考えるトップの何と多いことか。不自由していないのは、不自由しないようにバックエンドで主にセキュリティエンジニアが今ある予算・資源の中で頑張っているからで、時代が進むにつれてソフトウェア、特に『OS』というものはパッチによるつぎはぎでは如何ともし難いセキュリティホールが出てくるものである。Windowsが定期的なロードマップに沿ってメジャーアップデートを図り、我々にOSの入れ替えを促しているのは決してお金儲けのためだけではなく、現在のOSが、安全性を保証できる範囲でのサポートが困難な古い設計になってしまったと言うことである。

機械に例えれば、メンテナンス部品が枯渇してきたり、小さな故障が出てきて何とか機械を動かしている状態に近い。このような機械をさらにあと5年、使い続けろ!という経営者がいたら、それは無能の烙印を押されるであろう。同様に、OSもまた古くなってやがてはセキュリティホールだらけのものになるのだ。しかしながら「まだ使えるのに捨てろというのか!」「なんのためのセキュリティ対策ソフトだ!」「金を使うばかりのセキュリティ何ぞにこれ以上予算掛けられるか!」との声があちらこちらから聞こえてきます。何か起きたら、セキュリティ対策に掛ける予算の何十倍もの賠償を支払う可能性もあるのですが・・・。セキュリティ対策ソフトも、基本的にはそのOSのサポート期限内でしか役に立ちません(多少は融通効かせてくれますけどね)。このあたりの決断の遅さ、ITに関する無知さ・不信感の大きさが、日本企業の生産性が上がらない最大の原因だと思いますけどね。

まあ、どんなにわめいてもあと2年弱、2020年1月14日にはWindows 7の延長サポートが切れます。そこまでに計画的にWindows 10への移行を進めないと、4年前のXPの延長サポート期限の時と同じ慌てっぷりが国内の至る処で見られることと思います。幸い、うちの会社は計画的にOSを入れ換えているので2020年までには全てWindows 10へ移行される予定です。

ちなみに、同じ2020年の10月13日にはOffice2010の延長サポートも切れるので、Officeのアップグレードもお忘れなく。


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