試合結果
J1 第2節 2018.03.03(土)
キックオフ:16:00
試合会場:ノエビアスタジアム神戸
清水 (4) |
2 | 前半 | 1 | 神戸 (1) |
2 | 後半 | 1 | ||
4 | 合計 | 2 |
【得点】
清 水:クリスラン(前半13分)、北川(前半26分)、立田(後半27分)、金子(後半37分)
神 戸:田中(前半32分)、チョン・ウヨン(後半24分)
※チーム名の下の括弧数字は試合終了後の勝点
試合感想
アウェーの清水は、ボールの支配率は40%ながらも、少ないチャンスを確実に得点に結びつけ勝ち点3をゲットした。
まず前半13分、金子が北川にパス。そのまま抜け出した北川が敵陣深い位置から中央へ折り返すと、クリスランが左足で合わせて先制ゴール。続く前半26分には、チョン・ウヨンのパスミスから石毛がボールを奪い、ペナルティエリア左側からクロスを上げる。これを北川が冷静に決めて2点目。
しかし、その後は防戦に回る。前半32分には三田が清水陣内の深い位置からのクロスに田中が頭で合わせ1点を返される。田中のマークが一瞬外れた隙を突かれた。
前半は2-1で清水1点のリードで折り返した。
後半に入っても神戸の攻撃がリズムに乗り、清水陣内のペナルティエリア付近でハーフナーを倒してしまい、FKを与える。後半24分、このFKをチョン・ウヨンがゴール右隅に見事に決めて同点似追いつかれる。このFKを決められたのは仕方ない、決めたチョン・ウヨンを褒めるべきだろう。
このまま劣勢が続くのかと思いきや、その3分後、神戸陣内の右サイド深い位置から金子が立田にパス。立田は体勢を崩しながらも持ちこたえてドリブルでゴールへ向かいそのままシュート。これが見事に決まり3点目。清水1点をリードする。さらに後半37分、石毛がペナルティエリア左側から右足で中央の金子へパスを送る。これを金子が1トラップして左足でシュート。これがゴールとなり、4点目。清水2点のリードに広がる。
その後は神戸の攻撃をかわしそのまま4-2で清水がアウェーで勝利し、勝ち点3を獲得した。
攻撃に関しては、特に左サイドから石毛・金子・クリスランを中心に組み立てていたが、これがかなり功を奏したようだ。また、前節ではPKも決まらずゴールが遠ざかっていたが、その鬱憤を晴らすかの如く4得点。攻撃がハマると今季はかなりの得点力があることを見せてくれた。
反面、守備については前節が良かっただけに、細かいミスが目立ち、それが失点に繋がったのが痛い。特に、神戸の1点目はマークのずれが原因だけに、これはディフェンス陣できちんと確認をし直すべきだろう。次節までには修正しておきたいところ。神戸の2点目は、PKを決められたのは相手を褒めるべきだと述べたが、やはりペナルティエリア付近でのファウルは失点しやすいため、細心の注意を払うべき。無理に相手にあたりに行くような場面を作らないよう、組織的な守備に関してこれも次節までに再確認しておく必要がある。
あと、試合終了間際に余計なイエローカードを2枚も喰らっていたので、このあたりは意識的にカードをもらわずに如何に綺麗に試合を終えるか、時間の稼ぎ方という点でまだ修正が必要だろう。
ただし、アウェーで勝ち点3を獲得したことは評価すべきであり、また4得点したことは今後の順位争いで有利になるので、攻撃と守備が次節以降も上手くかみ合うことを願うばかりである。
次節は3月10日(土)、19:00に札幌ドームでキックオフである。アウェーが続くが、勝ち点の獲得を目指して頑張って欲しい。