【Swallows】 石川、リードを守り切れず9敗目(7/2:vs Tigers)

7月2日(日) 対Tigers 12回戦(阪神甲子園球場)

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 TOTAL H E
Swallows 0 0 0 0 0 3 0 1 0 4 10 1
Tigers 0 1 0 0 0 3 1 0 X 5 10 0

勝:岩貞(Tigers)4勝5敗
負:石川(Swallows)4勝9敗
S:ドリス(Tigers)3敗22S
本:糸井8号①(Tigers)

ヤクルト石川 自己ワーストに並ぶ6連敗「勝ちたいです」

セ・リーグ ヤクルト 4-5 阪神(2017年7月2日:甲子園)

ヤクルトの先発・石川が10年の自己ワーストに並ぶ7年ぶりの6連敗を喫した。3―1と逆転した直後の6回に3失点し再逆転された。

ヤクルト石川 自己ワーストに並ぶ6連敗「勝ちたいです」(スポニチAnnex)

試合概要

Tigers先発は岩貞、Swallows先発は自身5連敗中の石川。

2回裏、大山、高山の連続ヒットでノーアウト1、2塁とされると、大和にレフトへ先制のタイムリーを打たれ、早くも1点を先制される。しかし、後続を断ち、何とか1失点のまま抑える。

3回表、Swallowsはグリーンのヒット、石川の送りバント、坂口のヒットなどで2アウト1、3塁のチャンスを作るが、上田がピッチャーゴロに倒れ得点ならず。

4回表、先頭の山田が四球で出塁。続くバレンティンはレフトへのヒット。山田は3塁を陥れ、ノーアウト1、3塁のチャンス。しかし、続く荒木はボテボテのファーストゴロ。3塁走者の山田は挟殺プレーでアウトとなり、1アウト1、2塁。大引はファウルフライ、グリーンはファーストライナーに倒れ、同点に追いつく絶好のチャンスを逃す。

4回裏、Tigersは1アウト1、2塁のチャンスを作るが、こちらも岡崎がライトフライ、岩貞がセカンドゴロに倒れ、得点ならず。

6回表、Swallowsは山田がヒットで出塁、バレンティンが2塁打でノーアウト2、3塁のチャンス。ここで5番・荒木がレフトへのタイムリースリーベースヒットで2点を挙げ逆転。さらに大引がスクイズを決め、1-3とする。

その裏、先頭の福留にツーベースを打たれると、大山がライト前にタイムリーヒットを放ち1点を返され2-3。高山を空振り三振に斬ってとったが、大和に四球を選ばれ1アウト1、2塁。ここで、岡崎の代打・中谷がセンターへのタイムリーヒットで3-3の同点に追い付かれる。さらに岩貞に代打・俊介。Swallowsもここで石川を諦め石山にスイッチ。俊介はセンターフライで2アウトまでこぎ着けるが、石山がなんと暴投で1点を与え、4-3とTigersに逆転を許す。

さらに7回裏、石山から近藤に代わるが、1アウトから糸井にライトスタンドへ運ばれ5-3。

8回表、Tigersは桑原に代えてマテオをマウンドへ。先頭のバレンティン、続く荒木の連続ヒットでノーアウト1、2塁。大引が送りバント成功で1アウト2、3塁のチャンス。ここで藤井の当たりはショートゴロだがその間に1点を返し5-4。つづく西田に代打・大松を送るがファウルフライに倒れ、追い付くことは出来なかった。

8回裏はルーキが三者凡退に抑え、迎えた9回表。Tigersは守護神・ドリスがマウンドへ。ルーキに代打・武内を起用するが空振り三振で1アウト。続く坂口も空振り三振で2アウト。上田は意表を突く一塁線へのセーフティバントで出塁し、3番・山田を迎える。一発出れば逆転という場面であったが、ショートゴロに倒れゲームセット。

石川はついに自身ワーストタイに並ぶシーズン6連敗で9敗目。チャンスにあと一本が出ないと、今季は何回ぼやいていることだろうか・・・。

Benjaminの目

石川は逆転してもらった直後に点を取られてしまい、せっかくのムードが消えてしまった。一応、同点の状態で降板しているのだが、あそこは何が何でも抑えて欲しかった。石山の暴投は論外であるが。あと、近藤の、糸井に対するホームランは余計な失点。

しかし、1アウト2、3塁とかの絶好のチャンスで1点取るのがやっとというのは、流石に何回も見せられると胃に穴が空くんじゃ無いかと思う。大変なストレスである。最終回に上田が、何とか山田に回そうとセーフティバントを試みていたが、最終回では遅いのだ。ただでさえ調子の悪い山田にそこまで期待は持てない。山田もセーフティバントを決めたら球場の雰囲気がどよめきに変わってドリスもビビったかもしれないが。

石川は、身体のどこにも悪い部分が無いのであれば、後は微妙な制球力の問題なので、恐らく疲労から来ているのだろうが、球宴までに何とか自身の連敗を止めてもらいたい。そして、球宴の間に少しでも休養を取って、後半戦に臨んでもらいたい。石川がいないとまずローテーションが組めないので外すわけにもいかないからだ。ベテランなのに申し訳ないが、後半戦は中4日とかのローテーションがあると思われる。そんな、奮闘しているベテラン投手を、どうか見殺しにしないでおくれ、野手陣よ・・・。

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