【Swallows】 星が好投で山形の借りを福島で返す(6/28:vs Giants)

6月28日(水) 対Giants 10回戦(福島・福島県営あづま球場)

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 TOTAL H E
Giants 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2 7 0
Swallows 1 0 0 3 0 0 0 0 X 4 6 1

勝:星(Swallows)3勝2敗
負:大竹寛(Giants)4勝4敗
S:秋吉(Swallows)4勝3敗10S
本:山田10号①(Swallows)

試合概要

Swallow先発はドラフト2位ルーキーの星、Giantsはベテラン・大竹。

1回裏、Swallowsは2アウトから山田がレフトスタンドに叩き込む2戦連発となる先制のソロホームランで1点をSwallowsが先制する。

2回表、Giantsは星を攻め、2アウトながら1、2塁とするが、小林をセンターフライに打ち取り、星は無失点で切り抜ける。

4回裏、Swallowsは先頭の上田がセンター前ヒットで出塁すると、続く山田は四球を選びノーアウト1、2塁のチャンス。4番・雄平はセカンドフライ、5番・グリーンがセンターフライに倒れるが、大引がストレートの四球を選んで2アウト満塁とすると、藤井がライトへ2点タイムリーヒットを放ち3-0とすると、ランナー1、3塁から西田がレフト前タイムリーを放ち4-0とリードする。

6回表、Giantsが反撃に出る。先頭の山本がセンター前ヒットを放つと、これをセンター・上田がファンブルし、山本は2塁まで進む。長野をサードゴロ、立岡を空振り三振にとり、2アウトまでこぎ着ける。坂本に四球を与え、2アウト1、2塁となったあと、マギーにセンターへのタイムリーヒットを打たれ、2点を返され4-2となる。

7回表、星に変わって近藤一樹がマウンドへ。近藤は期待に応え、見事三者凡退に抑える。

8回表もルーキがヒットで出塁1人に抑え、迎えた9回表。守護神、秋吉がマウンドへ上がる。先頭の陽岱鋼は空振り三振に抑えたが、続く村田はライト前ヒット。代走・中井。代打・重信はストレートの四球で1アウト1、2塁のピンチ。ここで小林に代打・亀井。しかし、亀井はサードフライに打ち取り2アウト。そして、最後は山本のファウルフライを上田がキャッチしゲームセット。山形での借りを福島で返す形となり、4-2でGiantsに勝利した。

Benjaminの目

この試合、6回2失点の投球を披露したルーキー・星のピッチングが素晴らしかった。また、打線も山田が2戦連発のソロホームランで先制すれば、藤井、西田の連打で3点を奪い、久しぶりに連続タイムリーで得点を奪った。

6回には2点を返されたが、それ以上の点を与えなかったのは大きい。あと1点取られていたら、どうなっていたか分からなくなっていた。秋吉も、先日は同点に追い付かれるなど調子が悪かったが、この日は何とか1アウト1、2塁から後続を断ち、ようやく2桁の10セーブ目を挙げた。

投手陣と打線が上手くかみ合い、競り合いをものにした試合だった。

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