【清水】 浦和相手にドローも9戦連続勝利無し

試合結果

J1 第12節 2017.05.20(土)
キックオフ:14:00
試合会場 :埼玉スタジアム2002

浦和
(23)
1 前半 0 清水
(14)
2 後半 3
3 合計 3

【得点】

浦 和:興梠(前半24分)、興梠(後半12分)、興梠(後半29分)
清 水:鄭大世(後半19分)、鄭大世(後半24分)、チアゴ・アウベス(後半26分)
※チーム名の下の括弧数字は試合終了後の勝点

戦評

前半からホーム・浦和のペースで試合が進む。清水は防戦一方といったところだ。前半15分、18日に誕生日を迎えた白崎がシュートを放つも、ゴール左へそれてしまう。

逆に浦和はそのまま押せ押せのペースで、前半24分、遠藤→興梠→武藤とつないで、武藤から左サイドフリーの関根へフィード。関根がドリブルで中央へ向かい、クロスを挙げるとこれが清水DFに当たり、ボールが浮いたところを興梠のバイシクルシュートが決まり、浦和がまず先制。

その後も前半は概ね浦和ペースで進み、清水は数少ないチャンスを活かすところまで行かない。このまま1-0で浦和リードのまま前半終了。

だが、後半に入ると清水も反撃を試みる。しかし、浦和はそれでも清水陣内でボールを動かし、後半12分、駒井が上げたクロスを興梠が合わせ2点目を挙げ、2-0となる。

アウェイの清水にとっては苦しい展開。このまま敗戦か・・・と思われたが、後半19分、チアゴ・アウベスから鄭大世にパスが渡り、そのままドリブルでペナルティエリアへ侵入。左足を振り抜くと強烈なシュートが決まり、2-1と清水が1点を返す。さらに後半24分、自陣からのロングフィードを受けたチアゴ・アウベスが、途中出場のミッチェル・デュークにパス。ミッチェル・デュークはこれを1タッチでシュートするが、右ポストにはじかれる。しかし、そのこぼれ球がGKに当たり、こぼれたボールを鄭大世が押し込んで2-2の同点に追い付く。

そして直後の後半26分、チアゴ・アウベスがペナルティエリア手前の右サイドから左足でシュートを放つと、これがゴールに吸い込まれ、ついに2-3と清水が逆転に成功する。

しかし、浦和も後半29分、駒井の縦パスを興梠がスルーし関根に渡る。関根が興梠にパスを出すと興梠は落ち着いてGKの動きを見てシュート!これが決まり3-3と再び同点になる。興梠はこれでハットトリックを達成した。

ノーガードの打ち合いの様相を呈していたが、その後は両軍共に決定的なチャンスを作ること無く、タイムアップ。3-3のドローとなった。

清水はこれで9試合連続勝利無しとなり、なかなか勝ち点が積み上がらない。両サイドのDFが簡単にクロスを上げさせてしまうので、失点する確率は高い。攻撃は鄭大世、チアゴ・アウベス、ミッチェル・デュークら得点力のある人材が揃っているので、もう少しディフェンスを固めたいところだ。

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