2018年ロシアW杯のアジア最終予選の試合が24日未明に行われた。
日本代表はUAE代表と対戦し、アウェイながら2-0の完封勝利を収めた。
前回、ホームでの試合ではまさかの逆転負けを喰らっていたので、
見事に雪辱を果たしたことになる。
これで、グループ首位のサウジアラビアと勝ち点で並び、
得失点差2点で2位となった。
この試合、まずは久保の先制弾。
右サイドの角度のないところからニアへたたき込む。
A代表初ゴールで、若きストライカー誕生の予感だ。
その後は、川島のファインセーブで失点を防ぐなど
ピンチを迎える場面もあったが、
総じてDFの要で今回、負傷のため欠場した長谷部の代わりに
キャプテンマークを付けた吉田麻也が絶妙なタイミングで相手のパスをカットしたほか、
長谷部の代わりに背番号17を付けた今野が早い段階で
UAEのキープレーヤー・オマルを封じ込める。
すると、相手のDFを翻弄し続けた原口、ポストプレーが光っていた大迫など、
攻撃陣が何度となく相手ゴールへと襲いかかり、
後半には久保のセンタリングから今野のシュートが決まり2点目。
大迫の負傷退場など、気になる点はあったが、
試合全体の運び方は、流石にW杯に連続出場しているだけあって
日本代表は非常に落ち着いていた。
いわゆる「中東の笛」もなく、非常に良い試合だったと思われる。
中東でのアウェイの闘いは残り4試合のうち2試合も残っているが、
今日のような戦い方をしていれば
守備も大崩れすることなく、安心して試合を見られるのではないか。
28日のタイ戦も期待したい。