F1も、いよいよ2017シーズンの開幕が近くなってきた。
各チームのテストも進み、今シーズンのF1 Championshipがどのように進むのか
そろそろ予想している人も多いのではないか。
Formula1.comでは、そんな今シーズンのF1の行方を予想している。
記事ではまず、昨シーズン圧倒的な強さを誇ったMercedesだが、
今シーズンはこれまでのテストの様子を見ていると、
他チームとそこまでの差は付かないのではないかと予想している。
Ferrariのマシンが良くなっているほか、Red BullやWilliamsのマシンも良さそうだ。
これらのチームを巻き込んだコンストラクターズ争いが予想されている。
また、技術的なルール(Technical Rules)の変更により、今年のマシンは昨年よりもフロントウィングの幅が
150mm拡がり、より多くのダウンフォースを得ることとなった。
マシンも幅が200mm広がってがやや重くなった。
また、タイヤ幅が前後ともに25%ほど広くなり、機械的なグリップが増した。
しかし、Pirelliタイヤそのものの耐久性は厳しいものとなりそうだ。
その他、競技規則(Sporting Regulation)においては、
スタート時のクラッチ制御に制限が加えられ、クラッチパドルのみで
制御することとなった。
これまではいくつかの状況に応じて最適な状態でクラッチが繋がるよう
マッピングを設定していましたが、これらが禁止となる。
クラッチパドルの可動域・設置位置に関しても規定されている。
つまり、スタートはドライバーの力量に大きく左右されるようになったということだ。
その他、各チームの状況についてもFomula1.comは述べている。
そちらはサイトにて直接読んでもらった方が良いだろう(英語)。
個人的には、これまでの過剰な電子制御競争が一段落し、
完全では無いものの、なるべくドライバーの力量でチャンピオンシップを争う方向に
シフトしてきたのは良いことだと思う。
流石に、以前にようにシフトもマニュアルにしろだとかは言わないが、
スタートからオーバーテイクまでが制御されてしまっては
ドライバーの仕事は最適なタイミングで最適な「ボタン」を押すこととなってしまうからだ。
2017年のF1が早くも楽しみである。