【Swallows】 石川対決で完敗・・・泥沼7連敗

6月7日(水) 対Hawks 2回戦(福岡・ヤフオクドーム)

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 TOTAL H E
Swallows 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 3 0
Hawks 0 0 3 0 0 0 0 1 0 4 9 0

勝:石川(Hawks)2勝1敗
負:石川(Swallows)4勝5敗
S:サファテ(Hawks)17S
本:柳田12号③(Hawks)、藤井1号①(Swallows)、柳田13号①(Hawks)

試合概要

先発はHawksが石川柊太、Swallowsが石川雅規と珍しい石川対決。

先日欠場したバレンティンは、この日指名打者で4番に入った。しかし、守備につかないバレンティンは全く打てないのだが、果たしてどうか。そして山田、坂口、雄平、バレンティン、グリーンの上位打線というスタメン。

しかし、この打線もこの日は機能しなかった。

初回はともにチャンスを作れず無得点。

2回表、Swallowsは2アウト2塁のチャンスに中村がショートゴロに倒れ無得点。

2回裏、Hawksは1アウトから中村晃がヒットで出塁。石川雅規のボークの間に2塁へ。しかし、松田、上林を打ち取り無失点で切り抜ける。

3回表、2アウトから坂口がヒットで出塁、雄平が四球を選び2アウト1、2塁のチャンスを迎え、バッターはバレンティン。しかし、空振り三振に倒れまたも先制のチャンスを逃す。

すると3回裏、1アウトから甲斐、川崎の連続ヒットで1アウト1、2塁。今宮をセンターフライに打ち取り、2アウトとするが、続く柳田は、石川雅規が投じた変化球を、ライトスタンド上段まで運ばれる完璧な当たりの3ランホームラン。これでHawksが3点を先制する。

4回表はSwallowsが三者連続三振に倒れる。

5回表、1アウトから藤井がプロ初のソロホームランを放ち、1点を返す。しかし、その後の山田、坂口が連続空振り三振となり、これでHawks・石川柊太から10個目の三振を奪われた。

6回表も、バレンティン、グリーンがそれぞれ空振り三振、見逃し三振で、6回までに12三振と、全く打線に元気が無い。

7回表に石川柊太から森にスイッチするが、三者凡退に倒れる。

7回裏、石川雅規に代わり石山がマウンドへ。2アウト後、甲斐に代打・江川が送られると、ショートへの内野安打を打たれる。川崎もライトへのヒットで続き、2アウト1、3塁のピンチを招くが、今宮をショートフライに打ち取り、なんとか無失点で抑える。

8回表、ピッチャーは森から岩嵜へ。2アウトから坂口がヒットで出塁するも、雄平がファーストゴロに倒れる。

8回裏、石山に代わって成瀬がマウンドへ。しかし、先頭の柳田に変化球を左中間スタンド最前列に運ばれ、4点目を取られる。またしても、『飛翔・成瀬』の本領を発揮してしまった。その後の3人を簡単に片付けているだけに、もったいない被弾であった。

9回表、抑えの切り札・サファテがマウンドへ。バレンティン、グリーン、大引がそれぞれ空振り三振、セカンドゴロ、ショートゴロに倒れゲームセット。4-1でHawksが勝ち、Swallowsは泥沼の7連敗。未だ交流戦勝ち星は無く、ここ15試合で1勝13敗1分と完全に勝利を忘れているようだ。

Benjaminの目

石川雅規は、柳田への失投が悔やまれる。しかし、それ以外は石川らしく抑えており、また6回3失点はQSといえるので、エースとしては物足りないが最低限の仕事はしている。成瀬はやはり成瀬だった。どちらも柳田に打たれたのは浮いた変化球。今のSwallowsに直球で押せるピッチャーがあまりいないので、ストレートも変化球も球速の差が小さく、簡単に対応されてしまうので、コントロールミスは絶対に避けなければならない。

が、そのような『完璧なピッチング』を披露しなければ勝てないような今のSwallows打線は、重症というか、瀕死の状態である。この日はバレンティンは出場したものの、やはり指名打者では打てず、4打数無安打3三振。ヒットは坂口の2本と藤井の一発による3本に抑えられ、Hawks・石川柊太の12奪三振をはじめ、計15三振では点を取るどころの話ではない。

投手の育成もそうだが、野手の選手層の薄さも問題ではある。川端、畠山に代わる打者が出て来ない。そして、バレンティンはどうやら登録抹消のようだ。ひょっとしたら交流戦は全敗かも知れない。(Giantsファンの皆さまも同様に思っているかもしれないが)

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