【Swallows】 鵜久森のサヨナラ満塁ホームラン!

4月2日(日) 対Bay Stars 3回戦(神宮球場)

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 TOTAL H E
Bay Stars 1 0 2 0 1 0 0 0 0 0 4 6 2
Swallows 2 0 2 0 0 0 0 0 0 4X 8 11 0

勝:秋吉(Swallows)1勝
負:田中健(Bay Stars)1敗
本:山田1号②(Swallows)、鵜久森1号④(Swallows)

延長戦にもつれ込んだ試合は、鵜久森のサヨナラ満塁ホームランで幕を閉じた。

先発はSwallowsが新外国人のオーレンドルフ、Bay Starsがドラフト1位ルーキーの濱口。

初回、オーレンドルフは先頭の桑原にヒットを浴び、その後盗塁を許す。1アウト後、3番・ロペスにタイムリーツーベースを打たれ、先制点を与える。しかし、筒香、シリアコを抑えて1失点に留める。その裏、Swallowsは先頭の大引がヒットで出塁。2番・坂口はショート・倉本のエラーで出塁しノーアウト1、2塁。山田は凡退したが、4番・バレンティンがセンターへ同点のタイムリーヒット!続く雄平のショートゴロの間にさらに1点をあげ逆転に成功する。

2回は両チームとも3人で攻撃終了し、迎えた3回表のBay Starsの攻撃。1アウト後、桑原に四球を与える。梶谷をレフトフライに抑えたものの、ロペスにヒットを打たれ2アウト1、3塁。4番・筒香にも四球を与え2アウト満塁。5番・シリアコでキャッチャー・中村がボールを逸らした間に同点にされる。さらにオーレンドルフの冒頭で逆転を許す。結局シリアコを四球で歩かせた後、さらに冒頭で2アウト2、3塁と再びピンチを迎えるも、昨年までSwallowsの一員だった田中浩康を打ち取り、2失点で2-3。

3回裏、Swallowsは1番・大引からの好打順。その大引は四球で出塁。1アウト後、3番・山田。3ボール1ストライクからの5球目をセンターへ2ランホームラン!4-3と再び逆転に成功した。

4回は両チームとも3人ずつで攻撃終了。

5回表、Bay Starsは1アウト後、2番・梶谷がヒットで出塁、さらに盗塁で1アウト2塁。ここで初回にタイムリーを打った3番・ロペスに再びレフトへタイムリーツーベースを打たれ同点に追いつかれる。

6回は両チームとも3人ずつで攻撃終了。なお、6回裏からBay Starsは2番手・砂田をマウンドに送った。

7回表、Swallowsはオーレンドルフに変わり2番手・ルーキをマウンドへ。しかし、砂田の代打・関根を四球で歩かせ、続く桑原には死球を与えノーアウト1、2塁。梶谷、ロペスを打ち取り2アウト後、筒香を敬遠で歩かせ2アウト満塁のピンチとなるも、シリアコの代打・佐野を152km/hのストレートでピッチャーフライに打ち取り、ピンチを脱した。

7回裏、Bay Starsは砂田から新外国人・パットンにスイッチ。また、代打・佐野に変わりサードには白崎が入った。2アウト後、大引が四球で塁に出るも、坂口が凡退し無得点。

8回表、Swallowsはルーキから石山にスイッチ。3人で見事に抑える。その裏、Swallowsは2アウト後、雄平が四球、畠山がライトへツーベースを放ち、2アウト2、3塁と絶好のチャンスを迎えるも、つづく中村悠平が空振り三振で無得点。

9回表は石山がそのままマウンドへ。バッターはパットンの代打・宮崎。しかし、四球を与えてしまう。続く桑原、梶谷を連続三振に斬ってとり、2アウトとするが、ロペスにこの日4本目のヒットを打たれ2アウト1、2塁。2塁ランナー宮崎の代走には高城。ここで筒香を再び敬遠で歩かせ、2アウト満塁のピンチを迎えるも、途中から5番に入った白崎を空振り三振で仕留め、9回裏の攻撃を待つ。

9回裏、Bay Starsはパットンから三上にスイッチ。先頭の西浦が倒れたあと、石山の代打に今年からSwallowsの一員となった元Marinesの大松尚逸。ここでレフト前にヒットを放つ。大松は見事に期待に応え、代走に三輪を送る。大引がショートへの内野安打、さらに倉本の悪送球が重なり、1アウト2、3塁で絶好のサヨナラのチャンス。さらに2番・坂口を敬遠で歩かせ1アウト満塁で3番・山田。しかし、その山田は空振り三振に倒れ、4番・バレンティンもショートゴロに終わり、サヨナラのチャンスを潰した。

延長に入り10回表、ピッチャーは石山から秋吉へ、代走の三輪がそのままレフトに入った。4番に投手・秋吉、9番にレフト・三輪。秋吉は田中浩、倉本、戸柱をそれぞれショートゴロ、ファーストゴロ、セカンドゴロに打ち取り、3人でピシャリと抑える。

10回裏、Bay Starsは三上から田中健二朗に投手をスイッチ。1アウト後、6番・畠山が四球で出塁。代走に荒木を送る。続く中村が死球、西浦が死球と、ノーヒットで1アウト満塁とまたしてもサヨナラのチャンス!三輪には代打の切り札・鵜久森。そしてBay Starsは投手を田中健から須田にスイッチ。しかし、鵜久森がレフトへのサヨナラ満塁ホームランを放つ!!2度目のサヨナラのチャンスを見事にものにしたSwallowsがこの3連戦を2勝1敗と勝ち越した。

Swallows先発のオーレンドルフは、やや球が荒れ、チャンスでロペスにことごとくタイムリーを打たれるなどしたが、その他はしっかり抑えていたので、慣れてくればローテーションの一角に入るのではないか。また、秋吉は侍ジャパンに選ばれただけあって、危なげないピッチングでその裏のサヨナラのチャンスにつなげた。打線は、大引が3安打で2四球で5打席すべてで出塁し、リードオフマンとしてチャンスを作った。また、畠山が2安打。前日のホームランで肩の力が抜けたか。ケガにさえ注意してくれれば、それなりにやってくれるはず。また、大松が加わり、代打の層が厚くなった。今日のような、終盤に1点を争うような試合では貴重な存在だろう。そして、代打の切り札・鵜久森が今日は見事な満塁ホームラン。今年はこの2人に注目したい。

今日のMVP:鵜久森(Swallows)

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