昨夜、埼玉スタジアムで行われた2018ロシアW杯アジア最終予選
日本vsタイは、4-0で日本が見事勝利した。
8分に、右サイドから久保のセンタリングを落ち着いて香川がゴール。
19分にも、同じく右サイド久保のセンタリングにニアで岡崎が合わせて、代表通算50ゴール。
後半に入って57分には2アシストしていた久保が自らゴールを決め3点目。
さらに、83分には清武のコーナーキックにタイミングバッチリで吉田が頭で合わせて4点目。
しかし、直後の85分にペナルティエリア内で長友が相手選手を倒しPKを取られる。
ところが、これを守護神・川島がファインセーブ!
このまま無失点で勝利した。
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2017.3.28 日本代表が4ゴールでタイに快勝!W杯出場へ前進https://t.co/xAoVcpywNC#日本代表 は #ロシアW杯アジア最終予選 B組第7戦で #タイ代表 に4-0で快勝しました。#サッカーキング pic.twitter.com/eEFtwDPIIQ— サッカーキング (@SoccerKingJP) 2017年3月28日
ただし、必ずしも褒められた試合ではなかった。
特に、代表で初めてボランチを担った酒井高徳は、守備の意識が強かったのか下がり気味で
前線とのスペースが空くことが多かった。
そのスペースを突いたタイに攻め込まれることもあった。
ただ、高徳の運動量でその多くはカバーできていたので、慣れれば問題ないだろう。
一番の問題は、パスを簡単に取られすぎたこと。
特に、中盤からディフェンスのあたりでボールを廻しながら、
タイの選手に詰められパスの出し所がなくなったところをインターセプトされ、
ピンチを招く場面が非常に多かった。
タイは中央付近の運動量が多く、また動きも機敏であった為、
前線のサイドへのロングフィードをもう少し多用しても良かったのではないか。
そうすれば、久保だけでなく原口の動きももっと活きたものになっただろう。
これから残り3戦を戦っていくうち、2試合は中東勢、
そして1試合はこれまでW杯予選・本選での勝利がないオーストラリアと続く。
(通算成績は日本の5分3敗)
細かいプレーでのミスが大きなピンチを招くことが、
この試合で非常に良くわかったと思うので、
・パスは早めに回す
・むやみに持たない
・前線へのロングフィードも
といったあたりに注目して次戦を迎えたいと思う。